【出産準備】失敗しないベビーカー選び、軽量?安定性?優先順位はどうつける?
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種類や機能が多岐にわたり、選ぶのが楽しいベビーカー。でも、たくさんありすぎてどうチョイスすればいいかわからない…、という声も。自分たちに合ったアイテムを絞り込めるように、チェック項目を整理しました!
まずは、「いつから使えるものにするか」を考える
まず検討したいのが使用期間。
・生まれてすぐから使う必要がありそうか?
・しばらく抱っこひもだけでOKか?
それぞれのタイプの特徴を比較して、考えてみてください。一般的には、低月齢から乗せられるものほど装備が充実し、ズシッと重くなる傾向があります。
新生児期から使え、チャイルドシートにもなるタイプ
ベビーカーに乳児専用のベビーシート(チャイルドシート)を装着して使用します。シートだけを取りはずし、キャリーやラックとして使えるものも。赤ちゃんが成長したら取りはずし、単体のベビーカーとして使います。
首すわり前の、生後1カ月ごろから使えるタイプ
まだ首が安定しない赤ちゃんは、できるだけフラットな姿勢が快適なもの。寝かせた状態で乗せられるよう、シートを深く倒せるタイプです。赤ちゃんの背中側から押す「背面式」と、向かい合わせでも押せる「両対面式」があります。
首や腰ががすわってからの、6~7カ月ごろから使えるタイプ
首すわり前から使えるものに比べて、シートのリクライニングの角度が浅いもの。B型やバギータイプと呼ばれます。背面式が主流で、軽くてコンパクトに折りたため、比較的安く手に入れられるメリットがあります。
次にチェックしたいのは、住環境とライフスタイル
ベビーカー選びは、住んでいる環境や使うシーンを具体的に想像して、合っているものを探すのが重要。次は「軽さ」か「安定性」のどちらを優先すべきか、チェックしてみましょう。
チェックポイント①「軽さ」
□自宅の玄関までに、段差はある? ない?
□公共交通機関はよく使う? あまり使わない?
「玄関までに階段がある」
「マンションの2階以上に住んでいるけれどエレベーターがない」
「ベビーカーでバスや電車をよく利用する」
という人は、たたんで持ち運ぶ必要が出てくるかも。逆に、玄関までがフラットだったり、マンションにエレベーターがあったりするなら、外出のたびにいちいちベビーカーを持ち運ぶ必要がさほどありません。また、お出かけが車中心の家庭は、ベビーカーを自力で持ち運ぶ頻度が低め。多少重量感のあるものでもストレスなく過ごせます。
チェックポイント②コンパクト感
□車のトランクや収納スペースは広い? 狭い?
□近所の歩道やスーパーの通路は広い? 狭い?
よく使用する車のトランクが狭めだと、ベビーカーを積むときに苦労するので、コンパクトなものが◎。また、赤ちゃんとの散歩道やよく行くスーパーの通路が狭い場合、大きなベビーカーだと通りにくく、扱いにくさを感じることがあるでしょう。一方、車や収納スペースに十分な広さがあったり、よく使う歩道の幅に余裕があったりする場合は、あまりコンパクト感を意識しなくてもOKです。
持ち運びの頻度が多そうなら「軽量コンパクト」重視で!
ベビーカーをたたんで持ち運ぶことが多く、収納スペースに制限がある人は、コンパクトで軽いものを選ぶのが正解! ベビーカーを持ち運ぶ回数が少なく、幅の広さやコンパクト感を気にしすぎないで大丈夫な場合は、ベビーカーの操作性や赤ちゃんの座り心地を優先するのがおすすめです。
このほかにも、ベビーカーには「片手でたためるかどうか」「座面下のかごの大きさはどうか」「たたんだときに自立するかどうか」など、さまざまな機能がついています。最終チェックは、売り場で商品を触りながら比較検討するのが◎。時間のある妊娠中にリサーチしておくのが賢明です!(文・たまごクラブ編集部)
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