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発熱・下痢・嘔吐のときには要注意!赤ちゃんが脱水症状になる原因と脱水症状のサイン

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夏の暑い日に散歩中にベビーカーでボトルから水を飲んで座っている小さな子供。ドリンクを飲みながら幼い少年を餌の母。直接太陽の熱の下で脱水症状の危険があります。子供の健康的な�
Kyryl Gorlov/gettyimages

赤ちゃんが発熱、下痢、嘔吐などの病気のときに注意したいのが脱水症状です。赤ちゃんは自分から「のどが渇いた」と言えません。病気のときはもちろん、普段から水分補給をこまめにして脱水症状を防ぐことが重要です。

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赤ちゃんの脱水症状って? 

人間の体は水分が大部分を占めています。脱水とは、病気など何らかの理由で体内の水分が減ってしまった状態をいいます。
脱水症状は軽症のうちに水分補給すれば、数分のうちに回復しますが、放置するとどんどん症状が悪化し、重症化するとけいれんや血圧低下を起こして、死に至ることのある怖い症状です。
とくに発熱や下痢、嘔吐などで体の水分が失われるときは注意が必要です。

なぜ赤ちゃんは脱水症状になりやすいの?

大人は体重の約60%が水分ですが、赤ちゃんの場合は70~80%が水分です。そのため、体の水分を維持するために、多くの水分が必要になります。
その一方で、赤ちゃんは新陳代謝が激しく、たくさん汗をかいたり、成長するために体内のいらなくなった老廃物を外に出すためにたくさんのおしっこをします。体液を調節する腎臓の機能も未熟で、体内の水分量が減ってもおしっこの量などで調節することが不十分です。
また、発熱、下痢、嘔吐を起こしやすいのも原因の一つです。

関連:レンガ色のおしっこは熱中症の注意サイン?!睡眠時の気になる暑さ対策

見逃さないで!赤ちゃんの脱水症状のサイン!

脱水症状のサインを知っておきましょう。軽症なうちはこまめな水分補給で回復しますが、
症状が悪化したときは、点滴治療が必要になるので至急病院へ。

○頭:大泉門が引っ込む
明らかに陥没しているときは重症です。

○顔色が悪くなる
青白くなり、ひどくなるとけいれんを起こすこともあります。

○おしっこの量が減る・出ない
重症になるにつれて、量が減り、色も濃くなります。

○目がくぼんでいる
重症になると眼球が奥に引っ込む感じになります。

○舌・口の中が乾いている
唾液の量が減って口の中がベタベタしたり、唇が乾きます。

○泣いても涙が出ない
涙になる水分がないために涙が出ません。

○脈が速くなる
普段よりも脈が速くなります。

○肌がカサカサする
肌のみずみずしさや弾力が失われます。

○手足が冷たい
血液の循環が悪くなり、体の先のほうが冷えてきます。

○機嫌が悪くなる
ぐずったり、眠れなかったりします。

○体重の減少
5%未満が軽症、10%以上が重症。

○水分を欲しがる
普段よりもたくさんの水分を欲しがります。

関連:猛暑を乗りきる[0~1歳児の水分補給]月齢ごとの注意点&NG飲料を小児科医が解説

赤ちゃんが脱水症状の時のホームケア&予防法

【健康なときの水分補給は?】
朝起きたとき、たくさん遊んだとき、汗をかいたとき、食事のとき、おふろ上がりのときなどのタイミングで麦茶や湯冷ましで水分補給します。緑茶、煎茶、ウーロン茶、コーヒー、紅茶などカフェインが多いもの、炭酸飲料、乳酸飲料、ジュースなど刺激が強いものや糖分が高いものは避けます。

【発熱・下痢・嘔吐のときの水分補給は?】
少しずつ何度も水分を与えます。水分とともに電解質や糖分も失われるので、経口補水液(薬局で買える「OS‐1」など)や乳児用イオン飲料などを与えるのがおすすめです。
赤ちゃんが嫌がるようなら、麦茶、湯冷まし、おっぱい、ミルクなど赤ちゃんの飲めるもので構いません。

赤ちゃんの病気・いざというときのための緊急受診ガイド


監修:松井潔 先生
神奈川県立こども医療センター 総合診療科部長
2005年より現職。専門各科と連携しながら、総合診療科で治療に努めていらっしゃいます。

●イラスト/小西優子

■赤ちゃん【0歳~3歳】症状別にわかる受診の目安&ケアのしかた
熱がでた
吐いた
下痢をした
せきが出た
けいれんした
肌にトラブルが起きた
鼻水・鼻づまりがある
便が出にくい
尿・性器の様子がおかしい
目がおかしい
耳がおかしい
口の中がおかしい
歯がおかしい
泣き方がおかしい
顔色がおかしい
腕・あし・首がおかしい
赤ちゃんの脱水症状

赤ちゃんがかかりやすい病気・症状別・予防接種・お薬ガイド

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

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