お笑いタレントキンタロー。の夫が語る、コロナ禍での第2子誕生。妻への思いと長女の成長
2021年12月に第二子を出産したキンタロー。さん。思い通りにならないコロナ禍での妊娠&出産時には、妻に寄り添う夫の姿がありました。
妻の帝王切開にドキドキ…
第一子と第二子の出産が近い場合、第一子が帝王切開だと、第二子でも帝王切開になると聞いていたので、覚悟はできていました。1人目のときは、妻の骨盤サイズに比べて赤ちゃんの頭が大きく、診察室で医師が「これは難しいな…、切らないとな」と言ったのを痛烈に覚えています。
帝王切開はよくあることかもしれませんが、「妻が手術を受ける」ということに対して、やはり緊張しました。それは第二子でも同じです。そのうえ、コロナ禍ということで、出産時の立ち会いもできず、すべてを妻に任せるしかできない状況にもどかしさもありました。
ただ、第一子と同じ産院、同じ医師だったこと、出産前の健診で「問題なくいけると思いますよ」と言ってもらえたことが安心材料となりました。予定帝王切開だから、出産予定日時に確実に都合をつけることができたのも、プラスでした。
面会時間は3時間限定!出産予定時間の1時間後に病室へ
今回の第二子の妊娠・出産でとくに印象に残ったのは、コロナ禍で立ち会いができないことによる不便でした。
妻の健診時も産院に立ち会いができず、第一子のときは産院で妻と一緒に見ることができたエコーも、第二子では写真のみ。赤ちゃんがおなかの中で成長していく様子を感じづらかったのが残念でした。
出産当日も面会時間が3時間と制限されていたため、予定時間前から産院の駐車場で待機、出産予定の1時間後に病室へ直行しました。看護師さんが出てきて「この度はおめでとうございます」といわれ、初めて母子ともに無事であることが確認できました。
いつも元気な妻ですが、この時はさすがに憔悴(しょうすい)している様子。でも笑顔を見ることができました。私にとって、母子ともに元気で、無事に赤ちゃんが誕生してくれたこと、それが何よりうれしいことでした。
次女“ちびキン”ちゃんの成長
妻は第一子のあだ名を“ちびキン”、第二子を“ミニキン”と命名したのですが、今回、長女のちびキンも思わぬ成長を見せてくれました。産院が面会NGだったため、ちびキンは母親とはしばらく会えない状況が続き、母親と一週間も離れて暮らすのは初めて。たまに「ママ…」と言っていましたが、泣くこともなく日常生活を送っていました。寂しさを抑えながら頑張る姿に成長を感じ、なんとも言えない感動をもらいました。
取材・文/たまごクラブ編集部
帝王切開での出産は、おなかを切開する手術。手術を受ける本人はもちろん、緊張と大きな不安があるでしょうが、もしかしたら本人以上に家族は心配し、緊張しているのかもしれませんね。
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『後期のたまごクラブ』2022年春号には、出産ドキュメント特集「コロナ禍出産“赤ちゃんに会えた日”ドキュメント」があります。この特集の中には、キンタロー。さんと同じく、コロナ禍で帝王切開したママの出産ドキュメントがあります。チェックしてみてくださいね。
キンタロー。だんな
PROFILE
お笑いタレントのキンタロー。さんと2015年に結婚。キンタロー。さんとの間に2020年1月に長女(ちびキンちゃん)、2021年12月に次女(ミニキンちゃん)が誕生。ご本人が子どもたちとのやり取りの様子を描く“キンタロー。だんなオフィシャルブログ”が人気。