子どもに「お片づけの習慣」を身につけさせるコツって?
お片づけの習慣は、幼いころから身につけておくといいといわれています。出すだけ出して、あとは放りっぱなし...。それが一度や二度ではなく毎回なら、ため息ものですよね。そこで今回はお子さんの年齢別に、お片づけを習慣化するためのコツを聞いてみました!
お片づけを習慣づけるコツ~未就園児編~
おもちゃを片づけたそばからポイポイ出していく子どもたち...。ママはどうやって子どもたちにお片づけするよう伝えているのでしょうか?
できたらほめちぎる!!
ある程度遊び終えたら、2~3個のおもちゃを残してほかは親がこっそり片づけ、手の届かない所へ。空箱や紙袋を置き、誘導しながら残りのおもちゃを一緒にお片づけします。最後の1つは子どもに片づけさせて、できたらとにかく、ありとあらゆる言葉と行動でほめちぎります! これを繰り返していたらわが家は解決しました!
お片づけの歌
ごはんの前やお出かけ前など、「お片づけ~」と歌いながら私が片づけをしていました。気が向くと、ときおり息子もおもちゃ箱におもちゃをポイ! それが徐々に習慣になっていき、「お片づけ~」と歌うと、息子も自分できちんとお片づけできるようになりました。
食い意地を利用...?
ごはんの前に、「片づけなさい」と言うのではなく、「ごはん置く場所あるかな?」と問いかけて息子自身に食卓の上のおもちゃを確認させます。さらに、「ごはんを置く場所がないなー。どうしよう?」と言うと、あわてておもちゃを片づけていました。その流れで床にあるおもちゃも片づけます。食いしん坊の息子にはこれが一番です!
お片づけを習慣づけるコツ~小学生編~
自我が強くなり、ママの言うこともなかなか聞いてくれなくなってくる小学生。先輩ママたちはどんなテクニックで子どもに習慣づけさせているのでしょうか?
友だちを家に呼ぶ
「○○くんが来てくれるんだから恥ずかしいよ。片づけなさい!」という感じで、子どもがお友だちと約束してきたら、家族全員でがんばります。このときのがんばりといったら半端ない...。すごい速さで片づけます。
収納力のある勉強机を購入...
お片づけが苦手でしたが、収納スペースがたくさんある勉強机のおかげで、きれいに片づけられるようになりました。大きくなっても使えそうなタイプがいいですね。
ダンボール箱にまとめてポイッ!
大きなダンボール箱を1つ用意しておいて、落ちているものはそこにポイッと放り込んでいます。時々「無いと思ったら、またママが箱に入れてた」とブツブツ言いながら机に戻していたりして、おかしくてたまりません。
お片づけを習慣づけるコツ~中学生編~
「何回言っても聞く耳を持たない!」と悩む中学生を持つママへ。もはやママからのプチ仕返し ?とも言える、皆さんの巧みな攻防戦を見てみましょう!
机の上に積み上げ作戦!
床に落ちている(本人いわく、置いている)もの、ベッドの上に置いてあるもの、椅子の背中にかけてあるもの、本来の定位置に置いていないものはすべて机の上に積み上げます。もし、机の上にやりかけの問題集が開いてあっても容赦なしでその上に積んで、「片づけない自分が悪い」と伝えています...!
笑いを交えて注意する
思春期の子は顔をつぶされると反抗すると思っているので、気にいらない行動も、他人やお客さまのように丁寧に対応、もしくは靴下など脱ぎっぱなしにしていたら、「あら、これは現代アートかしら? 作者はだれかしら」など、ユーモアで指摘するようにしています。
目には目を...?!
言ったことをやらないなら、こちらも対抗してみたところ治りました。置きっぱなしの場合、破く、捨てる、水をかける...などなど。お菓子の袋などを捨てないときは、すべて娘のバッグに入れました(出先で驚いたそうです)。かなりの荒療法で賛否両論あるとは思いますが、どれも1回できちんとするようなりました。
ある程度の年齢までは、やはり親がサポートしてあげることで、子どもの片づけの習慣が身についていくようですね。そして、子どもが成長するにしたがい、親自身の接し方や、片づけの促し方を変えていくことも必要かもしれません!お子さんの成長を見守りながら、あの手この手でがんばりましょう。
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。