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[妊活]赤ちゃんを授かった私たちだから言える「不妊治療リアル体験ヒストリー」

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不妊治療を始めたら、どんなことが待っているのでしょうか。先輩たちの体験談から、リアルな未来予想をのぞいてみませんか?
不妊治療ってどんな体験なんだろう? 実際に経験して赤ちゃんを授かった方に聞きました。

関連:[妊活] 不妊治療ALLガイド #1 なぜ早く検討したほうがいいの?

タイミング法で授かりました

不妊治療「タイミング法」で妊娠した先輩たちの体験談を聞きました。

通院と仕事の両立とセックスの義務化がつらかった…

毎月、生理が終わったタイミングで病院へ行き、数日かけて卵子の大きさを測り、薬で調節しつつタイミング法を繰り返しました。
なかなか病院に行ける時間に退出できなくて、仕事との両立はつらかったですが、それと同じくらい、セックスが義務化していくのが、私も夫もお互いしんどかったです。
最終的には、投薬量を変えたときのタイミング法で妊娠しました。
(32才/子ども1才1カ月)

半年たって、疲れたとき逃げることばかり考えてたら妊娠

タイミング法を始めて半年の間、夫の検査も必要なこともあると言われて伝えづらかったり、いろいろなプレッシャーがありました。疲れてしまったとき、「今回妊娠できなかったら、治療に通うのを少し休みにしよう」と勝手に考えていた矢先の妊娠でした。
旅行に行こうかな、夜勤がないところに仕事を変えたいななど、逃げることばかり考えていました。
妊娠したのはたまたま仕事の勤務が連休のときで、いいタイミングだったのかもしれません。
(30才/妊娠9カ月)

いろいろ迷ったけれど思いきって病院に行ってよかった!

病院を選ぶとき、いろいろ迷ったり、どうしようと思ったりもありました。自宅から近いほうがいいのか、職場から近いほうがいいのかとか。仕事先にも、病院に行くとは言えるけど、その通院の理由までは言いづらいので、どう伝えて休むかも悩みました。そんな迷いもあったけど、病院に通ったから妊娠できたと思います。卵管造影検査を行ったあと、排卵を誘発するhMG注射もして、タイミング法を3周期分で妊娠しました。※周期:月経から月経までを1周期
(30才/子ども1才7カ月)

排卵チェックと通水検査。 卵管がキレイになったから妊娠!?

27才から、エコーでの排卵チェックと基礎体温をつけ始めました。5カ月ほど排卵チェックに通い、卵管の通りを調べる通水検査もしました。通水検査の直後のタイミングでは生理が来てしまって妊娠しなくて、がっかりして1カ月ほど病院に行かなかったんです。そうしたら、その休んでいた間のタイミングで妊娠しました。通水検査で卵管の汚れが取れて、キレイになったおかげじゃないかなと思っています。
(30才/子ども1才3カ月)

通い続けるには遠い病院で不安だったけど検査後に妊娠

本格的な治療を始める前に、ひと通り検査を終えたところで自然妊娠しました。卵管造影検査を受けたあとだったので、卵管の通りがよくなったからなのかも、と思っています。気軽に通える近隣には不妊治療ができる専門の病院がなく、車で1時間かかる場所だったので、頻繁に通うことができるんだろうかと不安に思ったこともありました。でも、意外とすぐに妊娠できたのでよかったと思っています。
(30才/子ども8カ月)

体外受精・顕微授精にステップアップ


不妊治療「体外受精」・「顕微授精」にステップアップして妊娠した先輩たちの体験談を聞きました。

高度治療だけでなく、自分で体調管理も頑張りました

2月に男性不妊がわかり、顕微授精しかないと言われたので、そのまますぐ採卵に向けて治療開始。5月に受精卵を戻し、顕微授精1回で今の長女を授かりました。ただ顕微授精を受けただけでなく、体を温めるために靴下をしっかりはいたり、温かいルイボスティーを日々飲んだり、葉酸のサプリメントもとっていました。地元ではない病院だったので、夫の仕事の都合や1人でも通えるかと不安もありましたが、頑張りました。
(32才/子ども1才9カ月)

妊娠した友だちからの病院情報で次に進もう!と思えた

人工授精のために35才から通っていたのは、自宅から徒歩圏内にあるクリニック。でも、5回トライしても妊娠できず、1年たつしそろそろ体外受精へステップアップも考え始めなきゃと思っていたときに、ひと足早く妊娠した友人と久々に再会。彼女は、市内でも評判のよいクリニックで体外受精で妊娠。その先生を絶賛していたので私も転院を決意。そこで受けた初めての採卵、そして胚移植で妊娠しました。友人の話がきっかけで踏みきれてよかったです。
(36才/妊娠2カ月)

タイミング法→人工授精、とステップを重ねました

32才のときが最初の診察。地元の病院でした。そこで半年間タイミング法を実践してみた後、姉が顕微授精した不妊治療の専門病院に転院。人工授精は3回で切り上げて、すぐに体外受精に切り替えました。採卵2回目の移植で妊娠しましたが、妊娠10週で稽留(けいりゅう)流産、手術に…。でも、生理が再開して3度目の移植をして、再び妊娠することができて現在妊娠5カ月になりました。
(34才/妊娠5カ月)

36才という年齢が決定打となって思いきることに

36才になったとき、友だちから「都内の有名病院に通うべき」とすすめられ、また、職場の先輩ママから「過ぎた時間は戻らない!」と力説されたことが後押しとなり、顕微授精に踏みきりました。長い待ち時間、治療への不安、施術の痛みなどに耐えた後、1回目の胚盤胞(はいばんほう)移植が着床しなかったときは、旦那に電話で報告しながら病院で泣きました。その翌月、いったん凍結しておいた胚盤胞を解凍して移植し妊娠することができました。
(37才/子ども4カ月)

人工授精で妊娠しました


不妊治療「人工授精」にステップアップして妊娠した先輩たちの体験談を聞きました。

高度生殖医療も受けるつもりで人工授精へステップアップ

28才から治療を開始して、5回くらいタイミング法にトライ。でも、男性不妊専門の病院に行ってみたら、自然妊娠は難しいと言われ、人工授精に切り替える決心がつきました。有名なところは予約がいっぱいで、数カ月先まで予約が取れませんでしたが、いざ人工授精を始めたら2回目で妊娠しました。ストレスだ ったのは仕事との両立。男性不妊が原因でしたが、私も仕事を休み職場にも迷惑をかけていることにはストレスを感じていました。
(29才/子ども1カ月)

フーナーテストの結果から人工授精することに決めました

子どもができずに悩んでいたときに、パート先の仲間から「子どもがいるいないよりも、夫婦仲がうまくいってる夫婦のほうがいいよ」と言ってもらった言葉は、いつも心の支えでした。それでも26才で治療をスタートしました。フーナーテストを受けたところ、男性不妊のため自然妊娠は無理と判明。人工授精を受ける決心をしました。最初の検査開始から1回目の人工授精まで2カ月の早い展開。原因がすぐにわかってよかったです。
(28才/子ども10カ月)

不妊治療ヒストリー

Aさん・Bさん・Cさん、3人の不妊治療体験談を詳しく聞きました。

Aさんの場合(36才/子ども11才、8才、6才)

◆黄体機能不全で2人目不妊。あせりもあり、モヤモヤした日々でした。

結婚当時から生理不順で病院に通い、卵巣からの出血によるいきなりの腹痛があったときには、「赤ちゃんはすぐにはできないかもしれない」と言われました。それでもその3カ月後、無事長女を授かりました。
生後9カ月で卒乳後、年子のきょうだいが欲しいと婦人科に通うことに。低体温で黄体機能不全と診断され、体温を上げる薬を飲むと吐きけで寝込んだりしたことも。まわりは次々と第2子を授かっていたのであせりつつも、「若いから大丈夫よ」と言われるのが嫌でした。
タイミング法にトライし続け、長女と3才差の二女を授かりました。また卒乳後からすぐ病院に通い、3人目は3カ月で授かりました。まだ若かったので経済的にも大変でした。

●22才:結婚。生理不順で通院
●23才:いきなりの腹痛、卵巣からの出血で入院
●24才:第1子妊娠・出産
●25才:2人目がすぐ欲しくて通院開始黄体機能不全とわかる
●27才:タイミング法で第2子妊娠・出産

Bさんの場合(35才/子ども1才)

◆原因がはっきりしたのでいきなり体外受精をスタート

結婚して5年以上たつのになかなか赤ちゃんを授からなくて、治療を始めたのは32才。妹に子どもができ、自分もとあせる気持ちもありました。
検査の結果、早い段階で原因は主人のほうにあることがわかり、タイミング法や人工授精などのステップは踏まずに体外受精に進みました。まずは自分とパートナーがどのような状態にあるかを知ることが大切だと思うので、専門の病院で夫婦で検査を受けるのがいちばんだなと今は思います。
治療中大変だったのは、仕事との両立でした。会社に治療中であることが伝えづらかったので休暇や遅刻の理由に苦労しました。同じように不妊治療を受けている友人との情報交換が励ましになりました。

●32才:結婚5年以上、なかなか授からないので治療を決意。血液検査、子宮卵管造影検査などの諸検査
●33才:採卵手術、体外受精(顕微授精)、胚移植。採卵1回、胚移植1回で妊娠
●34才:出産

Cさんの場合(38才/子ども2才3カ月、3カ月)

◆夫の説得で始めた不妊治療。時間を優先して体外受精をしてよかった。

治療開始は 34才のとき。
「妊娠しづらいかも」と私が言ったことをきっかけに、子どもが欲しかった夫のすすめで(当初の私は)いやいや治療することに。
夫が「35才を境に妊娠する確率が下がること」を知っていて、説得されました。病院を探すのも受診予約もすべて夫主導。とりあえず話だけでも、と連れて行かれました。
私は結婚前から多のう胞性卵巣症候群で、検査の結果、排卵はしても妊娠しづらく、タイミング法だけでは運任せで時間がかかることもわかりました。ある時、勉強会でドクターが「不妊治療は年齢が問題。今日が一番若い!」と話すのを聞き、それからちゅうちょせずに体外授精に進むことができました。

●34才:タイミング法に5回トライ
<第1子>勉強会を経て、人工授精をスキップして体外受精にチャレンジする決意。10月に採卵手術、2回目の胚移植で妊娠
●35才:出産
●36才:秋から不妊治療を開始。
<第2子>甲状腺機能の治療をしたあと、翌1月、第1子のときの凍結胚を用いて移植
●37才:出産

なんとなく…では妊娠しない!と気づいて治療を決意する人、多数

妊活経験のある人たちにアンケート(※)で、「不妊治療をした理由」を聞いたところ、「避妊をやめても妊娠しなかったから」という理由が不妊治療を始めた理由の7割近くを占めました。
だれもが初めから、もしかして不妊かも、とは思っているわけではないのです。それまで避妊してきたのを解禁して、すぐにでも妊娠すると思ったのに…あれ? ということから、不妊治療を検討し始めています。
「なんとなく待っているだけ」では、とくに30代以降はなかなか妊娠しない、ということを先輩たちも実感しています。
そして、不妊治療がいつまで続くのかわからないということが、スタート時には大きな不安要素。でも実際には、半数以上の人が治療スタートから1年以内に妊娠したというアンケート結果が出ています。

※姉妹誌『たまごクラブ』読者で妊活経験者107人に不妊治療についてのアンケートを実施しました。(2017年11月)

※不妊治療のステップアップや治療に対する感じ方は個人差があり、またクリニックの方針もあります。この特集はあくまで体験談をベースにしており、すべての方が体験談どおりに進むとは限りません。

▼発売中の『妊活たまごクラブ2018-2019年版』は、妊活に役立つ情報が一冊に詰まった妊活スタートブック。

■イラスト/きくちりえ(Softdesign)
■構成・文/関川香織(K2U)

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