年中さんにひらがなを教えるコツは「あいうえお」順でなく、「とめ」と「はね」
年中さんになると、ひらがなが書けるようになる子も出てきます。しかしワークなどを使って“アイウエオ順”で教えていくのは、決して効果的な方法ではないということを知っていますか。年中さんが覚えやすい学び方をいっしょに考えてみましょう。
“ひらがなが書けないと焦りがつのる!”ママたちのホンネ
年中さんになると、ひらがなが書ける子がだんだん増えてくるので、お友だちの様子などを見て「どうやって教えたらいいの?」と悩むママ・パパもいるようです。年中さんをもつママの声を紹介します。
●保育園の年中クラスですが、ひらがなが書けません。でも同じクラスの子は、書ける子が多くて焦ってしまいます。仕事の都合で迎えに行くのは夕方5時半。ゆっくり教えられるのは、週末だけなのでどうしたらいいかな!? と悩んでいます。
●先日、実母に「もうひらがなぐらい書けないと! ちゃんと教えているの?」と言われました。でも教えても、子ども自身、まったくやる気がなくて…。悩んでしまいます。
このように年中さんになるとお友だちと比べたり、周囲のプレッシャーからあせったりするママは少なくないようです。また幼稚園などでお手紙交換が始まって「まだ文字が書けない…」と親子で寂しい思いをすることもあるようです。
年中さんが覚えやすい! ひらがな練習のステップアップ方法とは!?
年中さんは、ひらがなをあいうえお順で練習してもなかなか覚えられないものです。次のステップを意識しながら、書ける文字を少しずつでいいので増やしていきましょう。画数の少ない文字からチャレンジすることもポイントですよ。
<ひらがな練習★ステップアップ>
STEP1 とめ・はね
「こ」などとめ・はねのある文字からスタート!
STEP2 折り返し
「ん」など折り返しをとがらせて書く練習をしましょう。
STEP3 結び
「よ」などくるっとむすぶ文字が書けるようにします。
STEP4 まわってはらう
「の」などなめらかに曲線を書いて、最後にはらう練習にトライ!
これらの練習ができたらバランスよく書く練習をしましょう。
ひらがなが書ける近道は、ママやパパが先生役にならないこと
ひらがなが書けるようになるには、発達に合ったプログラムで“遊び感覚で楽しく!”がポイント。
<こどもちゃれんじすてっぷ>では、ひらがな練習で必要な「とめ・はね」「折り返し」などが、エデュトイ「ひらがななぞりん」を使いながら、迷路遊びなどを通して楽しく練習できます。また「ひらがなをなぞろう」など音声で誘導してくれるから、ママやパパが先生役になって教えなくても大丈夫! 間違えたときは「もう一度、やってみよう!」など音声でサポートして、正しく書けるように促してくれます。
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年中さんになるとプチ反抗期が始まって「書き順が違うよ!」「もっときれいに書いて!」などと注意すると、怒ったり、いじけたりして書かなくなってしまう子もいます。ひらがなが書けるようになるには、反復練習が何より大切なので、まずは正しく書くことに重点を置くのではなく、楽しく取り組み続けることを第一に考えてみましょう。「自分で書けた!」「名前が書けた!」といった喜びは、これからの学びの意欲にもつながっていきます。
取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ
*文中のコメントは口コミサイト「ウイメンズパーク」の投稿からの抜粋です。