里帰り出産をするわけ&しないわけ、里帰りの期間と親へのお礼
赤ちゃんとの対面をはたし、助産師さんたちのサポートを受けた入院生活が終わると、赤ちゃんと一緒の家での生活が始まります!赤ちゃんのお世話も大変ですが、慣れた家事も産後すぐの体には、思いのほか重労働。夫の助けがあまり受けられない場合など、実家の両親にサポートしてもらえるととても助かります。里帰りの時期や期間は、ダイレクトに実家のみなさんの生活にも影響しますし、出産する産婦人科の手配などもあるでしょう。早め早めに予定を決めて、病院との連携もスムーズにできるといいですね。里帰りに飛行機を利用するかたは、各航空会社の規定を調べておくとよいそうです。そして、つい「忘れてた!」となりがちなのが、実家での赤ちゃんとあなたの生活費です。親しき仲にも礼儀あり。お世話になるかたがたへのお礼についても、しっかりと夫と話し合っておきましょう。
里帰り出産する?しない?
「転院はした?」をテーマに先輩ママにアンケートをとったところ、「里帰り出産」のために転院した先輩ママは20%、つまり、回答者の5人に1人という結果になりました。
里帰り出産をすると、どんないいことがあるのでしょう?夫がいないときに出産の兆候があっても助けが得られる、育児・家事を手伝ってもらうことで体を休められる、身近な人がいることで気持ちの負担が軽くなる、親孝行になる…など、さまざまな意見が寄せられました。しかし、反対に里帰り出産をすることで夫の育児参加が遅くなる、実家の煩わしさがある、といった必ずしもいいとは言い切れない意見もありました。
安心できる出産と無理のない産後の生活をすごすために、どちらがよいかしっかりと話し合っておく必要がありそうですね。
【まともに動けなかったので帰って正解】
1人目は里帰り出産をしました。難産で切開した傷が痛くて、2カ月はまともに動けなかったため、帰って正解でした。2人目は里帰りしませんでした。ゆっくり休めなかったのか、産後疲れがすごくでたので、実家に帰れるなら帰りたかったかな。
【親孝行のために里帰り】
もちろん産後の家事の軽減や体力回復もありますが、うちの場合は、母が初孫の誕生を心待ちにしていたことと、私が高校卒業後、家を出たこともあり、私と長い時間一緒にすごしたいとの希望が強かったため里帰りしました。
【上の子がいるので里帰りしない】
上の子の幼稚園もあるので、2人目は里帰り出産をしません。里帰り・産後手伝いなしとなると、退院直後からある程度自分で動くことも必要かなと思います。買い物はネットで注文もできますので心配はいらないと思います。また、夫が仕事で疲れているなか、慣れない家事をすることをどこまで受け入れられるかが鍵だと思います。
里帰りをする期間
里帰り出産をした先輩ママたちは、妊娠9カ月(妊娠32週~35週)ごろをめどに帰った人が多いようですが、産後に実家にいる期間は、1カ月~3カ月とさまざま。1カ月健診が終わったら戻る人もいれば、落ち着くまで少しゆっくりする人もいるようです。
飛行機に乗って里帰りをする予定の人は、航空会社の規定を事前に調べておくことが重要とのこと。搭乗前に診断書の提出が必要であったり、産科医の同伴がないと搭乗できないケースもあるようです。また出産する産婦人科についても、早めに情報収集や手配をしておきましょう。早いところでは、妊娠6週目ごろまでに分娩予約が必要な病院もあるようです。そして転院先に紹介状を書いてもらうため、今お世話になっている産婦人科の先生にも里帰り出産をすることを事前に伝えておきましょうね。
【緊急時に備えて里帰り】
これまで何もトラブルがなかった人でも、34週から急におなかが張り出したり、胎盤早期剥離で救急搬送という例が少なくないと産婦人科で説明されました。もし自宅にいるときに救急搬送になった場合、うちの場合は車で1時間以上離れた総合病院に搬送されると言われ、34週で里帰りすることに決めました。
【1カ月健診後に帰る】
産後1カ月で、健診が終わったら家に帰る場合が多いと思いますよ。でも、ご家庭で事情は違いますので、転勤と出産が重なった友だちは生後6カ月までいました。遠方でなかなか帰ることができない友だちは2~3カ月いたりと、さまざまです。
【帝王切開後3カ月半家にいた】
出産後、実家にいた期間は約3カ月半でした。帝王切開だったので、産後2週間くらいはおなかが痛くてスムーズに動けず、実家に頼りっきりでした。産後1カ月たつころには、傷の痛みもだいぶ治まったと思います。夫が月に2度ほど週末に会いに来てくれていました。3カ月半後に夫の元へ戻りました。
里帰り出産のお礼
里帰り中、食費や光熱費、赤ちゃん用品など、さまざまな出費を実家に負担してもらうことも多いです。お世話になったお礼については、お米や家電などの“もの”を渡した人、何も渡していないという人とさまざまですが、「生活費として“お金”を渡した」という意見が多くありました。金額としては、1カ月3万円前後を渡した人が多いようです。
渡しても受け取ってもらえないこともあるかもしれませんが、要は気持ちです。「お世話になりました」という気持ちと一緒に、品物やお金、食事会など、双方が負担にならない選択ができたらいいですね。
【2カ月で5万円を生活費として】
実家暮らしだったときも生活費として3万入れていたので、それと同じ感覚で生活費を渡していました。産前産後、2カ月で5万。食費だってかかるし、光熱費だって上がる。その分を払うのはふつうかなと思います。子どものこまごましたものや、おむつとかを買ってもらっていたけど、そこは甘えちゃってました(笑)。
【ランチをごちそうした】
はじめてだったので実家に約2カ月間お世話になりました。何も包みませんでしたが、出産前は週1でランチをごちそうしていました。
出産時のサポートに加え、産後の体と精神面を支えてくれる家族がいるのはとてもありがたいことですね。親しき仲にも礼儀あり。必ずしもお金を包む必要はありませんが、何らかの形で感謝の気持ちを伝えることができるといいですね。
※投稿内容は投稿者の個人的な見解・体験に基づくものですので、あくまでもアドバイスとして参考にしていただき、症状などについては医療機関にご確認ください。
※文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。