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【中学受験】学校説明会の予約枠が1分で満席に!? コロナ禍での情報収集のコツとは

更新

自宅でラップトップを使用してアジアの家族
kokoroyuki/gettyimages

新型コロナの影響が学校説明会などにも及んでいます。1分で予約枠が埋まってしまう学校もあるようで、あまりの予約の困難さに「どうしたらいいの??」という落胆の声や、親の入力能力が問われるとのウワサも!?
口コミサイト「ウィメンズパーク」のママたちから寄せられたそんな実態のリアルな声と打開策をご紹介します。また、塾などではどのようにアドバイスしているのかを、子どものやる気を引き出す塾・プラスティーの塾長八尾直輝さんに聞きました。

親のスキルが試されている!?

まずはママたちの声を紹介しましょう。

受験予定の学校説明会、入力に手間取っていたら2分で満杯…

「先日、受験を考えている学校の説明会に参加しようと、受付開始時刻と同時にwebで申し込み手続きをしたのですが、入力に少し手間取っているうちに200名の定員が満席に!
予約開始時刻からたったの2分で!
前回の説明会がコロナで中止になってしまったので、その分殺到したのでしょうか。この学校の説明会、次は秋です…。
この先、他の学校のオープンスクールや説明会の予約開始日が続きますが、この壮絶な予約競争に勝てる気がしません」

塾主催の説明会などのほうが取りやすいかも

「我が家は昨年度の受験でしたが、やはり手探りでした。学校側も手探りでやっているので、予約枠が想定以上に早く埋まったのであれば、追加設定される可能性があると思います。
私も予約枠が埋まってしまって学校に問い合わせたところ、『追加枠をいついつ頃にする予定です』とか『後日同じ内容をweb配信します』など、何かしらの代替手段を案内してくれましたよ。追加枠の公開のタイミングは事前に告知されていなかったので、電話して聞いたおかげで取れました。塾によっては塾主催の説明会も開催されますので、そちらの方が取りやすいかもしれません」

あまりに足りない場合は、追加枠を告知するのでチェックを

「あっという間に説明会が埋まった場合、追加で説明会が開催されるかもしれませんから、諦めずにマメにチェックするといいと思います」

姓名や学校名、住所などは単語登録がおすすめ

「昨年、ある中学校の説明会は56秒で埋まったそうです。1分たたずに満席!
ネットで予約ということなので、姓、名、住所、学校名などは1文字での入力で済むように、単語登録をしておくといいですよ」

パソコンが断然速い。コピペできるように準備を

「こういう申し込みの時は、スマホだと遅いので、絶対にパソコンからするようにしています。時間の直前からF5キー連打(これで画面更新できます)。
また、メモ帳に名前・住所・電話番号等、聞かれそうなことを全部書いておいて、コピペ、コピペの連続です。もちろん、【Ctrl】+【C】→【Ctrl】+【V】のショートカットを使います。
こうすれば、30秒以内で申し込めると思います」

実際に行けなくても説明会や相談の場は増えている!

新型コロナの影響がいろいろな分野に及んでいるということですね。プラスティーで塾長をつとめる八尾直輝さんは、志望校の情報の集め方についてこうアドバイスします。

「学校説明会、相変わらずの大激戦のようですね。学校の情報が少なく、志望校を決めるのに困っている保護者さんも多いようです。

待ちの姿勢で情報が入手しづらい状況だからこそ、積極的に情報を取りに行く姿勢が求められます。通塾している塾に中学部があれば、気になっている学校に通っている先輩が在籍していることもあるでしょう。
塾の先生にお願いして話を聞かせてもらえるようにお願いしてみるのもいいかもしれません。中学部の先輩にとっても後輩に話をするのは良い刺激になるというもの。意外と塾の先生も動いてくれるのではないかと思います。

また昨年の新型コロナを経て、学校側も情報発信のやり方を進化させています。
首都圏模試センターのサイト内の『おうち de オンライン説明会・相談会』では150校以上の学校の動画がアップされています。内容も学校説明会にあたるものから、オンライン授業の様子、こだわりの教育方針に関するものまで、学校の特色のわかりやすいラインナップになっています。
また学校オフィシャルではないものも含めると、YouTubeにも学校紹介PVのようなものがたくさんアップされています。もちろん動画には限界がありますが、限定された情報だからこそ、学校の比較もある意味『やりやすい』とも言えます。お子さまと一緒に感想を話しながら見てみると、志望校選びも前進するかもしれません。

最後に少し話はそれますが、学校の発信力自体に注目するのもよいでしょう。
情報発信力は、いわば学校のICTリテラシーを映す鏡であり、コロナ禍に対応してきた証とも言えます。変化の激しいこの時代において、アフターコロナの学校もますますの変化が求められていくでしょう。
コロナ禍で一気にメジャーになったオンライン授業や動画教材は、これからも確実に利用され続けますし、加えて今後も新しいツールが増えてくることは明らかです。時代の流れに柔軟に対応する力も、今後は学校選びの重要な要素になってくると思います」

オンラインでの発信など、コロナの影響で飛躍的に進化したジャンルもあります。家庭で話しながら説明会を視聴できるのは、お子さんの反応を見るいい機会ともいえそうです。
(取材/文・橋本真理子)

八尾直輝さん

勉強のやり方を教える塾「プラスティー」を創業、現在は取締役・塾長として、会社の経営、塾の運営全般に関わっている。共著に『子どものやる気を引き出すゲーミフィケーション勉強法』(講談社)、執筆協力に『中学生からの勉強のやり方』『図解 中学生からの勉強のやり方』(ともにディスカバー・トゥエンティーワン)がある。


■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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