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連日欠勤のママに嫌味タラタラ…【上司との悩ましい人間関係】

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日本人のビジネスマン
Tony Studio/gettyimages

某大臣の育児休暇が話題になっていましたが、ママ・パパともに子育てと仕事を両立できる環境が整いはじめている感覚があります。

口コミサイト『ウィメンズパーク』の会員306名に「結婚や妊娠・出産した後、仕事は続けていますか?」というアンケートを実施したところ、上位から

1位 仕事を辞めて、専業主婦になった       37.3%
2位 育児休暇中                 31.0%
3位 仕事は続けている              15.7%
※口コミサイト「ウィメンズパーク」会員306名回答。2020年1月実施。複数回答。

という結果に。育休中のママも含めて、仕事を続けるママは半数近くなっています。
育児しながら働く環境は整ってきてはいるものの、子どもがインフルで数日欠勤したり、保育園から呼び出され早退するなど、肩身が狭い思いをすることも。時には、そういったことが原因で上司から嫌味を言われるというママの声も…

『ウィメンズパーク』で、復帰後の上司との関係へのお悩みや困った上司をリサーチしてみました。

普段は優しい上司なのに…

「私の男性上司は、普段は優しく近寄ってくるのですが、いざ子ども関係で早退や休みとなるとダメージを与えてくる昭和な男タイプ。特に男性社員には厳しく、共働きの後輩男子が子どもの病気でお休みをもらう時に相当酷く言われたようで深く沈んでいました」

私はあなたの妻ではありません

「上司が福袋で買ったズボンの裾あげを300円でやって欲しいと!? 職種は専門的な事務職、パートなのに社員以上に働き毎日ヘトヘト。給料は一定。『お直し専門店に持ってったらいかがですか?』と言っても、福袋で買った物にお金かけたくないって(怒)」

「育児に理解ありすぎ上司」も難しい…

「職場の女性上司は、シングルマザーで2人のお子さんを育て上げたので、子持ち母にとても理解があります。ただ、理解があり過ぎて『子どものそんな用事まで許可するの?』というような要望も聞いてあげてしまいます。そのしわ寄せは他の社員やパートに行く訳ですから、働くママにはとっても良い上司だけど、他の職員の反感は買ってます」

理解を示してくれる上司には心から感謝ですが、まわりとのバランスを取るのが本当に難しいところです。

お金がないから働いてるのに…

「子育てしながら仕事もバリバリこなす憧れの女性上司ですが、近くに頼れる親がいて、ご主人は外資系企業の高給取りなのでシッターも使い放題、庶民とは状況が違うから、熱でお迎えや感染病の連日欠勤とか『私は休んだことない。病児シッターを雇えばいいのに』と、嫌味タラタラ。お金に余裕がないから働いているのに。病児シッターとか無理なんですぅ」

子どもが小さい頃は、保育園代がかかる上、時短勤務や残業なしでお給料も半減。ママの給料のほとんどが保育園やシッター代で消えてしまうご家庭も多いようです。

上司に求めすぎないことも大事?

「『当然の権利で休んで当たり前。仕方ないでしょ』と全面に出すママは嫌ですが、申し訳ないなと思って頑張って働いている人は、同じママとして応援したいと思いますよ。一番必要なのは休みたいときに『お大事にね。看病大変ね。こっちのことは気にしなくて大丈夫よ』と言ってくれる上司や職場が欲しいですけど、それは理想が高過ぎますね。働くお母さんは頭下げてナンボです。いつ『お前はクビだ!』と言われるかビクビクしながら、しかし図太く頑張るしかないのです!」

まだまだ日本は働きやすい環境とはいえませんが、制度に加え、職場の一人ひとりが歩み寄り、お互いの理解がすすんでいけば良いなと思います。

(文・井上裕紀子)

※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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