【成長日記11カ月】ある日突然、ずりばいからおなかを上げてはいはいに!<杉原紬木ちゃん第14回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
11カ月になって、はいはいをするようになった紬木(つむぎ)ちゃん。9カ月からずりばいはしていたものの、なかなかおなかを上げたはいはいを始めるそぶりが見られなかったので、「はいはいはしないタイプなのかな?」と思っていたママとパパはびっくり&大喜びしたそう。
杉原紬木ちゃん&結花さん&誠也さん
きれい好きでミニマリストのママとパパ。おもちゃをサブスクにするなど、部屋に物が増えすぎないよう工夫しながら、初めての育児に日々奮闘中です。
伝い歩きを始めて、行動範囲がさらに拡大中!
はいはいをし始め、さらに伝い歩きができるようになりました。わが家はローテーブルで食事をしているので、大人が食事をするときは、おもちゃで娘の気をひき、その間にささっと食べるようにしています(笑)。
一方、離乳食は順調に進んでいるので、少しずつ断乳に向けて授乳回数を減らすことにチャレンジしています。今後、保育園に預けることを想定して、ひとまず日中の授乳を減らすことが目標。娘に無理をさせない範囲で進めて、ゆくゆくは、起床後と就寝前の1日2回の授乳にできたらいいなと思っています。
ウエットティッシュをポイポイ!
ウエットティッシュを次から次へと引っ張り出します。いたずらを見つけた私が思わず「あーっ!」と叫ぶと、上目使いでバツが悪そうな顔をして、「ほれ!」とでもいうように、取り出したティッシュを渡してきます(笑)
「どうぞ」ができるようになりました
おもちゃなどを「どうぞ」と手渡すことができるようになりました。私もパパもやりとりが楽しくて、娘に毎日何度も「ちょうだい?」と言ってしまいます。
転倒時のけがを防ぐために、ヘッドガードを買いました
つかまり立ちや伝い歩きすることが増えたので、帽子タイプのヘッドガードを購入。嫌がることも多いので、料理をしているときなど、私が近くにいられないときだけ、補助的に使用しています。
体重の増加がゆるやかに
杉原紬木ちゃんの発育曲線
杉原紬木ちゃん11カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]断乳計画は無理のないよう進めるといいでしょう
赤ちゃんが動き回るようになると、大人の食事をとることすら思うようにいかなくなりますね。日々の食事は「立ち食いです」「急いで食べています」というママ・パパも多いです。ゆっくり楽しみながら食事ができるようになるのはもう少し先ですが、この大変な状況が永遠に続くわけではないので、工夫して乗りきりましょう。
食事でしっかり栄養がとれていれば、断乳に向けて授乳回数を減らしても問題ないでしょう。断乳計画は、ママが考えているとおり、無理のないよう進めるのがおすすめです。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“お出かけ・お散歩・外遊びの気がかり”について教えて!
【Q】チャイルドシートをとてつもなく嫌がります
車のチャイルドシートに座らせると大泣きして大変です。何とか座らせてもしばらくグズグズしています。嫌がらずに座らせるコツ、車中で子どもをあやす方法があれば知りたいです。
【A】おもちゃや絵本、音楽などであやしましょう
運転中は、こちらが十分に気をつけていても、追突などの予期せぬ事故が起きる場合があります。そのため、赤ちゃんは必ずチャイルドシートに座らせ、たとえ大泣きしても、運転手は運転に集中を。
また残念ながら、「どんな赤ちゃんにも効果がある、嫌がらずに座らせるコツ」はありません。運転手以外の大人が後部座席に一緒に座っているなら、とっておきのおもちゃであやしたり、お気に入りの絵本を読んであげたりしてみては? なお、運転手と赤ちゃんの2人で車に乗る場合は、好きな音楽をかけてあげたり、チャイルドシートに取りつけられるおもちゃを用意したり、窓に日よけがある場合は少し開けて外が見えるようにしておいたりするといいかもしれません。長時間移動の場合は、車に乗っている時間がお昼寝と重なるように計画するのもいいでしょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年10月現在のものです。