出産準備を始める前に確認! ベビー布団、ベビーベッド、バウンサー 赤ちゃんの「ねんねグッズ」基礎知識
妊娠中にそろえておきたい出産準備・育児グッズの中から、「ねんねグッズ」についてご紹介。何をそろえておくべきか、自分にあったものを検討しましょう。
ベビー布団は赤ちゃん専用のものを
新生児の赤ちゃんは、背骨がやわらかいので、体を支えるためにかための敷布団が必要。掛け布団や布団カバーなどとセットになって販売されているものが多いので、セット内容を確認し、季節や住環境に合わせて選びましょう。素材も、赤ちゃんのデリケートな肌を考えて、肌にやさしいものを選ぶと◎。
先輩ママの意見も参考に
アンケートでベビー布団を用意すべき、と答えた先輩ママの意見は、「生まれたばかりのころは体がふにゃふにゃで、専用の敷布団がないと寝かせられない」、「掛け布団なども入ったセットで買うと、気温に合わせて使えてお得!」など。一方で、用意しなくてもいいと答えた先輩ママの意見は、「大人の布団でも、かためのものがあれば十分」、「最初の数カ月しか使わなかったのでいらないかも」などがありました。手持ちのもので代用できるのか、使用期間はどのくらいになりそうか、なども検討しておくといいですね。
ベビー布団セットには何が入っている?
ベビー布団は、「6点セット」「8点セット」などのセット売りが主流。どんなアイテムが入っているかはメーカーによってさまざまですが、おおまかなものをまとめました。購入の際は入っているアイテムをチェックして!
敷布団
やわらかいと赤ちゃんの体が沈んでしまいます。赤ちゃん専用の、適度なかたさのものがマストです。
防水シーツ
敷布団の上に敷いて、汗やおしっこが布団にしみ込むのを防ぐもの。おむつ替えのときも、あると安心。
シーツ
吸湿性、放湿性に優れた、コットンなど天然素材のものが◎。洗い替えを用意しておくと便利です。
キルティングパッド
敷布団の上、シーツの下に敷きます。ほどよいクッション性があり、吸湿性に優れているので、シーツから伝わった汗などの水分を吸収します。
薄手の掛け布団&カバー
季節の変わり目は、薄手の掛け布団が活躍。「冷房をつけていたので、夏も掛け布団を使った」という声も。
厚手の掛け布団&カバー
秋・冬生まれ赤ちゃんにおすすめ。厚手でも軽さを重視して、保湿性や通気性のよいものを選びましょう。
ブランケット類
綿毛布やタオルケットなどは、体温の微調整に便利。セットに入っていない場合は、別売りで購入する人も多いです。夏生まれの赤ちゃんには、特におすすめ。
枕
セットに含まれていることが多いですが、赤ちゃんが少し大きくなり、首がすわってから使いましょう。
購入を迷うグッズはどう判断する?
ベビー布団以外のねんねグッズは、購入するか迷う妊婦さんが多数。2つのグッズについて解説します。
ベビーベッド
上の子やペットがいる家庭では、生まれたての赤ちゃんの安全面を考えて、ベビーベッドを用意することが多いです。
また、「ベビーベッドの上でおむつ替えをすると腰がラク」という意見も。
一方で、部屋が狭いなどの置き場所問題が、ベビーベッドを迷う原因の一つ。赤ちゃんがベビーベッドを嫌がって寝てくれない場合もあります。ママ、パパがベッドと布団どちらで寝ているかも考えて、検討しましょう。
スインググッズ
バウンサーやハイ&ローチェアなど、ゆらゆら揺れて日中に赤ちゃんを一時的に寝かせておくのに活躍するグッズです。寝かしつけや、家事で抱っこができないときに便利。中には、赤ちゃんが大きくなったら離乳食用のチェアにできるなど、長く使えるものもあります。ただ、赤ちゃんによっては嫌がって泣いてしまうことも。レンタルなども含め検討してみましょう。
※赤ちゃんが寝てしまった場合は、乳幼児ベッド等(しっかりとした平らな寝床)で寝かせましょう。
取材・文/たまごクラブ編集部
※アンケートは、郵送アンケート142人および2019年5月に実施したインターネットアンケート(全国の0カ月~1才6カ月の赤ちゃんがいるたまひよ読者/n=225人)、2020年に実施したインターネットアンケート(全国の0カ月~1才6カ月の赤ちゃんがいるたまひよ読者/n=225人)で回答を得た結果を集計したものです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、一日のほとんどを寝て過ごします。だからこそ、ねんねグッズはよく考えてこだわりのものを選んであげたいですね。
参考/『たまごクラブ』2022年4月号別冊付録「先輩ママのべ600人が本音で判定 3・4・5・6月生まれベビー 出産準備・育児グッズ」
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