人間ドッグに行きたいと言い続けて10年…主婦は忙しい？【御手洗直子のコマダム日記】

今回は直子のボディのお話。大センセーションを巻き起こした「婚活コミック」著者、御手洗直子さんが結婚して2児の姉妹の母に。あいかわらずのつっこみどころ満載の日々、渾身のひとコママンガ＆エッセイでお送りします。「つっこみが止まらないコマダム日記」#61

体脂肪と骨密度は反比例する？

自営業なので健康診断すら無い。いいかげん人間ドックに行きたいと言い続けて10年以上経ってしまったんですがとうとう人間ドックに行きました～！なぜってあからさまに体調がおかしくなってきたからです。判断が遅い。

40を過ぎて目が見えないってのもここのコラムでサンザン言ってきたんですが、明らかに食べない出さないになってきたのでとうとう人間ドックの予約を取ったのでした…。老化を感じる…を通り越して植物に近い状態になりつつある。植物はいやだ。

何かおそろしい病気が見つからずとも血液がドロドロになっているとかなんとか言われてお医者にめちゃくちゃ怒られるのではと思っていたんですが結論から言うと27歳の時より健康になっていました。マジで…？！

27歳の時も骨密度が70歳代後半ということ以外特に問題はなかったのですが（骨密度70歳代後半が問題がありすぎる）コレステロール値などが『標準値ギリギリ』から『標準値内』へ改善されていたのでした。

なぜなのか。

おそらく子どもが生まれて送り迎えなどで最低限中の最低限の運動をするようになったのと、子どものために作った健康的なごはんをめんどくさがりながらも食べていたからなのかと思ったのであった。犬を飼うと健康になる理論に近いものを感じる。引きこもりをこじらせすぎて子どもがいない昼間はリビングにごはんを取りに行くことすらめんどくさくなり、手元にあるプルーンとアーモンドフィッシュで生きているんですがホントに一人暮らしでなくてよかったなと思ったのでした。明らかにたんぱく質が足りていない。

ちなみに27歳で行った時は私は異常無しであったが一緒に行った専業主婦の母に心臓奇形と狭心症が見つかり即手術となった。大きな発作が起きたら即死という状態だったのでコレだけでも二人分の人間ドック料金を払っておつりがくる成果である。ちなみに母の父（私の祖父）も心筋梗塞で亡くなっているのでおそらく私も心臓奇形の因子を持っているのであった。おそろしい。

おそらく『次の10年』になる前に健診に行かないとやばい。
なにがやばいって年々引きこもりをこじらせていることが一番やばい。（おわり）

御手洗直子
Profile　pixivで大人気。累計閲覧数1100万を誇る爆笑コミックエッセイスト。なんでそんなにネタ満載人生を・・・という謎の人。既刊に「31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる」「31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる」（共に新書館）、「腐女子になると、人生こうなる！～底～」（一迅社）、「つっこみが止まらない育児日記」「さらにつっこみが止まらない育児日記」（ベネッセコーポレーション）など。たまひよのサイトで、数話限定公開中。
　御手洗直子twitter：＠mitarainaoko