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慣らし保育で号泣の息子が、いつしか保育園大好きっ子に。[夫婦のじかん大貫さんのママ芸人日記#71]

更新

2018年3月に男の子を出産した、お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫さん。イラストレーター兼漫画家としても活躍中です。よしもと芸人・イラスト業・ママと毎日大忙しの大貫さんによるコラム連載「ママ芸人日記」、今日も始まります!

夫婦のじかん大貫さんの「ママ芸人日記」 今までのお話はこちら

【第71回】慣らし保育で号泣の息子が、いつしか保育園大好きっ子に。

保育園が大好きな2歳の息子。
いつも保育園から帰ってくると、今日はどんな遊びをしたかということを、身振り手振りを交えて一生懸命お話してくれます。

そんな息子ですが、保育園初日のいわゆる慣らし保育の際には、本当に大変でした。
大号泣で、園の外まで泣き声が聞こえてきていました…。
迎えに行くと静かになっていたので、やっと慣れてきたのかな?と思いきや、ただ単に泣き疲れてしまっていただけでした……。

そんな息子の様子を見ていたので、当時は本当に保育園に預けて大丈夫なのだろうかと不安を抱えていました。

私は芸人と漫画家という二足の草鞋を履いているのですが、主に私が家計を支え、夫が家事を担当してくれています。
フリーランス扱いになるため、産後のお休み中もどこからかお手当が出るわけでもなく、ただただ無給でお休みをするだけなのですが、とりあえず1年くらいは育児に専念しようと思っていました。
そのために計画して貯蓄等もしていたのですが、私の漫画の単行本が出版されることになり、当初予想していたよりも、産後半年を過ぎたあたりから急激に忙しくなってしまいました。
芸人の仕事も、どうしても休めないというときだけ栃木の実家に息子を預けてから仕事へ行ったり、託児所を利用して仕事へ出掛けたことも数回ありました。
しかし、睡眠不足がどんどん続き、生後10ヶ月の頃、保育園に通わせようと決意しました。
最初は託児所の利用回数を増やす程度でいいのではとも思いましたが、どうしても不定期になってしまいますし、息子が全く慣れていかなかったということもあり、保育園に通い、いつも決まった場所に出掛けた方が良いと判断しました。

前述したように、初日は本当に大変で、私自身も「こんなに子どもを泣かせてまでしたい仕事なんて一つもないのに……」と、心がくじけそうになりました。
しかし2日目には、給食もおかわりし、あんなに泣いていたのが嘘のようにお友だちといろんな遊びで楽しんでいたのです……!

今はいろんな生き方があり、昔よりは小さい子どもを預けて働くことが異質だとは思われなくなってきた環境になってきています。
それでもいざ自分が親になってみると、子どもと常に一緒にいた方が良いのではないかと、仕事をする意義まで考えてしまうようになったりしました。

しかし保育園へ通うようになってから、息子の楽しみが本当に増えたことを実感しています。
どろんこ遊びや絵の具でのお絵描き、お友だちや先生と遊ぶことの楽しさ等々、私たちだけでは担いきれなかったことが多く、プラスになることばかりでした。

そして親側も、自分たち夫婦だけでなく、保育園の先生たちと共に子どもの成長を共有して喜べるということに嬉しさを感じています。

最近では、休日も「保育園あそぶ!」と言って通園用のバッグを持ってくることもある息子。
初日に泣いていたのが嘘のようにキラキラした笑顔で毎日を送っています。

これからも周囲に感謝し、子どもと楽しく過ごしていければと思います。

夫婦のじかん大貫さん プロフィール



吉本興業所属/夫婦お笑いコンビ「夫婦のじかん」の嫁担当。イラストレーターとしても活動中。相方は元・トンファー山西章博。息子(2018.3生)と夫との3人暮らし。2019年3月にコミックエッセイ「母ハハハ!」(PARCO出版)を発売。

・「夫婦のじかん」YouTubeチャンネル

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