【マンガで解説】治療の流れを知ろう!不妊治療クリニック受診ガイドSTEP2[ 不妊の原因について]
妊活を始めたけれど…なかなか妊娠しない。そろそろクリニックに行ったほうがいい?
クリニックでの不妊治療の最初のステップは「検査」です。どんな検査をするのか、また必要な準備についてマンガでお伝えします! その先にある治療の内容についても知っておきましょう。
今回は、【ステップ2】 不妊の原因について、齊藤英和先生に詳しく解説していただきました。
検査が済むと、病気があれば治療をして、場合によっては病気の治療と並行して、いよいよ不妊治療の計画を立てます。まずは医師の指導のもと、タイミング法からスタートするのがスタンダードです。
マンガでわかる!いつかのための不妊治療クリニック受診ガイド Vol.4
※参考:「妊活たまごクラブ 2026-2027」
※この記事は、「妊活たまごクラブ2026-2027」からの抜粋です。
マンガに登場するのは…
結婚して2周年を迎えた玉木洋介&みお夫妻。同じ会社の同期で共に32才。
カフェ巡りが好きで、毎日楽しく、仲よく過ごしているけれど、友人たちからの妊娠報告にちょっとあせり始めました。赤ちゃんがなかなか授からないのです。
不妊治療マンガ「不妊の原因がわかったら、治療の計画を立てる」
●タイミング法を試す回数は年齢によって違います
タイミング法は、精度を上げて排卵の時期を予測して行うだけで、方法としては自然妊娠と同じです。ただ、年齢が高くなるほど自然妊娠は難しくなるので、タイミング法を試す回数(周期)は、35才以上だと少なくなり、早めに次へステップアップします。下記が目安です。
◯女性が35才未満なら→6周期(約半年)
◯女性が35才以上なら→3周期(約3カ月)
不妊の原因はさまざま
(1)排卵は過度なダイエット・ストレスがあったり、高プロラクチン血症や多嚢胞性卵巣症候群、早発卵巣機能不全だとうまくいきません。
(2)射精障害/勃起障害(ED)などがあってセックスがうまくできなければ妊娠は難しくなります。逆行性射精(精液が男性の膀胱に逆流する)といったことも。
(3)精子が卵管まで進めるのは、精子の動きの問題や数だけでなく、造精機能障害、精子成熟・保護障害、精路障害がない場合です。
(4)受精するとき、卵管閉塞・狭窄(クラミジア卵管炎など)や卵管周囲癒着 (骨盤腹膜炎、子宮内膜症など)が原因で精子と卵子が出会えないことも。
(5)受精できた卵は細胞分裂しながら子宮に向かって卵管を進みますが、卵子・精子それぞれが老化している場合も受精はうまくいきません。
(6)細胞分裂して胚盤胞になった受精卵は子宮内膜に着床します。子宮の形状の問題や子宮筋腫、慢性子宮内膜炎などの病気で子宮内膜が着床しにくい状況だったり、黄体機能不全で子宮内膜が成熟していないと着床できないことも。
検査と並行してタイミング法を始めることも
上記のほかに、処女膜閉鎖や、腟閉鎖や、子宮頸管炎、頸管粘液不全、子宮内膜症といったことも不妊の原因となりますが、排卵・卵管・子宮・男性因子のどれにも問題がなくても、腟や頸管、体内に入ってきた精子に対する反応のトラブル(抗精子抗体など)によって妊娠しないケースもあります。通常は、決定的な原因が見つからなければ、タイミング法から治療をスタートし、治療と並行しながら検査を続けることもあります。
男性の検査が進まない場合は、フーナーテストも
採精検査がうまくできない場合は、医師から指示されたタイミングでセックスをして、24時間以内に腟内粘液と頸管粘液を採取して、その中の精子の数や運動状態を調べるテストをすることもあります。
「いつかのための不妊治療クリニック受診ガイド」、次の記事は【STEP3 タイミング法と排卵誘発編】をお届けします。
ぜひ、ご覧ください!
■監修
■マンガ・イラスト/本田佳世
■構成・文/関川香織
※記事掲載の内容は2026年1月28日現在のものです。以降変更されることもありますので、ご了承ください。


SHOP
内祝い



