【成長日記1才0カ月】立っちに成功!興味もできることも広がっていきます<山之内周音ちゃん最終回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
1才のお誕生日を迎えた山之内周音(あまね)ちゃんは、立っちをマスターしました。ママとパパから「立っちできたね!」「すごいね!」とほめられると、自分でもパチパチ拍手! そのかわいい様子にママ・パパも思わず笑顔がこぼれます。
山之内周音ちゃん&友梨奈さん&翔さん
ママは不動産会社勤務。育休から復職し、周音ちゃんは保育園に入園。パパは建設会社勤務。5才からバイオリンを習っていたパパにあこがれて、結婚後ママも練習をスタート。いつか家族で音楽演奏するのが夢。
1才の誕生日、プレゼントは木製のピアノに
お誕生日を迎えて1才に。当日は食パンとヨーグルトといちごで手作りしたケーキを見事完食。プレゼントは木製の子ども用ピアノにしました。指さしができるようになったので「1才だね!」と人さし指を立ててお話しています。
30秒くらいなら立っちができるようになりました。保育園でもお散歩のときにつかまり立ちをよくしているようなので、ピンク色のかわいいファーストシューズを購入し、靴デビューをしました。暖かくなったら家族でいろいろな場所にお散歩に出かけるのが楽しみです。
「どうぞ」の繰り返しが止まりません!
おもちゃで一緒に遊ぶと「どうぞ」と渡してくれるようになりました。「ありがとう」と受け取ると、自分にも渡してほしくて手をのばしてきます。パパと遊んだときは、パパのお口におもちゃを「どうぞ」しようとしたことも(笑)。一緒に味わいたかったのかな?
照明をつけるのは「私の仕事!」
指先が器用になって、人さし指でボタンを押せるようになりました。暗い部屋で電灯のスイッチを入れるストーリーの絵本『くらいくらい』がお気に入りで、絵本の中のお気に入りのフレーズを私が口に出しながら、照明のスイッチに周音の手を持っていくと、カチッと押してくれます。
大人が使うもので遊ぶのが楽しいの!
私やパパが料理をしているのが気になるようで、よくキッチンにやってきます。そのため、手が届く位置の収納スペースには危ないものは入れず、周音が触ってOKのキッチン用品だけに。お気に入りは小さいボウルで、自分で取り出して顔を隠したり、帽子のようにかぶったりして遊びます。キッチン用品以外だと、リモコンやスマホにも興味津々です。
身長も体重も順調に増えています
山之内周音ちゃんの発育曲線
山之内周音ちゃん1才0カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]立っちが30秒できていれば、あんよも間もなくでしょう
1才のお誕生日、ママとパパにとっても感慨深かったでしょう。1才でも食べられる食材を使った手作りケーキもすてきですね。
今、30秒立っちができているようなら、一歩が出るのも間もなくだと思います。暖かくなるころにはある程度の距離を歩けるようになり、家族でお散歩が楽しめるのではないでしょうか。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“お世話・生活習慣いつからいつまで?”について教えて!
【Q】まだミルクが大好き。離乳食は食べているけれどいつまで続けていい?
1才を過ぎ、離乳食をたくさん食べていますが、まだまだミルクも大好き。食事のときにミルクを飲んでいます。おっぱいは誕生日の前に卒業したのですが、ミルクはいつごろ、どのように卒業するものなのでしょうか?
【A】食事が十分に取れていれば「いつまでにやめる」という決まりはありません
哺乳びんは1才6カ月ごろまでに卒業するのが望ましいですが、ミルクを飲むこと自体はおっぱいと同様に「いつまでにやめないといけない」という決まりはありません。
一般的には1才6カ月~2才ごろがミルク卒業の目安ですが、目安の時期よりも赤ちゃんの様子やママ・パパの考え方を大切にして構いません。ただし、「食事の量が少ない」「離乳食よりもミルクの栄養に頼ってしまう」「哺乳びんがやめられない」などがあれば、積極的にミルクの卒業を検討して。
1日3回の離乳食をしっかり食べて、ミルク以外から水分を取れるようになったら卒業の準備はできています。ミルクを卒業したいときは、マグやコップで麦茶や湯冷ましを飲むことに慣れさせ、置き換えられるところから置き換えてミルクの回数を減らし、少しずつ進めるといいでしょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
撮影/矢部ひとみ まとめ/古川はる香、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2024年2月現在のものです。