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つかまり立ちと伝い歩きはどう違う?8ヶ月~1歳以降の発育発達を小児科医が解説

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Sergey_Labutin/gettyimages

生後8ヶ月頃からの赤ちゃんは、足腰の筋力がつき、つかまり立ちや伝い歩きで移動しながら自分の世界を広げていきます。言葉の理解が少しずつ進み、大人のまねをし始める子も。1歳ごろになると立っちをする子もいて、しだいにあんよ期へ!この時期の赤ちゃんの目を見張るような心と体の成長ぶり、そして生活の様子について、小児科医の山中龍宏先生に伺いました。

生後8ヶ月〜1歳以降、このころの赤ちゃんの成長具合と生活は?

体がしっかりしてくるので、外遊びなどを積極的にするといいでしょう。赤ちゃんの興味も広がります。ただし、けがや事故がないように安全面に留意することも大事! やりとり遊びなどで、親子のコミュニケーションを楽しみましょう。

このころの「体」は?

足腰の筋力がついてきて、つかまり立ちを始めます。1歳ごろまでには多くの赤ちゃんが伝い歩きを始め、なかには立っちができる子も。手指も器用になり、自分の意思で物を持ったり離したり、親指と人さし指で小さなものがつまめるようになります。

このころの「心・脳」は?

少しずつ大人の言っていることを理解するようになり、大人のまねや、物のやりとりを楽しむようになります。個人差はありますが、指さしをしたり、人見知りが激しくなったり、後追いを始めたりする子もいます。

このころの「生活の様子」は?

昼寝が1日1~2回にまとまり、夜もぐっすり眠るようになります。興味のあるものを見つけては、つかまり立ちや伝い歩きで近づき、見て、触って、確かめます。離乳食は1日3回が基本。自分で食べる意欲が育ち、手づかみ食べする子も。

“つかまり立ち”と“伝い歩き”はどう違う?

「そもそも、つかまり立ちと伝い歩きって、何が違うの?」
…実はよくわからない、という人も多いのでは? そこで今回は、赤ちゃんの成長過程で気になる、この2つの行動について、山中先生に詳しく説明していただきます。違いがわかると、お世話に役立つことがあることも!

“つかまり立ち”、“伝い歩き”とは?

家具などにつかまって立つのが”つかまり立ち”。最初は、前のめりでつま先立ちをすることも。徐々に立つ姿勢が安定し、支えていた手を動かし、脚を横に移動させるのが”伝い歩き”です。

“つかまり立ち”と”立っち”は、似て非なるもの

“つかまり立ち”と”立っち”は、使っている体の部位が異なります。つかまり立ちは、手の力も使って体を支えるので、手を離すとバランスを崩します。立っちは、足首やひざなどの関節や筋肉を微調節し、足の裏で体を支えています。

すぐに座り込んでもあせらずに見守って

つかまり立ちや伝い歩きで疲れたり飽きたりすると、その場に座り込むこともあるでしょう。転んだわけでなければ、あせらずに様子を見守って。姿勢が不安定なら、手や腰を支えてあげましょう。

つかまり立ちや伝い歩きを始めてすぐは、危なっかしくてつい支えてしまいたくなりますよね。でも、何度も繰り返すうちに、背筋をまっすぐに伸ばしたり、長くできるようになります。声をかけたり、ときにはおもちゃなどを見せて促すと、赤ちゃんの育つ力をもっと伸ばせるかも!(文・ひよこクラブ編集部)

■監修:緑園こどもクリニック 院長 山中龍宏先生
1974年東京大学医学部卒業。同小児科講師、焼津市立総合病院小児科科長、こどもの城小児保健部長を経て99年から現職。日本小児保健協会 傷害予防教育検討会委員長、NPO法人Safe Kids Japan代表など。 

■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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