おむつはずれは最初が肝心!1歳・2歳で始めるおむつはずれ2つのポイント
1歳・2歳の子をもつママやパパのなかには「おむつはずれにチャレンジしたいけれど、まだ早い?」と悩んでいる人もいるかも知れませんが、イヤイヤ期が本格化する前の1歳・2歳の夏は、比較的スムーズに進みやすい傾向があるといいます。今年の夏は、おむつはずれにチャレンジしませんか。
夏までにおむつはずれを始めたママは8割以上!夏が人気の理由とは!?
先輩ママに「おむつはずれは、どの季節にスタートしましたか?」と聞いた*ところ
4月~9月 83.3%
10月~3月 16.7%
という結果になりました。なんと8割以上のママが、4月から9月の間におむつはずれをスタートしています。主な理由は、次の4つです。
【理由1】薄着で、ズボンなどが脱がせやすい
冬は厚着で、ズボンを脱がすときに手間取ったりしているうちに、失敗することも。しかし夏は薄着で脱がせやすいので、おしっこサインが見られたら、サッと脱がせてトイレに連れて行けます。
【理由2】失敗しても、服が乾きやすい
おむつはずれは失敗がつきもの!でも夏なら薄着で、失敗してもすぐに洗濯物が乾くから、ママ・パパもラクなんです。
【理由3】寒くないから、トイレを拒まない
冬は寒くて、せっかく誘ってもトイレに行きたがらなかったり、便座が冷たくて座るのを嫌がったりする子もいます。でも夏は、そうした心配がありません。
【理由4】おしっこの間隔があいて、トイレに誘いやすい
夏は、汗をたくさんかくので、その分、おしっこの間隔があきやすく、トイレに誘うタイミングがつかみやすい傾向があります。
*2019年度12月実施。2017年度生まれでおむつはずれを開始された方150人への調査より。
おむつはずれは、3歳で停滞する子も!だから1歳・2歳からのスタートがおすすめ
おむつはずれで悩むのは、開始時期です。なかには「幼稚園入園までに、はずれたらいいのでは?」と考えるママやパパもいるようですが、3歳の子をもつママからは、次のような声も。
●3歳になると、その前より知恵がついた感じで「おむつだと失敗しても大丈夫!」とわかるようになってしまって、誘ってもトイレに行かなくなりました。「幼稚園入園前に、おむつはとれたほうがいい!」と聞いていたので、私も頑張っていたのですが予想外の展開!今は、幼稚園におむつで行っています。
●息子は幼稚園の年少さんですが、まだトイトレが完了していません。おしっこの間隔がつかみづらく、一度、失敗すると、その後はタイミングが合わなくなり失敗続き。まさか、こんなに長引くとは思いませんでした。
おむつの卒業は多少個人差があり、体験談のように年少さんになってもおむつがとれない子も。そのため失敗が続いたときは、少し休むなど余裕をもって進められるように1歳・2歳から始めるのがおすすめです。
1歳・2歳で始めるおむつはずれ2つのポイント
おむつはずれは最初が肝心。トイレを怖いと思わせないことが大切です。次の2つのポイントを意識して、トイレに誘ってみてください。
【Point1】遊びを通して、トイレへの興味を引き出す
まずは「トイレって楽しそう!」「トイレに入ってみたい!」という気持ちを引き出すことが、おむつはずれの第一歩です。トイレをテーマにした絵本に触れたり、お人形遊びのなかにトイレのシーンを作ったりすると、自然とトイレに興味がわきます。
【Point2】楽しくトイレに誘う
トイレに誘うときは、タイミングや誘い方も大切。遊びに夢中になっているとき、無理にトイレに連れて行こうとすると、トイレ嫌いになってしまう場合も。そのため遊びが一段落したら、歌を歌ったりして、楽しくトイレに誘いましょう。
おむつはずれを成功に導くには、ママやパパのかかわり方も大切です。おしっこが出なくても、トイレに入れたり、トイレに座れたりしたら「すごいね!お兄ちゃん(お姉ちゃん)だね」とほめてあげて。失敗したり、うまくいかないときしかったり、責めるのは逆効果。ほめながら根気よく進めるのが成功への近道です。
取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です