モデル・蜂谷晏海。19歳差を感じない芸人の夫・井戸田潤との間に第2子がまもなく誕生。ベビバーグがお兄ちゃんに!
お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さんの妻で、モデルの蜂谷晏海さん。もうすぐ2児のママになります。19歳差の夫との出会いから、義理の娘さんとの関係、そして“ベビバーグ”という愛称の長男の出産・育児までのことを聞きました。全2回インタビューの前編です。
三重県から上京後、ウォーキングレッスンと並行して標準語もレッスン?
――三重県出身でお兄さんと2人きょうだいとのことですが、どんな子どもでしたか?
蜂谷さん(以下敬称略) 小さいころは人見知りで、あまり人前に出るようなタイプではありませんでした。兄と一緒に遊ぶというよりも、ひとり遊びに集中しているような子どもだったみたいです。兄がちょっかいを出すと自分のペースを乱されるので、よく怒っていたと母から聞いています。
――両親とは子どものころの話をしますか?
蜂谷 長男の動画を送ったときに私の子どものころの話をしてくれることもあります。小さいころはおとなしい子でしたが、中学生くらいから人前に出ることに抵抗がなくなり、体育委員長をやったり、体育祭でダンスを踊ったりしていました。合唱コンクールや体育祭などのイベントもいちばん前に出るタイプでした。
――そのころからモデルという仕事にあこがれがあったのでしょうか?
蜂谷 当時、オーディションの情報が掲載されている雑誌がありました。そこに載っていたモデル事務所に履歴書を送ったところ、合格。そこから東京の高校に入学しましたが、上京したころはとにかく街に人が多くてびっくりしました。
――三重県出身であれば関西弁に近い方言があると思います。
蜂谷 入ったモデル事務所で標準語とイントネーションが違うと指摘されました。そこでアナウンサーが使用するような標準語の正しい音程が学べる分厚い本を渡され、特訓を。マネージャーさんにその日あったことを標準語で話すテストみたいな時間があり、何度も語尾の発音を直されました。モデル仲間はウォーキングのレッスンをしているのに、私だけその分厚い本を必死に声を出して読んでいました(笑)
夫、井戸田潤と19歳の年の差を感じることは?
――井戸田さんとの出会いと、最初の印象を聞かせてください。
蜂谷 2013年にある食事会で知り合いました。初めて会ったときから明るくて好印象でした。私と一緒にその場の雰囲気を盛り上げてくれて心強い存在でした。
――井戸田さんとの年の差は19歳かと思いますが、最初から年齢のことは気になりませんでしたか?
蜂谷 次に会ったときに一緒に湘南方面にドライブに行き、パンケーキを食べました。とにかく楽しかったので年の差は感じませんでした。そのときはまだ恋愛対象という感じではなく、芸能界の先輩という感じで少し緊張もしました。
――お付き合いして9年目での結婚。井戸田さんと家族になりましたが、今も年の差は感じませんか?
蜂谷 なぜか最近になって年の差を感じるようになりました。夫はもうすぐ53歳になりますが、昔観ていたテレビ番組や学生時代に聴いていた曲が違いすぎるので、そこでジェネレーションギャップを感じることがあります。たとえば先日、2人でテレビを観ていたとき夫が「“夜ヒット”ってなつかしいね」と言ったんですが、わからないと答えると、「ええ!知らないの?」と驚かれました。
――「昭和VS平成」のような会話が家庭で繰り広げられているわけですね。
蜂谷 年の差はありますが、その時代の話をしながらいつも笑いが絶えません。それぞれの青春時代の話を「そうなんだ!」と言いながら楽しい時間を過ごしています。あとはSNSに対する意識が違うので「背景をボカしたほうがいいよ」とか「今はアップしないほうがよくない?」などのアドバイスはしています。夫も私の意見をすんなり聞いてくれるので、家庭では私がSNSまわりの先生です。
義理の娘とは女子トークをする仲に
――義理の娘さん(井戸田さんの前妻との間の娘)と蜂谷さんはいい関係だと聞いています。
蜂谷 最初の出会いはたしか小学4年生か、5年生だったと思います。そのころから定期的に会っていました。時間をかけて少しずつ打ちとけ、仲よくなっていったような気がします。今では夫がいないときでも遊びに来てくれるようになりました。女子トークができてとてもうれしいです。
――ベビバーグくんが誕生したときはどんな反応でしたか?
蜂谷 とにかくかわいがってくれます。誕生したときもすぐに会いに来てくれました。たまたま学校が休みだったということもありますが、真っ先に会いに来てくれてうれしかったです。
――2人目の弟が誕生するので楽しみでしょうね。
蜂谷 今は留学中なので会えませんが、誕生したらすぐに連絡しようと思います。「学校はどう?困ったことない?」と夫とのグループラインで連絡を取り合うこともあります。これからもゆっくりコニュニケーションを取っていきたいですね。
長男は予定日より3週間も早い出産でびっくり!
――2024年の7月にベビバーグくんが誕生しましたが、妊娠トラブルはありましたか?
蜂谷 つわりに関してはあまりつらいほうではありませんでした。食欲がなくなったり、戻してしまったりのような不調はなく、比較的トラブルはなかったほうだと思います。でも、妊娠後期は骨盤が広がっていく感覚があり、腰がかなり痛かったです。
――出産はどうでしたか?
蜂谷 計画無痛分娩の予定だったので、入院して麻酔を打ってという段取りでしたが、予定日の3週間前の深夜に陣痛がきました。その3日前から前駆陣痛があり、グーっと腰を押されるような感覚がありました。「この痛みがあと3週間も続くのか…」と思っていたところ、かなり強い痛みがきたので夜中に病院に行きました。すると、「すでに子宮口が4センチ開いています」と言われてびっくり。そこから麻酔や少量の促進剤を打ってもらい2、3時間後に分娩室に入りました。分娩室に入ってからは30分くらいで誕生したので、割とスムーズな出産だったと思います。
――誕生したときのベビバーグくんはどれくらいの大きさでしたか? また現在、心配なことはありますか?
蜂谷 2546グラムでした。3週間早く生まれましたが、元気な赤ちゃんでした。今は、1歳4カ月になりましたが食が細いのが悩みです。赤ちゃんのときからミルクを飲む量も少なかったので、母子健康手帳の発育曲線のグラフは下のほうです。全体的にスリムな赤ちゃんだと思います。あと、おなかが弱くて下痢もしやすいので心配しています。
――これからの時期は感染症も心配ですね。
蜂谷 2025年の年始に夫と長男が一緒にインフルエンザになって大変でした。普段から長男は熱を出しやすいのでとくに注意したいです。今は保育園に通っているので、帰ってきたら手洗いを徹底して、健康に気をつけています。
――保育園での生活は慣れましたか?
蜂谷 最初は私のほうが心配でした。でも最近だいぶ慣れて朝から夕方まで保育園で過ごしています。家庭で教えてないようなこともたくさん学んでいるみたいです。歌を歌ったり、指先を動かす遊びをしたり、今は保育園に預けることにしてよかったなと思っています。
お話・写真提供/蜂谷晏海さん 取材・文/安田ナナ、たまひよONLINE編集部
モデルとして活躍する中、井戸田さんと出会い、19歳差を乗り越え結婚した蜂谷さん。現在年子の第2子を妊娠中です。後編ではもうすぐ2人のママになる蜂谷さんに、現在の体調や心境のことを聞きました。
蜂谷晏海さん(はちやあみ)
PROFILE
1992年4月生まれ、三重県出身。モデル。2016年にミス・アース・ジャパンの日本代表、2018年に27代目のサッポロビールイメージガールに選出される。2019年におやつカンパニーのテーマパーク「おやつタウン」のアンバサダーに就任。2022年9月にお笑い芸人の井戸田潤と結婚。2024年7月16日に長男を出産。現在、第2子を妊娠中。
●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2025年12月当時の情報であり、現在と異なる場合があります。


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