親になっても思い出します!「わが師の思い出」
●【3月28日は教師の日】現在の学校教育の基本を考案した教育学者の誕生日
世界各国に教師に感謝をする「教師の日」が存在するそうですが、3月28日は東欧・チェコの「教師の日」です。
チェコの教育者・コメニウスの誕生日にちなんだもので、日本でも現在取り入れられている同じ年齢の子どもが同じ時期に入学し、同じ内容を学び、同時に卒業する学校教育のしくみは、コメニウスが考えたものだとか。
今でも忘れられない! 先生のあの発言
「教師」とひとことで言っても、ママ自身の学生時代を振り返っても、「恩師」と呼べる先生もいれば、あまりよい印象がない先生もいるなどいろいろではないでしょうか。
卒業シーズンということもあり、ご自身の学生時代を思い返す機会も多いであろうこの時期だからこそ、口コミサイト『ウィメンズパーク』でママたちの「先生との思い出」を集めてみました。
まずは今も忘れられない先生のおもしろ発言から。
「社会の先生が『先生が子どもの頃、鎌倉駅で川端康成が給水器で水を飲んだ。その直後に先生も飲んだ。すごいだろ!』と。『だから何なんだ...』と思わずにいられませんでした」
「授業中にフラッと立った男子への先生の一言。『何立ってんだ!男がたつのは1ヶ所でいいんだ!座れ!!』今の時代に言ったら大問題ですよね~。でもこの先生、結構人気でした。下ネタばっかりだったけど」
確かに今の時代なら大問題になりそうな先生もいましたよね…。
「昔の教師って、めちゃくちゃでした。学校内でサングラスをかけて、竹刀持って肩で風切って歩き、職員室はタバコの煙もくもく。プロ野球の試合の翌日に、好きなチームが勝った負けたで機嫌が上下している教師もいました。で、学習したのは、『世の中は理不尽で、学校は理不尽を教える場所である』でした」
もちろん、今も忘れられない恩師のステキな思い出も!
「高校時代の先生に『どうしようもなく泣きたくなったりする』と相談したときに、言われたのが『どんなことでもいいから、1日1つ、小さなことでいいのよ、自分をほめてあげるの』です。『こんな小さなこと?っていうことでもいいから、1つよかったことを見つけて、それをできた自分を褒めてあげなさい』と。それを心掛けてやっていたのはほんの数か月かもしれませんが、自分がすごく救われて少し生きやすくなった気がします」
「幼稚園と小学校時代の先生数人と今でも年賀状のやりとりをしていて、私の息子を『孫の一人みたい』と言ってくれる先生がいます。もし、恵まれるのなら、そのような『恩師』と息子も出会って欲しいなと思っています」
同窓会で集まると誰よりも変わってないのは先生なことも。先生って本当に個性豊かですよね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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