予防接種で大暴れ!予防接種を乗り切ったママたちの経験談
●2月14日は「予防接種記念日」
寛政2年2月14日、秋月藩(現:福岡県あたり)の藩医・緒方春朔が、天野甚左衛門の子ども2人に対して、天然痘の予防接種である人痘種痘療法を初めて成功させたことから、日本初の予防接種に成功した2月14日(旧暦)が「予防接種記念日」として制定されました。
抵抗する子を納得させるには?
子どもの健康を守るためにも、予防接はママたちの責務でもありますが、受ける期間が決まっていることもあり、そのスケジューリングは結構大変です。
でも、それ以上に大変なのが、注射を怖がり大抵抗する子どものハンドリング。
「娘は小児科へ行くと毎回『注射しないよね?』と不安がるほど大の注射嫌い。担いで車に乗せると号泣、そのまま病院到着するもイヤイヤが酷く終わるまでに私もグッタリ…」
どうしたら嫌がる子どもを納得させたらいいでしょう?
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママのお知恵を拝借。
「『注射を泣かずにできたらご褒美ね』と、お菓子をあげていました。注射を打つ時も『ご褒美、何がいいんだっけ? どれにしようか?』と、注射に気が向かないように間髪入れずにずっと話しかけてました」
「注射を打ったら、動物園に行こうなど交換条件でうまくいきました」
ご褒美や交換条件は、成功しているママが多いようです。特に、目の前にご褒美を見せると、より効果的。
「病院にもよりますが、親子一緒に受けました。目の前でママが打ってもらい、少し痛いけれど平気だよってところを見せて、子どもも安心したみたい」
逆に、ママが一緒に診察室に入ると甘えてしまうケースもあるので、「ママは一緒に入れないから、一人で頑張れる?」「お兄ちゃんだから大丈夫よね?」と、納得させてあげられるといいかもしれませんね。
「うちの子も注射に行くとなると大暴れ。暴れるので自転車は危険で、いつも車で行きました。あとは、泣き叫んでも看護師さんと2人がかりで押えて打ちました」
ただ、5~6歳にもなると、暴れる力も強くなるので押さえつけるのも難しくなってきます。
「幼稚園くらいの年になると、前日に注射することを伝え、なぜ必要かも伝えています。子どもと人体についてよく話したり、病院ごっこもよくします。そういったことをしているうちに病院や注射は嫌がらなくなりました」
3~4歳くらいになると理解力も深まるので、痛いものだけど必要なことだと教えることでうまくいくケースも多いようです。
暴れる子をなだめるのは大変なことですが、説得を続けてうまく予防接種が受けられるようになるといいですね。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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