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マタニティマークはどこでもらえるの?

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william87/gettyimages

おなかの大きな女性がバッグなどにつけているマタニティマーク。出勤や外出のときにつけたほうがよさそうだけど、一体どこでもらえるの? いつからつけていいの?など、妊娠したばかりのママたちからの質問をまとめました。参考にしてみてください。

マタニティマークとは?

妊婦さんの安全性と、生活の快適性を守るためにつくられたのがマタニティマークです。とくに、妊娠初期は、おなかが目立たないため、周囲にわかってもらえないことが多いもの。妊婦さんのしるしをつけていることで、周囲に気づいてもらいやすくなります。これは、国民運動計画「健やか親子21」推進検討会が、交通機関や飲食店、その他の公共機関などを利用するときに妊婦さんに身につけてもらい、周囲への配慮を示しやすくしようと、2006年から厚生労働省が推奨したものです。

いつからつける?

いつからつけるべきというルールはありません。妊娠がわかってすぐにつけてもいいですし、自分が思い立ったときからつけてください。妊娠初期の、おなかが目立たない時期こそ、とても役に立つのではないでしょうか。

どこで配布されている?

●自治体
母子健康手帳は、自治体の窓口や保健センターなどで発行してもらうのですが、そのときに一緒にもらえることが多いようです。確認してみましょう。
●公共交通機関
電車や地下鉄などの公共交通機関では、駅事務室などでももらえるところが増えてきています。いつも使っている交通機関のWEBサイトをチェックしたり、お客様相談室や駅事務室などで聞いてみましょう。
●プレゼント
雑誌の付録としてついてくることもあります。
「初めてのたまごクラブ」では、まだおなかが目立たないけれど、つわりなどでつらいことが多い妊娠初期からつけられるよう、マタニティマークを特別付録としてつけています。

マタニティマークをつけるのは危険?

マタニティマークをつけている人が嫌な思いをしたり、危険な目にあったりしたということが、一時、報道されていました。子どもができずに苦しんでいる女性に嫉妬(しっと)されたり、電車のつり革につかまっていただけなのに男性に舌打ちされたり、「偉そうに」と暴言を吐かれたりしたなど、とても悲しい内容でした。突然の理不尽な行為は防ぐことも難しく、それを目の当たりにした妊婦さんはつらかったでしょう。マタニティマークをつけるのが怖くなる気持ちもわかります。ただ、一方では、マタニティマークをつけていたことで親切にされたという人もたくさんいるので、日本の社会は、優しい人も多いということだけは覚えておいてください。

マタニティマークのメリット

妊娠初期はつわりなどで体調がすぐれないことが多いですが、おなかが目立たないので、わかりにくいもの。マタニティマークをつけていれば、周囲に配慮してもらえることも増えますし、まわりの人にとっても、妊婦さんとはっきりわかって助かるという声も聞きます。たとえば、電車で座っていたときに、おなかがふっくらしている人が前に立ったけれど、豊かな体形なのか、それとも妊婦さんなのか、わかりにくくて席をゆずりにくいという声が。妊娠していないのに、席をゆずって、相手に失礼にならないかしら? 不快な気持ちにさせてしまわないか?などと考えてしまう人も多いようです。そんなとき、マタニティマークは妊婦さん自身のためだけでなく、周囲の人にとってもありがたいものなのではないでしょうか。

妊婦さんが安全に暮らせるために始まったマタニティマーク。妊婦だからと甘えすぎるのはよくありませんが、
おなかの赤ちゃんを守るには、周囲の人たちに助けてもらわなければならないときがあります。幸せ自慢や、幸せアピールと思われたくないという人もいますが、自分のプライドよりも、おなかの赤ちゃんの命を守ることのほうが大切です。外出のときは、マタニティマークがついたストラップやキーチェーンなどを携帯し、状況によって役立てください。周囲の人に、親切をいただいたら、感謝の気持ちも忘れずに伝えてください。感謝のループで、日本の社会は明るく、よりよく循環していくように思います。(文/たまごクラブ編集部)

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