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“小刻みに震えるチワワ”だった彼に、テレビ番組の企画で告白をおねだり。40歳で妊活をはじめ、すぐに第一子を自然妊娠したことを発表【手島優さんインタビュー】 

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昨年11月に、一般男性と結婚したタレントの手島優さん。今年5月には第一子妊娠を発表し、現在進行形のマタニティライフをご自身のSNSなどで発信しています。今回は、ご主人との出会いや結婚、妊娠判明の頃の様子や、これからのことについてお聞きしました。

誠実な彼にやっと出会えて、具体的な未来が描けるように

―――ご主人との出会いを教えてください。

手島さん 10年くらい前に、共通の友達から、私のことを好きと言ってくれている人がいるとは聞いていたんですが、どうせミーハーな人だろうと、会うのはお断りしてたんです。でも、10年過ぎてからもまだ好きだと言ってると聞いて、「そんな人いる!?」って思って、会ってみようかなと。私もアラフォーで将来のことを漠然と意識し始めた頃でした。

いざ会ってみたら、友達から誠実な人柄とかは聞いていたけれど、なんかチワワのように小刻みに震えてて(笑)。その様子があまりにも新鮮で、私の方が興味をもって電話番号を聞いて、二人で会うようになりました。

それから数か月後には、テレビ番組の企画を通して、告白してほしいことを告白しました(笑)。「『結婚前提に付き合ってください』と言ってください」って。
放送は深夜だったので「今すぐ会いにはいけないんだけど、結婚前提に付き合ってください」って電話をくれて。数日後にはもう一度、直接言ってもらいました。

―――ご主人のどういったところに魅力を感じていますか?

手島さん それまでは、“タレントの手島優”のイメージで見てくる男性ばかりだったんです。「幸が薄い」とか「ギラギラしてる」とか、そういう接し方をされると、せっかく両親に大事に育てられたのに……ってシュンとしちゃうこともありました。でも今の夫は、先入観なく私の内面の方をしっかり見てくれてるなと感じます。それに加えて、まじめで、仕事一筋。
もともとそこまで強い結婚願望はなかったんですけど、心の温かい誠実な男性にやっと出会えたと思いました。そこから自然と子どもも欲しいと考えるようになりました。

妊娠をきっかけに知った、夫の意外な一面に感激

白無垢でのブライダルフォト。ご主人は照れながらも手島さんの要望に応えようと頑張ってくれたそう。「誠実さにますます惚れ直しました」。

―――結婚前、子どもについてお二人で話されたことはありましたか? 

手島さん そろそろプロポーズかなというタイミングで、私から確認しました。「私は子どもが欲しいと思っているんだけど、どうお考えですか?」って。「君が欲しいならいいと思う」とは言われたんですけど、そのとき私は40歳目前で、年齢的に考えると難しいかもしれないという現実的な話もしました。それに対しては、「そのときは二人で過ごせばいいじゃん」と。そうやってお互いの気持ちを確かめ合ったうえでプロポーズしてもらったので、入籍が決まってからすぐに妊活をスタートさせました。
そしたら、病院に相談に行くこともなく数か月で自然妊娠することができたんです。もともとからだにはかなり気を遣っている方で、婦人科系の検診も半年に1度くらいのペースで行っていたのと、栄養バランスを意識した食事をとるようにしていたのが良かったのかもしれません。

旬の食材を取り入れた具だくさんの献立。料理をするたび、つくづく楽しいと感じるそう。

―――妊娠がわかったときのことを教えてください。

手島さん 思いがけず早く妊娠できたので、私はすごくうれしかったんですけど、夫はまだ心構えができていないかもと思うと、すぐには伝えられませんでした。ちょうど夫の仕事がすごく忙しい時期だったので、ただでさえ仕事のプレッシャーで大変なときに、さらにプライベートでもプレッシャーを与えて大丈夫なのかというのも心配で。それに私と同じテンションで喜んでくれるかどうかの不安もあったので、疲れていそうな日は避けたりしているうちに、一週間くらい経っちゃったんです。
その頃にはさすがに「うれしいことなのに、なんで言えないんだろう」って思い始めて。一人で抱えることじゃないと気づいたんです。

夕食後に少し話せる時間があった日、「お疲れのところ申し訳ないんですが……」と切り出しました。私は思わずかしこまった感じになってしまったんですけど、「妊娠しまして」と伝えた瞬間、彼は「えーっ!!うれしい!イェーイ!!」って、ハイタッチしてきたんです。そのテンションにもびっくりだったけど、ニッコニコで一声目に「うれしい」って言ってくれたことにほっとして、号泣しちゃいました。

―――ご主人の知らなかった一面が見られたのも、妊娠のおかげですね。 

手島さん そうですね。彼も自分自身の挙動に驚いてるみたいです(笑)。エコーを二人で見たときも、すっごい感動していて。「診察に一緒に行かせてくれてありがとう!!」って。もともと子どもには興味なさそうだったのに、いざ二人の間にできてみると、一つ一つのことに感動してくれるんです。なので、出産にも立ち会って、その瞬間を見てパパになる実感を持ってもらいたいと思っています。動画とかは撮らなくていいから、そばにいてほしいですね。

ご主人は街でファミリーを見かけると「俺もああなるんだ」とウキウキ。そんな彼を手島さんは「かわいいって思っちゃいます」。

―――立ち会い出産のほかに、思い描いているバースプランはありますか? 

手島さん できれば無痛分娩にしたいと思っているんですけど、病院の先生には、「無痛とはいえ、何時間かかるのかはわからないんですよ」と言われて。いろいろと知らないことが多いなとあらためて思いました。年齢のこともあるので、周囲の人にも話を聞いて、参考にさせてもらっています。

―――情報収集の真っ最中ですね。 

手島さん 最近、SNSでコメントをくださる女性の方が増えたんです。文面だけですが、意見交換や情報交換ができるのがうれしいですね。今までになかったことなので、そういうママトークも楽しみたいです。リアルに相談できるママ友もできるといいな。今まで仕事一本でしたし、子育て経験なんてないから、とにかく不安です。親も歳だし、どこまで頼れるのかとか、仕事復帰してからの両立とか……。

やっぱり動ける範囲も若い頃とは違うと思うので、まだ余裕がある今のうちにいろいろ知っておきたいです。直前でバタバタするのがダメなタイプだから、前もって慣らしておきたい。赤ちゃんがいるお友だちの家に遊びに行ったときは、おむつの替え方とか離乳食の作り方とか学ばせてもらってます。区が開催しているパパママ学級も、夫婦で参加するつもりです。

こんな私でも年齢関係なく幸せを掴めると発信していきたい

「からだの変化に戸惑うことはあるけれど、今しかできないマタニティライフを楽しみたい」と手島さん。

―――妊娠したことで、手島さんがご主人や周りの人に対して、何か変化を感じることはありましたか?

手島さん 夫は最初の頃、私がつわりもなくておなかもまだ目立っていないからか、まったくと言っていいほど、家事も心配もしてくれなくて。泣きながら訴えたことがあるんです。そしたら、「今のうちに仕事をがむしゃらにやるのが父親の役目かと思ってた」って言われたんですよ。「何言ってやがるんだ」と思いつつ……、「今はどっちもがんばって欲しい時期だよ」と言うと「そうだったんだ!」って。面と向かって伝えたことで、理解してくれるようになりましたね。
今では“パパになる前に読む本”みたいなのを何冊か買ってきたり、食事の片付けやゴミ捨てなどの家事も進んでやってくれるようになりました。伸びしろのある夫でよかったです(笑)。少しずつですけど、パパになっていってくれてるなと思います。

私、最近までマタニティマークをつけるのをためらっていたんですけど、夫につけた方がいいと言われて、つけ始めたんです。そうすると、ワンちゃんの散歩をしてても向こうから来る方がゆっくり歩いてくれたりとか、自転車からわざわざ降りて通ってくれたりとか。人のやさしさに気づくようになりました。

仕事をしているときも、こっそりスタッフさんが「クッションがあった方がいいですか」とか言ってくれたり、番組内の発言内容にもマネージャーさんが気を遣ってくれたり、働きやすい現場づくりをしてもらっています。すごくありがたいですし、私もそんなに一人で無理することなかったんだなって思いました。

―――今後はどんな活動をしていきたいですか?

手島さん 手島優らしさを失わず、親近感のあるママさんとしても見てらえたらうれしいです。結婚するときも妊娠したときも、発表することに不安もあったんですが、みなさんの反応がすごく優しくて励まされました。こんな手島でも、年齢も関係なく、幸せをつかめるんだよって、発信していけたらいいですね。お料理が得意なことも、もっと知ってもらいたいな。

夫婦では、生まれてくる子に「愛してるよ」を言い続けようと話してます。反抗期になっても「愛してるよ」で返そうって(笑)。私は反抗期がなかったから、ちゃんと向き合えるか心配なんですけど、そこは反抗期経験者の夫に頼ろうかと。
いいことも悪いことも、いろんなことがあると思いますけど、とにかく愛情をかけて育てたい。たっぷり愛情をかけていれば、スレた方にはいかないと信じているので、そうやって3人で過ごしていきたいですね。

取材・文/酒井絢子、たまひよONLINE編集部

●記事の内容は2023年7月の情報で、現在と異なる場合があります。

<プロフィール>
手島優さん 
1982年8月27日生まれ、栃木県出身。2008年『日テレジェニック2008』に選ばれグラビアアイドルとしてさまざまな雑誌の表紙を飾る。現在はバラエティ番組やドラマ、映画、CM、ラジオ番組など多方面で活動中。特技は水泳(元ジュニアオリンピック候補生)、料理(栄養士免許)。

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