【成長日記10カ月】つかまり立ちができました!<髙田琉衣ちゃん第12回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
ママやパパがスマホを使い始めると、猛スピードで「ちょうだい!」と言うかのようにやってくる髙田琉衣(るい)ちゃん。
最近、おもちゃのマイスマホを買ってもらってご満悦なんだとか。いろいろな物に興味を示すようになってきた10カ月の様子を紹介します。
髙田琉衣ちゃん&早希さん&将平さん
ママは化粧品のPR会社勤務で育休中。パパは外資系コンサルタント会社勤務。子連れに優しいスポットをリサーチしてレストランや旅行をするのが今はママ・パパのいちばんの楽しみに。
つかまり立ちで約30秒姿勢をキープ!
つかまり立ちができるようになりました。今は30秒ほど姿勢をキープ! 娘も視界が高くなりうれしいのかひまさえあればつかまり立ちをして、日々記録を伸ばしています。これまでは自分の力で動けず、パパや私に体を委ねていた娘でしたが、最近では自分で立って動き出そうとします。パパはそんな姿を見て、ちょっぴり寂しく複雑な気分だとか。
おしゃべりも得意になってきました。「パパ」「ママ」と言った!?という場面がちらほら。たまたまかもしれませんが、親としてはとてもうれしいです。
部屋中におしりふきが散乱~
いつのまにかおしりふきのふたを開けられるようになっていて、中身を次々と引き出していました! いたずらされそうな物は手の届かない場所に避難です。
仕上げ磨きは嫌がらずにシャカシャカ
仕上げ磨きは嫌がらずにさせてくれるので助かります。現在、歯は6本で、仕上げ磨きは夜に1回だけ。毎食後に仕上げ磨きをしたほうがいいか、迷っているところです。
ミルクが終わると「もっと~!」と、大号泣
とても食欲が旺盛で、離乳食やミルクがなくなると「もっと~!」と言わんばかりに大号泣です。
運動量が増え、体重増加が緩やかに
髙田琉衣ちゃんの発育曲線
髙田琉衣ちゃん10カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]「パ」「マ」「ダ」など発音の種類が増えてきます
「支えられればなんとか立てる」という状態と、「自分の意思で、何かにつかまって自力で立ち上がる」というのは赤ちゃんにとっても大違い。つかまり立ちができるようになって、琉衣ちゃんもさぞかしうれしかったことでしょう。
この時期は、「パ」や「マ」といった発音だけではなく、「タ」や「ダ」などの発音も出てさかんにおしゃべりするようになります。偶然でも「ママ」や「パパ」と聞こえたら、うれしいですね!
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“お出かけ・お散歩・外遊びの気がかり”について教えて!
【Q】 児童館で場所見知り。慣れさせるために、積極的に出かけたほうがいい?
場所見知りや人見知りをする娘。将来的には保育園の入園を考えているので、お友だちがたくさんいる場所に慣れてもらいたいという気持ちがありますが、児童館などに積極的に出かけたほうがいいでしょうか? でも、児童館に連れて行っても、緊張するのかあまり楽しそうに遊んでくれません。定期的に出かけて慣れさせるか、今はまだリラックスできる家で遊ばせるのがいいか迷っています。
【A】楽しそうでなければ、無理に連れて行かなくても
赤ちゃんが楽しそうでなければ、無理に児童館などの不慣れな場所に連れて行かなくてもいいでしょう。今はおうちでリラックスして、親と過ごしていればOK。月齢が上がれば知らない場所に興味津々な態度を見せたり、お友だちに興味持って積極的にかかわろうとしたりするものです。今は慣れさせようと無理強いせず、赤ちゃんが興味を持つ時期まで待ちましょう。
将来的には保育園入園を考えているとのことですが、たとえ児童館に慣れたとしても、入園時にはほぼ全員が泣き、保育園に慣れるまでそれが毎朝続くものです。また、保育園に慣れても、別のクラスの先生には人見知りして泣くことも。保育園の生活は入園してから考えれば大丈夫です。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/井上裕紀子、岩崎緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年10月現在のものです。