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無痛分娩(前編):ダイラパンの試練[ハハになった日 #1]

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0歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterInstagramで描いています。

2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期(連載「妊婦のハッケン」)を過ごした私も、いよいよ出産!産む前は、出産そのものに気をとられがちですが、その直後の新生児育児こそ、壮絶な日々。この連載「ハハになった日」では、自分の出産・産後体験をベースに、出産前の自分に伝えたいことを紹介していきます。

無痛分娩(前編):ダイラパンの試練[ハハになった日 #1]

いよいよ出産です。痛みに弱い私は、無痛分娩を希望。私の産院では、無痛分娩は計画分娩でのみ可能で、前日から入院することになりました
「前日から入院って、やることなくて暇そうだな・・・」と思った私は、入院セットに、ゲーム機やiPadなどをつめつめ。ドキドキしながら、入院の日を迎えました。

病室に案内され、入院着に着替えると、すぐに診察がありました。「あ、子宮口全然開いてないね。」と、先生。前日まで頑張って歩いていたのですが・・・努力もむなしく、1cmほどしか開いていなかったようです。
「ダイラパン※、5本入れまーす。」と、テキパキ処置を始める先生。次の瞬間、「い、い、痛い!!!!」激痛が走りました。不意打ちだったこともあり、あまりの痛さに涙目に。終わった後に見てみたら、出血も結構していて、ますます痛みが・・・。
無痛分娩にしたのに、まさか入院直後にこんな痛い目に合うなんて・・・と、ゲッソリする私。

※子宮頚管に入れて子宮口を押し広げるものだそうです。

「さっきのめちゃくちゃ痛かった・・・」と、テンションだだ下りの状態で病室に戻ると、ほどなく看護師さんがやってきて、今度は点滴の処置。妊娠時の検査で、私はB型溶連菌の持ち主ということがわかっていて、赤ちゃんへの感染を防止する抗生剤を、前日から点滴することになっていました。
点滴自体はあまり痛くないのですが、腕に管がつながっていて不自由だし、抜けないか不安になるし、なんだか、一気に自分が病人のような気分になり、またゲッソリ。

そんなこんなで、あっという間に夜になりました。
ダイラパンがめちゃくちゃ痛かったこと。点滴が辛いこと。そして何より、明日の出産への不安。明日に備えて早く寝なきゃいけないのに、心がザワザワ忙しい・・・。正直、持ってきたゲームをする余裕、全然ありませんでした。(笑)

出産前の私に伝えたいです。「前日から忙しいので、ゲームは必要ありません。」と・・・。

[わぐり]
2018年4月に息子を出産した34歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)Instagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。

※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。

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