【妊娠中のお出かけ】結婚式に出席はOK?NG?
妊娠中に友人や親族などの結婚式に招待されること、ありますよね。
「おなかも大きいし、体調のこともあるから出席していいのか…」と迷う人も多いでしょう。そこで口コミサイト『ウィメンパーク』に寄せられた先輩ママ体験談とともに、妊娠中に結婚式に招待されたときに押さえておきたいポイントをご紹介します。
出席するかどうかは体調を考慮して決める
結婚式の招待状はだいたい挙式の3~2カ月前に届くので、結婚式当日の自分の妊娠週数などを考えて、出席するかどうか決めましょう。『ウィメンズパーク』の先輩ママたちからは、「妊娠5~7カ月頃に出席した」というコメントが多数。体調によりますが、妊娠初期のつわり時期や臨月は、やはり長時間の滞在や移動は体に負担がかかるので、避けたいところです。また、招待された新郎新婦には、事前に妊娠中であることを伝えておきましょう。伝えておくことで、新郎新婦も前もって配慮できますし、当日会場スタッフもサポートしてくれます。
「現在妊娠6カ月で、1カ月後に兄の結婚式に参加する予定です」
「一人目妊娠中に、7カ月くらいで友人の結婚式に出席したことがあります。そのとき、返信ハガキを出す前に、口頭で友人に妊娠中であることを伝えました」
「妊娠5カ月あたりで結婚式に出席しました」
「体調次第で欠席するかもしれないことを伝えておきました」
当日は控室や席の確認を
会場に到着したら、少し休めるような控室があるか、また化粧室の位置を確認しておきましょう。
席は気分が悪くなった場合、退席しやすい出入り口近くかどうか確認を。事前に新郎新婦に相談しておくとスムーズです。また万が一の場合、近くに産婦人科があるかどうかもチェックを。母子手帳や保険証は結婚式にも必ずバッグの中に入れておくようにしましょう。
「私が結婚式をした時は、式場のスタッフが妊婦さんにとても細やかに対応してくれたみたいで、膝掛けを用意してくれたり、こまめに体調を聞きに来てくれたようです」
「当日は、スタッフの方が膝掛け用意や声がけをしてくれました」
料理や飲み物は控える
飲み物に関しては、たとえ乾杯でも妊婦さんにはアルコール厳禁。会場によっては、ソフトドリンクに変更してくれる場合もあります。また食後のコーヒー、紅茶など、カフェインの飲み物も避けましょう。
食事に関しては、最近は招待状の返信ハガキにアレルギーについて記入する欄があるので、そこに”妊娠中に避けたい食材”を書いておくとスムーズ。食べられない料理がサーブされても無理して手をつけず、残してもOK。『ウィメンズパーク』の先輩ママたちも、事前に返信ハガキに記入したりすることで、特別にメニューを変更してもらえることが多かったよう。
食事や飲み物については、事前にきちんと妊婦だということを伝えておくのがポイントです。
「招待状の、アレルギー欄に『妊娠中』と書きました。お高い素敵な料理だと、妊婦が避ける食材が多すぎて、食事になりませんでした。
対応するのは式場の厨房なので、遠慮は要らないと思います。
細々かくと相手も面倒かと思いますので、どうしても避けたいものだけを書くか、いっそ『生の食材NG』としておけば、魚も肉も火のとおったものがでてきます」
「今時の式場ならば、乾杯の時にアルコール出さないなどの配慮はしてくれますよ。
出てきても飲まなきゃいいんです。
ただナマモノは普通に出てきました。刺身とステーキです。
刺身は少し食べて、ステーキは当日係りの人が一人ずつ焼き方の希望を聞いて回っていたのでよく焼いてもらうように伝えました」
「席につくと、乾杯は『ノンアルカクテル』、生物は『海老をゆでたもので』、お肉は『よく焼かせてもらいました』、パスタは『からすみ入ってますが抜きますか?』と、気を使って特別メニュー的な感じになってました」
「残すのが申し訳なけないとか、その場の雰囲気が気になるのであれば、他の友人に『せっかくだから私のも食べて食べて~!』と誰かにあげたり、『私も早く思いっきり食べた~い!』と明るく振る舞えばいいと思います」
「当日料理を食べられない参列者(カメラ持って走り回ってたり、小さいお子さんがぐずってほとんど席を外してたり)なんてたくさんいますし、妊婦じゃなくても食べられないものがある方は多いですし(好き嫌いや宗教的なもの含め)、アルコールも車で来てる方は飲めないですしね。お料理を残してることに何か思ったことはありません」
せっかくのお呼ばれの席ですから、体調に十分注意して事前の準備をしておきましょう。新郎新婦には妊娠中であることを伝えることがポイント。当日は、会場スタッフがサポートしてくれるので心強いですよ。(文・百田なつき)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です