もうすぐ桃の節句!お祝いしている?していない?人形は飾る?飾らない?
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もうすぐ「桃の節句」ですね!この時期になると、CMやデパートで雛人形を見かける機会も多くなるのではないでしょうか。可愛らしいお人形を見ると楽しい気持ちになりますね。みなさんはもう準備されましたか?
今回、口コミサイト「ウィメンズパーク」会員に「桃の節句」について聞いてみました!
■雛人形を飾る人は、54.2%
Q.雛人形は飾る?
飾る 2378人(54.2%)
飾らない 799人(18.2%)
持っていない 1081人(24.7%)
その他 129人(2.9%)
※口コミサイト「ウィメンズパーク」会員4387名回答。2016年2月実施。
■妻側の親が用意した人は48.1%
Q.桃の節句、雛人形は誰が用意する?(用意した?)
自分の親 8209人(69%)
夫の親 1215人(10.2%)
自分や夫 1626人(13.7%)
親せき 82人(0.7%)
その他 760人(6.4%)
という結果に。
※口コミサイト「ウィメンズパーク」雛人形を飾ったと答えた11892名回答。2013年2月実施。
飾る人、飾らない人は半々ぐらいのようですね。雛人形を祖父母(自分や夫の親)からいただくという声が多く、祖父母を巻き込んだイベントと位置づけている家庭も多いようです。それだけに家族の大事なイベントには、いろいろなびっくりエピソードが…。とくに初めての節句にはみなさん、さまざまな思いがあるようで…。寄せられた声を紹介します。
■教えて!「初節句」みんなのエピソード
地域の違いなの?!
「お雛様とお内裏様の位置が関西と関東で逆で驚いた!」
「埼玉の実家では3月3日の雛祭りが終わったら、すぐその夜にしまわないと婚期が遅れるからと両親は夜中に片付けていたが、こちらでは4月3日まで飾って、その後天気のよい日に虫干ししてからしまうと言われてびっくりしました」
「甥っ子(義姉の息子)の初節句に呼ばれて行ったら、親戚を大勢招いての豪華な祝宴でびっくり!ご祝儀も用意していなかったでの焦りました。夫の地元はそういう慣習があるらしく、事前に調べておけばよかったと反省しました…」
「両実家は同じ県内、車で30分くらいの距離ですが、義実家のある地域はお祝い事に両隣の家の人も呼ぶ習慣で驚きました」
あれ?何もない?無関心…
「うちは人形などを買ってきちんとお祝いをする家だったが、義実家は初孫でも何にもする気はないらしい…。それぞれの家庭で風習とか違うんだなぁと思っていたら、急に『うち(義実家)は何もやらないから!』と宣言された。別に自分たちでやるし、やってもらおうなんて思ってないっつーの!まるで何かしてくださいと言ったような言い方に少し気分を害した」
「わざわざしなくてもいいんじゃない、という雰囲気であり、何もする予定がないので、寂しい…」
「何もしてくれないことに驚いた!お金がかかるからって、見てみないふり…」
2人目との温度差…
「長女だけやればよいと言われてびっくりした!」
「娘が二人いますが、義実家からのお祝い(現金)は長女と次女、かなり金額の差があってびっくり。私にとっては二人とも平等、義実家から見ても、長女と次女は同じ内孫なのに、こんなにも待遇の面で差をつけられるのか…とその時思いました」
「義理実家は長男と長女しか初節句をせず、揉めました…」
「知らなった…」お返しのマナー
「義実家は長崎。女の子の節句のお返しは桃カステラと決まっていました」
「初節句のお祝いをもらったら、ちゃんとお返しをしなければならないと言われた。お雛さまを見に来てもらったので、それでいいと思っていた」
「親戚からお祝いを頂き、お返しに内祝いの品と柏餅と赤飯を返すこと。あまりにもきっちりで驚いた」
地域や家族の習慣などの違いで驚くことがあれば、ご当地マナーを知らずにびっくり!との声も。大事なイベントだからこそ、お互いが気持ちよく過ごせるようにしたいですね。
■最新の「初節句のお祝い返し」事情を内祝いのプロに聞いてみました!
内祝い、出産祝い、初節句のお祝い返しなどのギフト全般を取り扱う『たまひよの内祝』の担当者に、最近の「初節句のお祝い返し」の傾向について聞いてみました。
ーー「初節句のギフト」はどんなものが人気ですか?
「雛人形をいただいたときは、お祝いの席へのご招待をお返しとする方が多いようです。ご親戚や友人などからお祝いをいただいたときは、いただいたものの2分の1から3分の1を目安にお返しするのがマナーと言われています。いただいたお気持ちをありがたく受け取り、その分より多く返すのは逆に失礼という「半返し」という考えかたです。つまりいただいたお品やご祝儀によってお返しの品物が変わってくるため、ギフト商品も1500~5000円を中心にさまざまなラインナップを取り揃えています。特に最近選ばれるのは、人気のスイーツとフォトブックやフォトフレームのセット商品。3,000円台から商品のご用意しています。また、桃の節句を意識したピンクや華やかな商品も人気です」(『たまひよの内祝』ギフト担当 青野有美子)
ーートピックスはありますか?
「商品は飛びぬけてどれかが売れているという傾向はないのですが、初節句を迎えられたお子さまのお写真やお名前を入れるメッセージカードを添える方が非常に増えました。とくに遠方のご家族・ご親戚の方向けに選ばれている方が多くいらっしゃいます。大切なイベントを”カタチ”に残しておきたいという思いが高まっているようですね」(青野)
いかがでしたか?
子どもの健やかな成長を願う大切な伝統行事「節句」 今年はどのように過ごしますか?
(文/たまひよONLINE編集部)
※文中のエピソードは口コミサイト「ウイメンズパーク」の投稿からの抜粋です。