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お産の始まりは、陣痛より破水からの方が多い!? 破水したときのNG行動は?

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Shangarey/GettyImages

臨月に入ると、お産がいつどのように始まるのか、心配になる妊婦さんも多いかと思います。そこで質問です。お産は、陣痛から始まるものだと思っていませんか? 

実は、「たまごクラブ」で読者アンケートをとった結果、「破水からお産が始まった」という方が意外に多かったんです。同時に「破水から始まるとは思っていなかったので、驚いた」という声も多く集まりました。今回は、破水からお産が始まるときの、症状と対処法について、三楽病院・産婦人科部長の中林 稔先生に伺いました。もし、自分のお産が破水から始まったときあわてないように、しっかりチェックしてください。

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1.前期破水って?

陣痛が始まる前に、赤ちゃんを包む卵膜(らんまく)が破れて、羊水(ようすい)が流れ出ることを前期破水といいます。

卵膜が破れる位置によって、羊水の出る量に差があり、上の方で破水があった場合は、羊水がチョロチョロと出る高位破水(こういはすい)になります。
一方、下の方で破水があった場合は、ドバっと羊水が出ることがあります。高位破水の場合、羊水が出る量が少ないことが多く、尿漏れなどとの区別がつきにくく、自己判断が難しい場合も。また、破水の場合はすぐに入院になります。

前期破水の特徴って?

★色…無色透明orやや白濁色
色はないことが多いですが、なかには、おしるしが混ざり、ピンクのような色になることもあります。破水かなと思ったら、色を確認しましょう。

★におい…無臭or生臭い
尿漏れと見分けがつかないという人も多いのが、少量の破水。尿漏れの場合はアンモニア臭が特徴ですが、破水は生臭いのが特徴です。自分で判断するのは難しいことが多いので、産院へ連絡をして判断を仰ぎましょう。

★量…個人差が大きい
尿漏れや、おりもの程度の量の人もいれば、服がびしょびしょになるほどの量までさまざま。もし大量に破水してしまった場合は、すぐに産院へ連絡をしましょう。

2.前期破水かな?と思ったらすること

破水があった場合、あわててパニックになってしまう人が多いようです。そのときにあわてないためには、“どう行動したらいいか”を予習しておくことが大切。絶対にしてはいけないNG行動も合わせて紹介します。

破水があったらこう行動しよう!

①量や色、においをチェック
まずはショーツや服に着いた液体の量や色、におい、断続的に出るかどうかなどチェック。産院に連絡するときに伝えなくてはならないので、きちんと覚えておくか、メモしましょう。

②清潔なナプキンを当てる
少しずつ出続けるような場合も、止まった場合も、念のため清潔な生理用ナプキンを当てておきましょう。最初は少量でもだんだん増えることもあるので、夜用のナプキンがおすすめです。

③確信があっても、迷っても産院へ連絡を
破水したら、感染予防のために入院が必要になります。破水かどうか迷っても確信があっても、産院へ連絡をしましょう。自己判断は絶対にNGです。

④タクシーを呼ぶor家族に車を出してもらう
産院に向かうための車を手配。家族に車を出してもらう予定だったとしても、破水時に家族がいない可能性もあるので、妊娠中にタクシー会社の連絡先をひかえておいたり、陣痛タクシーへ登録をしておくとスムーズです。

⑤バスタオルを巻いて、車の到着まで横になる
動くと、かなりの量の羊水が出てしまう可能性が。念のため、腰にバスタオルを巻き、羊水の流出を抑えるために、横になって安静にして車を待ちましょう。

×これは絶対にNG×
破水のときにいちばん心配なのは感染。入浴したりシャワーを浴びるのは、危険です。水を媒体とした腟(ちつ)からの細菌感染を防ぐため、「破水かな?」と思ったら、入浴やシャワーは控えましょう。
※シャワーは、入院後、赤ちゃんの健康状態や感染兆候に問題がなければOKになる場合があります。

3.とくに注意が必要な場合

★さかごと言われている
破水しても、通常は下にある赤ちゃんの頭が子宮口に「栓」をしてくれますが、さかごは頭が上にあるため、羊水と一緒にへその緒が出てしまい、赤ちゃんが苦しくなってしまう可能性が。

★羊水が少ないと言われている
破水したことにより、羊水がすべて流れ出てしまうということは、ほとんどありません。しかし、もともと羊水の量が少なく、破水したことによりさらに少なくなってしまうと、陣痛の際に赤ちゃんにかかるストレスが強くなることも。

上記のふたつのようになった場合は、大至急産院へ連絡をしましょう!

関連記事:助産師直伝!産院に行く前に「赤ちゃんが生まれちゃった!」場合の対処法

いかがでしたか? お産は陣痛から始まるものというイメージが強い人や、破水したらどうしたらいいか分からない!という人は、破水からお産が始まった場合も、慌てることのないように、妊娠中の今からしっかりと心の準備をしておきましょう!
(文・たまごクラブ編集部)

■監修/三楽病院
産婦人科部長 中林 稔先生

■参考:たまごクラブ2018年3月号「お産の始まりケース別対処マニュアル」

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