来年小学校一年生のママ・パパが今から取り組みたいことは?2020年度教育改革後に学校で求められる力

年長さんになると「そろそろ入学準備を始めたいな」と考えるママやパパもいるでしょう。しかし2020年度の教育改革に伴い、入学準備も少し変わってきているのを知っていますか。年長さんから始める、入学準備について考えてみませんか。
「ひらがなは完璧に書けないとダメ?」入学準備って、どこまで必要!?
入学準備で、お勉強などを教えていると「これで大丈夫?」と不安になるママやパパは多いようです。年長さんの子をもつママからは、次のような声も聞かれます。
●本屋さんで「入学準備ワーク」を見たところ、繰り下がりの引き算も入っていてびっくりしました。うちの子は、足し算、引き算は両手を使って計算しているので、繰り下がりなんて無理! 入学準備のお勉強って、どこまで教えたらいいの?
●息子が通っている保育園では、お勉強の時間がありません。息子は、ひらがなは1文字ずつなら読めるのですが、スラスラ音読はできません。また書けない文字もあります。そのため今、ワークを使って、ひらがな・カタカナを書く練習をしています。保育園には、完璧にひらがなが書ける子もいるのであせってしまいます。
体験談と同じような悩みを抱えているママやパパは少なくありません。また入学準備というと「国語・算数」に力を入れる家庭が多いかもしれませんが、2020年度の教育改革に伴い、入学準備の考え方が少し変わってきています。
今から家庭で伸ばせる! 小学校で必要な5つの力
入学準備で「国語・算数の基礎」を教えることはもちろん大切ですが、今、小学校で求められているのは、自分で考えて行動することです。そのため年長さんの今から、そのことを含めた次の5つの力を伸ばすことを意識しましょう。
【1】国語・算数の基礎力
1年生になると自分で連絡帳を記入したり、名前やクラス、出席番号などを書いたりするので、年長さんの今から「ひらがな」「数」を楽しく覚えていきましょう。
【2】時間を意識して行動する力
小学校は、決まった時間に登校し、休み時間の間に次の授業の準備をするなど、時間を意識して行動します。そのため、まずは時計を読めるように。おうちでも、時間を意識しながら行動できるように練習してください。
【3】探求心
学びを深める基礎となるのが、「なぜ?」と疑問に思ったことを調べる探求心です。年長さんは好奇心旺盛。身近な自然や体のしくみなど身近なテーマだと「なぜ?」が増えていきます。
【4】考える力
2020年度の教育改革に伴い、小学校では「考える力」を重視した「課題解決型授業」が取り入れられています。そのため家庭でも「粘り強く考えるって楽しい」と思えるような体験をさせましょう。そうした体験の積み重ねが、考える力を伸ばします。
【5】学習習慣
1年生でも、毎日宿題が出る小学校がほとんどなので、年長さんのうちから毎日、少しずつ机に向かう習慣を。入学前までに学習習慣が身についていると、入学後もスムーズに机に向かえます。
<こどもちゃれんじ じゃんぷ>では、小学校で必要な5つの力が伸ばせる教材で、年長さんの入学準備を応援! たとえば教えるのが難しい「時間を意識して行動する力」も、クイズなどを通して楽しく身につけていきます。
正しい書き順でひらがなが書ける「かきじゅんナビ」などの入学準備スタートセットが届く「4月開講号」は、ただ今、受付中です。
「小学校入学前に準備しておきたい5つの力」を見て、「探求心や考える力って、どうやって教えたらいいの?」と思ったママやパパもいるのではないでしょうか。探求心や考える力は、ママやパパが言葉で教えるよりも、経験を通して伸びていく力です。
<こどもちゃれんじ じゃんぷ>では、年長さんが夢中になれるゲームなどを通して、粘り強く考える楽しさを教えていきます。
取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です