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赤ちゃんが歯ぎしりをする主な原因と対処法

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赤ちゃんの口の中で「キリキリ」「ギリギリ」と音がするのを聞いて、「赤ちゃんも歯ぎしりするの!?」と驚くママは少なくありません。歯並びへの影響を心配しているママもいます。赤ちゃんが歯ぎしりをする原因と対処法を知り、歯ぎしりに関する疑問と心配を解決しましょう

赤ちゃんが歯ぎしりをする主な原因

赤ちゃんが小さな歯で歯ぎしりするなんて、初めて見たり音を聞いたりときはビックリしちゃいますよね。どうして歯ぎしりをするのか主な原因を解説します。

生えてきた歯を確認している

前歯が生えそろってくる8~9カ月ごろに、前歯だけ使って歯ぎしりをする赤ちゃんもいます。上下の歯ぐきをすり合わせて歯ぎしりしながら、「ここに歯があるな」と確認しているのです。歯が生えそろってくるのに伴い、歯ぎしりする赤ちゃんは多くなります。

歯ぐきがムズムズしてかゆい

歯が生えてくるときに歯ぐきにむずがゆさを感じることがあり、それを歯ぎしりで解消しているといわれます。歯が生えてくる時期にいろいろな物をかみたがるのも、同じ理由からです。

あごの筋力を刺激

歯ぎしりをすると、あごまわりが刺激されます。そして、何度も歯ぎしりをしているうちに上下の歯のかみ合わせが定まります。そしてあごまわりの筋肉が発達し、少しずつかむ力が強くなっていきます。

赤ちゃんの歯ぎしりで気になること

赤ちゃんが歯ぎしりをしている姿を見ると、何か問題があるのでは・・・・・・と心配になるかもしれませんね。そんなママたちの気がかりを解決します!

歯ぎしりするのはストレスがあるから?

歯ぎしりのメカニズムはまだはっきりわかっていないのですが、大人の場合、歯ぎしりの原因の一つにはストレスが挙げられます。「では、歯ぎしりをする赤ちゃんはストレスを感じているの?」と不安になりますね。でも、今のところ「赤ちゃんがストレスで歯ぎしりをする」という科学的な根拠は見つかっていないので、ストレスのことは心配しなくていいでしょう。

歯ぎしりを続けると受け口になる?

歯ぎしりをするには上の歯の位置に下の歯を合わせ、下あごを少し前に突き出さないといけないので、歯ぎしり中、赤ちゃんは受け口になっています。そのため、このまま受け口になるのでは……と心配するママもいます。奥歯が生えて食事を奥歯でしっかりかむようになると、自然とかみ合わせが整い、受け口は解消されるのが普通です。この時期だけの歯ぎしりなら、心配しなくて大丈夫。

赤ちゃんが歯ぎしりするときの対処法

赤ちゃんの歯ぎしりは歯が成長する段階で起こる生理的なものなので、月齢ともに落ち着いていきます。そのためとくにケアの必要はないのですが、気になるときの対処法を紹介します。

「歯固め」を与えてみる

「歯固め」は赤ちゃんがかんで遊ぶことを想定して作られたおもちゃ。歯固めをカミカミしていると、歯ぎしりが減ると言われます。歯固めをかむことで歯ぐきがマッサージされ、乳歯の成長やあごの発達を促す効果も得られます。

☆歯固めの選び方
赤ちゃんが口の中に入れて遊ぶものなので、安全な素材であることが鉄則。そのうえで赤ちゃんが握りやすい形で、汚れがたまりにくいシンプルなデザインのものを選びましょう。

歯ぎしりでトラブルがあるときの対処法

赤ちゃんが歯ぎしりをすることでトラブルが生じることもあります。その際の対処法について紹介します。

歯ぐきから出血しても自然に止まれば心配なし

赤ちゃんの歯ぐきはやわらかいので、歯ぎしりのあと歯ぐきから出血していることがあります。歯ぐきは血管が多く通っているため、傷が小さくても出血量が多くなりがちです。しばらく様子を見て、自然に止まれば問題ありません。

☆こんなときは受診(小児科か小児歯科へ)
・自然に止まるが何度も出血する
・出血量が多く止まらない

歯が欠けたり、ぐらぐらしたら小児歯科に相談

歯が生えそろうまでの赤ちゃんの歯ぎしりは基本的に心配ないものですが、体質的に歯がもろい赤ちゃんは、歯ぎしりの影響で乳歯がかけたり、ぐらぐらしたりすることがあります。こうした症状が見られるときは、早めに小児歯科で相談しましょう。

まとめ

赤ちゃんの歯ぎしりは基本的には心配ないとわかり、ほっとしたママも多いのではないのでしょうか。でも、歯ぎしりによって出血したり、歯が欠けたりする場合もあるので、歯ぎしりをしたあとは赤ちゃんの口の中をしっかり観察してくださいね。
(文・ひよこクラブ編集部)

監修
横田俊一郎先生
横田小児科医院院長。東京大学医学部付属病院小児科、社会保険中央総合病院(東京都新宿区)小児科部長などを経て、1993年に開業。ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けていらっしゃいます。

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