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赤ちゃんが”発熱”…生後3ヶ月までは無条件⁉︎受診の目安&考えられる病気は?

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simpson33/gettyimages

体内にウイルスや細菌が侵入すると、体は体温を上げて増殖を抑え、体を守ろうとします。発熱は体の防御反応(ぼうぎょはんのう)の一つ。発熱したら、熱を下げることより、原因を調べて、治療やケアをすることを第一に考えましょう。さまざまな病気の初期症状の現れともいえる”発熱”。その受診の目安と考えられる病気について、小児科医の山中龍宏先生に解説していただきました。

関連:赤ちゃんの発熱の原因と対処法

“発熱した”ときの受診の目安

通常37.5度以上を発熱といいますが、注意が必要なのは、熱の高さよりも全身症状です。生後3ヶ月までの赤ちゃんが発熱したら、必ず受診を。また、生後4ヶ月以上、38度未満の発熱でも、全身症状が悪い場合は受診が必要です。

“発熱した”とき:受診の目安とタイミング

赤ちゃんの症状ごとに、受診の目安をまとめました。チェック項目の症状に1つでも当てはまったら、該当するタイミングを参考に受診を!

★診療時間外でも受診
☑3ヶ月以下の赤ちゃんが38度以上の熱を出したとき
☑4ヶ月以上の赤ちゃんが40度以上の熱を出したとき
☑いつもと様子が違う
☑食欲がなく水分を受けつけない
☑おしっこが6~8時間以上出ない
☑元気がなく、ぐったりしている
☑機嫌が悪い など

★診療時間内に受診
☑鼻水やせきが出ている
☑元気で食欲があり、おしっこが出ている など
☑食欲がないが水分は受けつける など

★おうちケアでOK
☑元気で食欲があり、おしっこが出ている など

“発熱した”とき、医師に伝えたいこと8

1.熱は何度ある?
2.体温の変化は?
(いつから熱が出たかなど、記録しておくと◎)
3.発熱以外にどんな症状がある?
4.水分・離乳食はとれている?
5.おしっこは出ている?
6.そのほか普段と違うことはある?
7.事前に使った薬はある?
8.今までに熱を出したこと(病名)は? その原因は?
 など

“発熱した”ときに考えられる病気は?

□突発性発疹(とっぱつせいほっしん)
□咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)
□風邪症候群
□溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)
□インフルエンザ
□百日ぜき
□RSウイルス感染症
□ウイルス性胃腸炎
□結核
□気管支炎
□細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)
□尿路感染症(にょうろかんせんしょう)
□ヘルパンギーナ  など

関連:RSウイルスは夏にも流行?! 赤ちゃんがかかりやすい4大感染症を医師が解説 

赤ちゃんが熱を出すと、「苦しくないか」「暑くないか」などと、そのときの表情やご機嫌に目が行きがち。でも、全身の状態をしっかり観察することがポイントのようですね。いざというときにあわてず、冷静に対応できるように、赤ちゃんの平熱や普段の状態などをきちんと把握しておきましょう。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修:緑園こどもクリニック 院長 山中龍宏先生
1974年東京大学医学部卒業。同小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長を経て99年から現職。日本小児保健協会 傷害予防教育検討会委員長、NPO法人Safe Kids Japan代表など。 

■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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