まさかの出産時に骨折!産後に出た最初の言葉は「あぁ…出てきた…ホンマに入っとった…」と号泣【たまひよ 出産体験談】
こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、あきさんの出産体験談をお届けします。
【出産レポ】※めちゃくちゃ長いです
〜おしるしからの当日出産〜
〜子宮口全開からの麻酔(和痛分娩)〜
〜まさかの出産時に骨折〜
《情報》
・12月13日(水)20:44 3002g 男の子〈38w5d〉
・初産 和痛分娩(子宮口全開時点で麻酔)
・おしるし
・高位破水
・促進剤使用
・吸引分娩
《レポ》
12月13日水曜日
2:20
尿意と腹痛(恐らくオシッコが溜まってての腹痛)で目が覚めてトイレしたら鮮血がでた。
おしるしと自己判断。
3:43
トイレでオシッコする。トローっとした粘り気のある血の混じったのが出る。
腰が突っ張った様な、5キロぐらいの錘を付けられてる様な感覚。
3:59
お子、しゃっくりはじめる。安定のマイペース。
陣痛かと思ったけど、なんか治まってきた?
これが噂の前駆陣痛とやらか?!と、なんか感動する。
とりあえず浅い睡眠をとる。
9:15
38w5dの健診(元々予定してた)内診で破水していると言われ、あれよあれよと入院になる。
※高位破水
※おりものに混じって破水も一緒に出てたとのこと。
※もしこの日が検診日じゃなかった場合は気付かずに生活を続け、おそらく陣痛がスタートしてたか、ドバッと破水をしてたかな。と言われました。
駐車場で待っててくれた夫に陣痛&入院バッグを取りに帰ってもらい、1人で陣痛に耐える。
14:00
NST中におなかが強く張ったタイミングで子の心拍がかなり落ちる。すごい速さで助産師さん?看護師さん?2人が部屋に来てくれて、横向きやら、四つん這いやら指示される。
その後心拍が落ち着いたので大丈夫とのこと。
※恐らく臍の緒が巻き付いてて苦しかったとのこと。
14:30
子宮口3センチ。子の頭はかなり下がってるけど、入り口がまだお尻の方?向いてるらしい。
陣痛中は意識を逸らそうと試みるも痛いもんは痛い!
とりあえず手の届く所にあるコンセントの穴に指を突っ込もうとしてみたりして耐える。
(指つっこめないけど)
15:40
陣痛4、5分感覚片足だけ胡座を組んだ形にして、片足はベッドの下に下ろした姿勢で、自分の足の裏を両手で心臓マッサージするように上下に揺れて陣痛に耐える。
16:00
ベッドの頭側をほぼ90度まで起こしてソファのようにもたれて過ごす。
横になってるより座ってる方が陣痛に耐えれる気がする。
内診で3.5から4ぐらいと言われる。
※内診時以外子宮口9センチ辺りまでほぼ座って陣痛に耐えてました。
17:22
陣痛4分間隔。若くて美人で可愛い助産師さんが夜勤の人と交代とのこと。悲しい。
夜勤の人は怖い人か?と聞いて、ベテランさんで優しいよって言われたからその言葉を信じる。
17:40
夜勤のベテラン助産師さん鬼やった。
内診で一気に7センチまで広げたったで!って!
ゴッドハンド…
私はのたうちまわった
(私が今日中に産みたいとか言ったもんだから…)
でも終わりが少し見えてきた!
今日中(12月13日)には逢えそう!
18:00前ぐらい 促進剤投入
18:45
夫召喚
時間不明 いきむ練習という名の拷問…
院長先生登場 内診しながらいきむ
痛すぎて叫び声がで始める。
院長先生退出
あと少しで麻酔できるよ!と言われる
「あと少しって何分ですか?!」と聞く私。
「あと数分だよ!」と教えてくれるが、その数分が長すぎた…
ここでココロ折れた。
助産師さんのアドバイスフル無視。全く言う事聞かん奴になった。
絶叫してしまうわ、足閉じようとするわ、助産師さんの腰を掴んでたぐり寄せておなかに顔埋めて叫ぶ。
「麻酔をして下さい!お願いします!」と号泣嘆願。(痛すぎて涙出てないけど)
流石に見かねた助産師さんが院長先生へ連絡し麻酔してもらうよう依頼(神)
20:00頃かなぁ 麻酔注射(帝王切開の麻酔と同じ麻酔使用)
注射後瞬時に足がポカポカ。冷たいタオルで確認される。嬉しすぎて何でもかんでも頷いてた。
すぐに麻酔が効いてくれて「スンッッ」となり落ち着く私。痛みからの解放。麻酔神。
吸引分娩になるとのことで、説明を受ける。
吸引分娩開始。
尾てい骨が邪魔をしていて子の頭が引っかかっており、降りてこられないとのこと。
※通常は尾てい骨も柔らかく広がり、赤ちゃんが通れるようにスペースを開けてくれるそうです。
このまま吸引分娩続けると尾てい骨を骨折すると思う。とのこと。
また、尾てい骨の骨折の治療法は放置のみと言われる。(痛み止め飲む生活)
お子さえ無事ならば何の問題もないと了承。
何度目かの吸引時、『ポキッッ』と音が鳴る。
尾てい骨ご臨終。見事に折れた。
院長先生「今ポキッッっとなったね!折れたね!」
私「音聞こえました!折れましたね!」
呑気に折れた話をしてた。麻酔マジで神。
院長先生曰く、稀に同じように尾てい骨の骨折をする人がいるそうです…(これから出産予定の方、不安を煽ってごめんなさい)
麻酔が効いてていきめないのと、吸引だけではなかなか出てこれない状況だったので、私は呼吸を細く長く吐きながら助産師さんにおなかを両手グーパンチで押されることに。
これが激痛すぎた。
おなかの上(みぞおち辺り)は麻酔が効いていない!
かなりスレンダーな助産師さんだったので、
グーパンチも骨ぼねしく、本気で私を殺しにきてた。
心臓マッサージの如くグングン飛び跳ねるように押しまくる。てか、踏み台の上に立って上からピョンピョン飛び跳ねてた。
手のひらで押して下さい。と本気で懇願したかったが、痛すぎて叫び声しかでなかった。
呼吸なんてできない。死ぬかと思った。
※産後押されたおなかの部分は内出血で青…いや赤あざ。めちゃくちゃ痛い。
20:44
麻酔がしっかり効いていたのでイマイチ感覚が分からなかったが、何かが引っ張り出される感覚。からの、我が子誕生。
出てきた瞬間一瞬泣いたらしいが、私と夫には聞こえてなくて心配になる。
口の中の血液などを吸引し、少し経つと泣き出した。想像してた泣き声と違って「へぇ〜」って思った。
胸の上に置かれた時は思ったよりズッシリ感じた。そして温かった。
最初に出た言葉は…
「あぁ…出てきた…ホンマに入っとった…」
何とも…格好のつかない言葉でした。。
動画にきっちりこのコメントが収められてた。もっとかっこいい一言言いたかった。
子がキレイにされてる間、目をかっぴらいて指の本数、足の指の本数を必死で数えてた。
胎盤が出される痛みも、会陰切開もされたが麻酔のお陰で全くの無痛。
縫われてても分からない。麻酔神。
麻酔後からは超冷静モードの私は、叫び倒した事を謝罪して、そのまま2時間ほど家族3人の時間を過ごす。
初乳も与えてみたら凄く上手に吸ってくれて感動。
母乳頑張れそう!と嬉しくなる。
麻酔が効いてるうちに導尿されてオシッコする。なんも痛くない。400mlも出た。麻酔神。
夫が帰宅し、お子も回収され1人残された私はその場で爆睡。
24:00
車椅子にのって病室までいき、食べ損ねた夕食を夜中に完食。
助産師さんには、産後食べるにはキツそうなメニューだから無理しないでいいからね!と言われたが、ペロッと完食。この妊娠期間中に芽生えた食への欲求は凄まじいものだ。
26:00
産後ハイとかなく普通に爆睡しました。
※短時間の細切れ睡眠に慣れてたので、朝5:30にはスッキリ目が覚めた。
〜レポここまで〜
本当に、、出産で骨折するなんて思ってもいませんでした。
普通分娩で最後まで産みきった方々には尊敬しかありません。陣痛の痛みプラス子が出てくる痛みに耐えたとか凄すぎます。
どんなに終わりが絶対にくる!と思っていても、耐えるに耐えられない痛みでした。
産後、我が子を見ても痛みを忘れることはなく…
トラウマとして私に残りました。。
現時点での正直な気持ちは、もうこの子1人で十分。もう一度出産の痛みを経験するのは絶対に嫌。です。。。
本当に無事に産まれてきてくれてホッとしています。
本当に本当に良かった。
いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!また、同じ出産予定月の人と情報交換ができる「同期ルーム」もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。
●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2023年12月の情報で、現在と異なる場合があります。