おのののか プレ妊活・コロナ禍の不安の中での結婚、決断の理由は?
2020年春からの新型コロナウイルスの感染拡大で、私たちの日常は大きく変わりました。これから結婚や妊活を考えている人たちにもその影響が及んでいるはず。
顔合わせや結婚式ができない? 妊活は延期すべき?……悩んだ人も少なくないでしょう。
おのののかさんのプレ妊活インタビュー<前編>は、このコロナ禍に結婚したおのさんに「どんな覚悟を持ち、将来のことをどう考えて結婚を決断したのか」を妊活たまごクラブがお聞きしました。
新型コロナウイルスの影響で、結婚する人が減っているといいます。厚生労働省の統計によると、2020年1~10月までの婚姻数は前年同期比で約13%ダウンしているそう。
コロナ感染拡大の波はまだ収まりそうになく、しばらくは下落が続くとみられています。
交際4ヶ月でプロポーズ、7ヶ月でのスピード婚!
そんな中、飛び込んできたのが「おのののかさん結婚」というハッピーなニュース。お相手は競泳選手の塩浦慎理さん。
終息の見通しがつかないコロナ禍での結婚をどのような思いで決断したのでしょうか。
●おのののかさん(以下おのののか)「『これからどうなっちゃうんだろう?』というコロナに対する不安はありましたが、結婚することに迷いはありませんでした。私は逆に、結婚したほうが1人でいるより精神的にも経済的にも安定すると思ったんです。こんな時代だからこそ自分が頼りにできる人と一緒にいたほうが安心だし、コロナ禍で家族のありがたみをあらためて感じたので、家族が増えるのはいいことだなと思って。家族はいちばんの味方ですよね。だから結婚することで自分の味方が増えるというプラスの部分に目を向けて、結婚を決めました」
共通の友人を介して知り合ったというお二人。出会ってからしばらくは友人たちとのグループでよく食事に行っていました。
●おのののか「私はネガティブなところがあって、1人でいると落ち込むことも多かったんですけど、彼に悩みを相談すると前向きな返答をしてくれたり、励ましてくれたりして。そのうち2人で会うようになって、すてきな人だなと思うようになりました。すごくポジティブな人なので、一緒にいると私も明るい気持ちになれるんです。自然と『この人と一緒にいたいな』と思うようになりました」
それはまだ新型コロナウイルスが感染拡大する前のこと。当時は2020年の夏にオリンピックが開催予定で、競泳選手の塩浦さんは選考会に向け努力している最中でした。
●おのののか「彼は完全に水泳にフォーカスを当てていて、あまり恋愛のことは考えていなかったようです。でも私はもう彼のことを好きになっていたので、自分からアプローチしました。『好きなんだけど、どうする?』って(笑)。もし私が告白しなかったら、彼は水泳に集中して、友だち関係のままだったかもしれません。でも私がそう言ったことで、彼も『彼女とつき合うことで水泳も頑張れる』という気持ちになったみたい。そこからおつき合いが始まりました」
「この人と一緒なら心強い」。前向きな彼に惹かれて、結婚を決めました
2020年2月から交際スタート。でも、その後1ヶ月ほどでコロナの感染拡大が始まり、外出自粛が呼びかけられるように。
●おのののか「それから一緒に過ごす時間がぐんと増えました。毎日のように一緒にいても何も嫌なことがなくて、むしろラクで心地いい。『結婚するならこの人がいい』と思いました。そんなとき、買い物中に『ちょっとあのお店に入ってみようよ』と私が仕向けてジュエリーショップに。2人で指輪を見ました。まだプロポーズもされていなかったので、私の強行手段だったんですけど(笑)。でも、それで彼も結婚を意識したみたいです。その後、彼がサプライズで指輪を用意してくれて、プロポーズしてくれました」
2月から交際を始め、6月にはプロポーズというスピード展開!
●おのののか「プロポーズされたときは、思わず『え、いいの?大丈夫?』と聞いちゃいました(笑)。でも、私も『不安なことがあっても、この人と一緒なら心強い』と思っていたので、すぐに『はい』と返事をして、プロポーズを受け入れました」
おのののかさんが「健康のために実践していること」
おのののかさんが、将来の妊活のためにも実践していること4つをお聞きしました。
(1)寝かせ玄米
「結わえる」というメーカーの寝かせ玄米ごはんパック。1パックに180g入っているので、1食で半分くらいを食べています。主食を玄米に変えてから体の調子がよくなり、体重も落ちやすくなりました。
(2)グリーンルイボスティー
ルイボスティー独特の香りがあまりなくて緑茶みたいな風味のクセのないお茶。抗酸化作用があり、ノンカフェインなのも◎。私はやかんで2リットル分作って、いつでも飲めるようにしています。ごはんにも合いますよ。
※ルイボスティーには、ポリフェノールが含まれています。妊娠後期の大量摂取で胎児に影響が出る報告例もあるため、水替わりに毎日たくさん飲むのは控えましょう。
(3)手作り発酵生姜
すりおろした(またはミキサーで細かく砕いた)生姜を空きびんいっぱいに詰めて、ふたをして冷蔵庫で2週間発酵。スープや甘酒に入れたり、生姜焼きなどに使ったり。簡単に作れて便利なのでおすすめです。
(4)「ホットタブ」入浴
私は冷え性なので、なるべく体を温めるように心がけています。おふろでは必ず湯船につかりますが、そこで愛用しているのが「ホットタブ」。重炭酸タブレットで、これを入れると体ポカポカが長続きします。
おのののかさんインタビュー<後編>では、健康のこと、将来の子どものことをお聞きしました。ぜひご覧ください!
●おのののか Profile
1991年生まれ、東京都出身。タレント活動のかたわら、東京ドームでアルバイトをし、「東京ドームのビール売り子No.1」として話題に。その後はテレビドラマ、映画、CM、バラエティー番組などで活躍。2020年9月、競泳選手の塩浦慎理さんと結婚。
オフィシャルブログ、インスタグラムも大人気。
●衣装
おのののかさんシャツ¥56,100(税込)、スカート¥72,600(税込)/ともにレジーナ ピョウ(エストネーション)
イヤリング¥3,300(税込)/ Mignonjour(Room403 表参道店)
●撮影/関信行
●スタイリング/柴田一宏(DRAGON FRUIT)
●ヘア&メイク/井上好美
●取材・文/本木頼子
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