選び方のポイントは?ゆううつな日々を救う「吸水ショーツ」6選
クロッチ(股の部分)に3~5層の生地を重ね、ショーツそのもので水分を吸水する「吸水ショーツ」。
生理の日に何回もナプキンを取り換える必要がない、ナプキンのごわつきがない、大量のナプキンを使わずゴミが減るからサスティナブル…などさまざまなメリットがあります。様々なブランドから登場し、身近な存在になってきたものの、デザインや機能もさまざまで何をポイントに選べばよいか悩むかもしれません。
吸水ショーツには、吸水量が記載されていて10~20㎖なら生理のはじまりからおわり、または少量の尿もれが心配なとき、生理の量が普通なら40㎖くらい、多い日は45㎖以上がめやす。そのほか、抗菌作用や防臭作用が施されているものもあります。今回は、肌にやさしいオーガニックタイプ、おしゃれにはきこなせるデザイン重視タイプ、吸水量などにこだわった機能タイプにわけてご紹介します。
ナプキンによる肌かぶれからも解放される「オーガニックタイプ」
NaturaMoon(オーガニックコットン吸水ショーツ) 吸水量55㎖ 4,620円(税込)
ショーツ生地、クロッチ部分にトルコのイズミール地方で採れたオーガニックコットンのベア天竺素材を使用していて、肌あたりがやさしくかぶれにくいのが特徴。ショーツ1枚で不安な場合は、クロッチ部分が2重構造になっているから羽つきナプキンとの併用も可能です。また、抗菌防臭加工も施され、気になるニオイも抑えます。
Hogara(オーガニックコットン吸水型ショーツレギュラー)吸水量15~20㎖ 4,950円(税込)
ライフスタイル提案商社の繊維のプロである女性メンバーがプロデュース。オーガニックコットンを使用することでCO2の削減など環境問題までを考慮しています。消臭、抗菌、部屋干しによる生乾き臭を抑える加工も。「サニタリー期間も明るく楽しんでほしい」と朗らかな花にちなんだ、ラナンキュラス、ネモフィラ、スターチス、ブラックチャームと美しい4色をベースに展開しています。
ブルーデイも気分がアガる「デザインタイプ」
ムーンパンツ デイタイム ブラックレース 吸水量15~20㎖ 5,280円(税込)
ヒップ全体の総レースにクロッチ部分のパープルがおしゃれ! 表面はサラサラ、素早く吸収する速乾シート、通気性があり漏れない防水シート、ショーツの4層の生地でしっかり吸水しながら、台湾で特許を取得しているという超薄い生地。縫い目があるとそこから横もれしやすいため、縫い目をなくし漏れない工夫もされています。
cherish moon 吸水型サニタリーショーツ 吸水量50㎖ 4,180円(税込)
色鮮やかな総レースのショーツは、ブラとセットアップも可能で、ブルーデイの気分を明るくしてくれそう。クロッチ部分は4層の吸収体と3層の外マチで漏れをしっかりとガードします。また、レースは体にフィットするストレッチレースを使用、裾はカットオフなので締め付けを軽減し、生理の日の不快感をなくしています。
吸水量、漏れ防止の工夫などが満載の「機能タイプ」
pauff 吸水型サニタリーショーツ 吸水量70㎖ 3,490円(税込)
吸水量の多さもさることながら、生理中は体を温めたい、経血吸収後に冷たいままは嫌…などのリクエストに答え、クロッチ部分に吸水速乾&発熱吸湿素材を使用し、自然な温かさをキープする画期的な1枚。さらに超薄型の5層構造で生理中もごわつかず経血をしっかりと吸収します。吸水量110㎖の夜用タイプもあります。
ベア シグネチャーショーツ 03 吸水量約125㎖* 7,700円(税込)
たっぷりの吸水量で多い日も安心して穿けるショーツ。横もれをせき止めるため、クロッチの両サイドに撥水生地のウイングガードを施しています。また、クロッチの2,3層目に隠れステッチを入れ素早く集めて吸水するという細かな工夫もされています。ボクサータイプだからおなかをしっかり守り、アウターに響きにくいのも嬉しいところ。
*公的検査機関のデータにより算出
以上、タイプ別におすすめの6タイプをご紹介しました。使いたい日や生地によって、ブルーデイを心地よく過ごせるショーツをぜひ、見つけてくださいね。
尚、これらの商品は10月22日(土)に開催されるFemtech Tokyoの各社ブースで見ることもできます。
興味があれば実際に行ってみて!
展示会:Femtech Tokyo(フェムテック トーキョー)
日時:2022年10月22日(土)10:00~17:00(一般デー)
場所:東京ビッグサイト(東7ホール)
※記事内の価格はすべて税込み、2022年9月時点のものです。
(文・中島博子)