人気インスタグラマーが不妊治療を振り返る、「いざ病院も…袋小路に」
連載2回目は「いざ病院も…不妊治療の袋小路に」。
現在たまひよONLINEで、1歳の息子くんとの日々を描いた「ハハのさけび」を連載中のわぐりさん。
実はわぐりさんも不妊治療経験者。恐ろしいと思っていた不妊治療をどう始め、どうステップアップしたのか。過去の連載「モヤサバ妊活」に詳しく描かれています。
今回は、あらためて当時の気持ちを、ダイジェスト的にマンガにしてもらいました。全四回でお届けします。
「妊活~育児インスタグラマー・わぐりさんが振り返る 私が妊娠するまで」 #2
※参考:「妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2019-2020年版」
精神的負担、ステップアップ。不妊治療の袋小路に
不妊治療は想像以上に精神的負担が大きいです。治療のために会社を休む申し訳なさ。仕事のストレスで妊娠しにくくなるのではないかという不安。妊婦さんに対するうらやましさ。だめだったときの落胆。
前進あるのみですが、不妊治療のステップアップは自分で決めなければなりません。
当時の仕事は数年単位のプロジェクトが多く、妊娠したら会社に迷惑がかかるし、体外受精は採卵時に痛みを伴うとも聞きます。いつステップアップすべきか、その決断に妊娠の成否がかかっているかもしれないのに、ふんぎりがつかない。
いろんな思いがごちゃまぜになって、先の人生を考えることが怖く、体外受精をためらっていました。
[わぐり]
6年間の妊活を経て、2018年4月に第1子を出産。
たまひよONLINE連載「モヤサバ妊活」では、妊活・不妊治療をしていたときの体験と気持ちについて、全10回にわたり詳しくレポートしている。
●わぐりさんのマンガ紹介
「モヤサバ妊活」:2年の不妊治療を経て子どもを授かるまで
「妊婦のハッケン」:妊娠中に発見して面白いなーと思ったことを紹介
「ハハになった日」:自分の出産・産後体験をベースに、出産前の自分に伝えたいことを紹介
「ハハのさけび」:育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方を紹介
イラスト/わぐり
構成・取材・文/津島千佳