「産前の服が入らない…」育休復帰準備!コレがわかると洋服選びがラクになる!?
こんにちは!3人の子どもを育てながら、スタイリストをしている林と申します。
出産し、育児に追われる毎日でファッションを楽しむ余裕がないどころか、おしゃれの優先順位はほぼ最下位、というママは多いのではないでしょうか?
現役スタイリストであり3児の母でもある私が、ママ達のファッションのお悩みに答えます!
育休復帰準備!コレがわかると洋服選びがラクになる!?
育休が終わりに近づき職場復帰が目前に迫ってくると、「誰に会うわけじゃないし、まあいっか」が通用しない現実に急に焦ってくる。「育休前、何着てたっけ?」クローゼットの中にあった服は…産後太りで全然入らない!!
「新たに買おう!」とママ向けファッション誌を開いてみるも、参考価格を見てびっくり、そっと雑誌を閉じ…。
そんなプレ職場復帰ママにまずやってみてほしいのは「どんな印象に見られたいか?」を考えること。 長期間お休みしていたからこそ、自分の印象をリニューアルするにはもってこいのタイミングです!
それでは早速、この4つの中から「どんな印象に見られたいか」考えてみましょう。
【1】華がある
【2】洗練されている
【3】優しい
【4】信頼できる
いかがでしょうか?ピンとくるものはありましたか?
「華なんてないし…」とか、「フェミニンな服は似合わないから優しい印象は無理…」なんて考えなくて大丈夫!ここで大事なのは「なりたい自分」「こう見られたい自分」を考えることです。
実は洋服って、この「4つの基本要素」に対応して分類されるんです。では次に具体的にどんな洋服がその要素に対応するのかをご紹介します。洋服選びの参考にしてください!
【1】華がある
・ビビットで彩度の高い色味
・光沢や透け感のあるもの
・大きめの花柄やレース
・パフスリーブ
出典:#CBK
【2】洗練されている
・モノトーンやグレー、寒色系のすっきりとした色味
・ハリ感がある素材
・ストレートなライン
・無地
出典:#CBK
【3】優しい
・柔らかさがポイント
・ペールトーン
・柔らかい質感や素材
・レースや小花柄
出典:#CBK
【4】信頼できる
・重厚感がポイント
・ダークカラー
・ネイビーカラー
・地厚のシャツ素材
・襟のついたもの
・ストライプ
・グレンチェック
出典:#CBK
イメージがわきましたか??
ひとつに絞れない場合はこの要素の中から2つまでであれば組み合わせ可です!
例えば、「洗練されていて、優しい」という印象。また「信頼できて、華もある」印象など。
この場合は、どちらが自分のベースかを考えて、自分が持っていない要素の洋服を選ぶようにします。
自分のベースがわからない!という場合は、お友達やご家族などの第三者に聞いてみると客観的な意見がもらえます♪
どちらも自信ない…という方もいらっしゃるかと思いますが、どんな人でも「どちらかというと、自分はこっちに近いかな」と考えれば選びやすいですよ。
ちなみに、ここで2つ以上の要素を入れようとすると、一気にまとまりがなくなり”なんだか残念…”な印象になってしまうので注意が必要です。
よくあるオフィスコーデのお悩みに「毎日同じ印象になってしまう」「コーディネートのバリエーションが少ない」ということがありますが、毎日同じ印象というのは考えようによっては、悪いことではないと思います!
ただでさえ忙しい子育てママの朝。いろんなカテゴリーの洋服を買って毎日違う自分になろうとすると、結局コーディネートがまとまらず、納得のいかないまま家を出てしまうことになりがちです。よーく自分と向き合って洋服を選ぶコツがわかると「毎日同じ印象」だったとしても「毎日おしゃれな人」になれちゃいます!
いかがでしょうか??
「どんな印象に見られたいか」が定まると、お店を見ててもネットショップを見てても、自分が買うべき洋服がグッと絞られてくるのが実感できるはずです。
育児に追われていると「自分」というものが見えなくなりがち。
ファッションテクニックのためだけではなく、「子ども」と切り離した「自分」にフォーカスするのってママにとっては、とても大事なことだと思います!
職場復帰に向けてこれから洋服探しをするママたち、ぜひ参考にしてください。
【林麻子】
10歳・8歳・2歳の子どもを持つママスタイリスト。
プロにスタイリングしてもらえるファッションレンタルサービス「airCloset」で、過去6000人以上にコーディネートを提案。
アパレル業界でのキャリアと、現役ママのリアルな感覚や経験を活かし、
「干してある洗濯物から着ても毎日オシャレ!」をモットーに、
忙しいママでも絶対に使えるコーディネート術を追求する。
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