「うわ!お義母さん…」「水をください」など。出産直後思わずでたセリフには、それぞれのドラマがある。ママたちの声
出産直後、お母さんが赤ちゃんに「生まれてきてくれてありがとう」と、言う感動のシーンはドラマであるあるです。が、現実はそんな感動に浸る余裕なんてない、というママたちの声が集まりました。口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた「出産直後のリアルな言葉」を集めました。
うわ! 夫がでてきた
「旦那の完コピでした。難産で苦労してやっと産んだのに、微塵も私に似ていなくてショックは倍増。ちなみに娘です」
「娘なので、将来大丈夫かなって思いました」
「うちも娘だったので、軽く絶望感を覚えた記憶あり。でも成長して女の子らしくなってきました」
「うちなんて夫だけでなく、義母にもそっくり。複雑でした」
番外編でこんな声も。
「『お義母さん、産んでも〜た〜』です。夫ならまだ救われたのに」
やっと終わったー!
「微弱陣痛が続いて歩き回ったりスクワットさせられたり。最後は促進剤を使用して、あまりの痛みに叫びまくり。
赤ちゃんが大きめだったのでいきむのも大変で。とにかく長くて、解放された喜びで泣けました」
「切迫早産でずっと入院してました。
しんどい時間が長かったので、ようやく自宅に帰れると思いました」
「1人目と3人目は、予定日より2週間遅れて出産でした。
予定日過ぎてからずっとモヤモヤしていて、とくに3人目はなかなか出てこないので陣痛促進剤を使い、死ぬかと思いました」
「無痛分娩を選んだのにめちゃくちゃ痛くて、なんで?なんで?と、思いがずーっとグルグル。
腰痛もひどくて、かなりしんどくて、出産直後は『やっと終わった』と思いました」
「……(無言)」
「想像以上に痛くて時間もかかり、疲れ切っていて。娘の産声が聞こえないほど放心状態でした」
「我が子の産声を聞きながら、こっちが泣きたいわ、と心でつぶやいてました」
「早産からの入院生活をへて緊急帝王切開。気持ち悪くて吐くし、縫われている時は麻酔が効かず痛いし。
二人目も同じパターンで、もう妊娠出産手術はこりごりです」
「生まれた瞬間の記憶なし。2晩陣痛に耐えたあとの緊急帝王切開だったもので朦朧としてました」
思わずでたセリフには、それぞれのドラマがある
「『こいつか!』です。
重たいし胎動が激しいし、どんなものが入っているんだろうと、ずっと思ってました。
そして医師から、へその緒が首に巻きついてました、と言われて『イリュージョン!』と、言ってしまったら、夫と医師にドン引きされました」
「『やっぱりね!』です。
検診でずっと女の子です、と言われていたけど、私はなぜか妊娠初期から男の子と確信していました。
いざ出産したら男の子でした。母の勘が的中です」
「『ガッツ石松じゃん!』です。でも目を開けたら、切れ長で夫にそっくりでした」
「『大仏ヘアじゃん。どうしよう!』です。女の子なのにパンチパーマばりの天パでした」
「『水をください』です。
陣痛が始まってすぐに赤ちゃんの心拍が低下気味になり、帝王切開の可能性があるので、水は飲まず口をすすぐだけと、言われて。
結局、自然分娩でした。隣で夫は感動で泣いていたけど、私は枯渇してて涙も出ませんでした」
「3人目まではいろいろありすぎて、感動に浸る余韻はなかったなぁ。
4人目でようやく『生まれてきてくれてありがとう』って、言葉がでました」
出産直後は聖母のような言葉は頭の片隅にも出てこず、感動のセリフはひと段落してから、という声が圧倒的でした。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」(2022年2月終了)の投稿を抜粋したものです。