【成長日記8カ月】つかまり立ちを始め、行動範囲がさらに広がりました<山之内周音ちゃん第10回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
8カ月になった山之内周音(あまね)ちゃんは、ついにつかまり立ちを開始。ずりばいの移動はさらに自由自在になり、ずりばいで段差を上ったり、斜面も移動したりと、冒険の範囲が“床面のみの2Dの世界から3Dの立体の世界”に広がりました。
山之内周音ちゃん&友梨奈さん&翔さん
ママは不動産会社勤務で現在育休中。パパは建設会社勤務。5才からバイオリンを習っていたパパにあこがれて、結婚後ママも練習をスタート。いつか家族で音楽演奏するのが夢。
練習が実った? つかまり立ちを始めました
パパの夏休み中に父娘でつかまり立ちの練習をしていたのですが、そのときは自らつかまり立ちをすることはなく…。パパのお休みが終わったあと、ベビーベッドの柵につかまって立っているのを発見! 立っている姿を見るとぐっと赤ちゃんから子どもに近づいた気がして、成長がうれしい半面ちょっとした寂しさも。
行動範囲が広がり、いろいろなものに興味を持って手をのばすだけでなく、しっかり手が届くようになってきました。危険がないように注意しながらも、なんでも「ダメ!」とはせず、危なくないものは心ゆくまでさわらせてあげたいなと思っています。
頭ごっつん予防のクッションを背負う姿にキュン!
つかまり立ちをするようになったので、万が一転倒したときに頭を強くぶつけないように、リュック型のけが予防クッションをつけるように嫌がらずにつけてくれてひと安心。後ろから見ると羽根がついたデザインで、背負った姿が妖精のように見えてかわいいです。
季節の変化に備えて、服を準備
私の叔母が周音に秋服をプレゼントしてくれました。お気に入りはクマさんがプリントされたセーター。初めての秋も楽しく過ごせそうです。
しかけ絵本に興味津々です
絵本好きな周音にと、私の妹がしかけ絵本をプレゼントしてくれました。ページを開いて動物が飛び出してくれると、手を伸ばしてタッチするなど動きを楽しんでいます。早速気に入ったようで毎日読んでいます!
腕や脚がぐんぐん伸びています
山之内周音ちゃんの発育曲線
山之内周音ちゃん8カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]何にでも興味を持ち始める時期です
2本脚で歩くことと言葉を話すことは、人間がほかの動物と大きく異なる点ですね。生まれたばかりの赤ちゃんはまだどちらもできませんが、成長とともに立っちやあんよを始め、言葉が出てきます。だんだんと「赤ちゃん」から「子ども」になっていくことを、ママ・パパも感じるのではないでしょうか。
また、何にでも興味を持ち始めるのもこの時期の特徴です。ママのように「危ないから」とすべて遠ざけてしまうのではなく、けがや誤飲の危険がないものであれば、興味のおもむくままに日用品に触れさせてあげるといいでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“お出かけ・お散歩・外遊びの気がかり”について教えて!
【Q】赤ちゃんとの旅行、行き先や宿泊先はどう選ぶ?
今度、家族で旅行に出かける予定です。いろいろ気をつけることはあると思うのですが、中でも行き先やホテルをどう選べばいいか迷っています。注意することがあれば教えてください。
【A】できるだけいつも通りの生活リズムで過ごせる行き先・宿泊先を選んで
赤ちゃん連れの旅行は、赤ちゃんの生活リズムに沿って計画を立てることが大切です。授乳や離乳食、お昼寝、おむつ替えのタイミングを考えて、無理のないスケジュールを組みたいところ。行き先や宿泊先も、それに応じて、どこを選ぶか考えるといいでしょう。
また、変化に敏感な赤ちゃんは宿泊先で具合が悪くなることも考えられます。宿泊先周辺の医療事情、とくに夜間や休日の医療体制も確認を。受診に備えて健康保険証や母子健康手帳、お薬手帳などの必要書類は忘れずに持っていきましょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/古川はる香、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年10月現在のものです。