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【学資保険】貯蓄性がイマイチでも加入するメリットは?

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iStock.com/vadimguzhva

超低金利時代の今、学資保険の貯蓄性も下がってきています。「それでも学資保険に入ったほうがいいの?」と迷っているママも多いのではないでしょうか。そこで、学資保険に入るメリットと、上手な入り方について、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生に教えていただきました。

大学入学前にかかるお金は、学資保険で準備するのがいちばん確実

「最初に答えを言ってしまいますね。ズバリ! 学資保険には『入る』ことをおすすめします」と畠中先生。

「残念ながら今年の春、学資保険の保険料を値上げした会社が多く、貯蓄性は少し下がってしまいました。それでも、とくに家計に余裕がない家庭ほど、学資保険への加入がおすすめです。学資保険は貯蓄と違って強制的に積み立てられるので、『今月は厳しいから貯めるのをやめよう』ということにならないので、確実に教育資金が貯まります。

また、最近は学資保険ではなく、投資信託などの運用で教育資金を準備しようと考えるママも増えているようです。運用で教育資金の準備をすることを否定するつもりはありませんが、教育資金のベースの部分は、学資保険で準備したほうがいいと思います。運用で準備する場合、状況が悪ければ換金しづらくなる可能性も。運用は学資保険の上乗せプランとして考えるのがいいでしょう。私自身も学資保険を利用しましたが、学費を確実に準備できて、本当に助かりました。

さらに、少し前までは『低解約返戻金型終身保険』という保険を利用して、教育資金の準備をするご家庭もありました。保険料の払い込みが終わると、払った保険料よりも多い解約返戻金が受け取れたからです。ところがこれから『低解約返戻金型終身保険』に契約する場合、保険料の払い込みを終えても、解約返戻金が100%を割り込んでしまいます。学資保険で準備したほうが有利だと思います」

返戻率が104~105%以上になるようなプランがおすすめ

「学資保険は、教育資金準備を目的に入る保険です。払った保険料に対して、受け取れる学資金のほうが下回るようでは意味がありません。返戻率は、104~105%以上になるようなプランを選ぶのがポイント。
共働きで家計に余裕があるご家庭は、10年払いなどの短期払いを利用するのがおすすめです。教育にかかるお金の負担が重くなる前に、保険料を払い終えられるうえ、支払いが短期間になるほど返戻率(払った保険料に対して、受け取れる学資金の割合)がアップするメリットもあるからです。

なお、学資金の合計額は、200万円以上になるように入りたいところ。300万円くらい準備できると、安心感は高まります。なかには、400万円や500万円の準備を考える人もいますが、2人目が欲しい場合は、2人分の保険料を払い続けられることが大切なので、1人目で無理をしすぎないようにしましょう。

2人目の学資保険の契約者は、1人目とは違う名義に

共働きの場合、1人目の学資保険は収入が多い方が契約者になるのが一般的。2人目を授かった場合は、2人目の学資保険は1人目と違う方が契約者になるのがおすすめです。学資保険のしくみとして、契約者が亡くなった場合は、それ以降の保険料が免除になるという保障性があるため、契約者の名義を分けておくと、いざというときに安心です。

子ども1人を大学まで行かせた場合の教育費が「最低でも800万円」という数字だけ聞くと、「そんなには無理!」と感じてしまいがちですが、妊娠中から学資保険に入り、長期計画で貯めていくことが大事なのですね。
ちなみに、最近の学資保険は17才、あるいは18才から4~5年に分けて学資金を受け取れるタイプが主流。学資金を受け取れる月は学資保険によって異なるので、加入する際には、もらえる時期や月を確認することを忘れずに。

■監修/ファイナンシャルプランナー 畠中雅子先生

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