子どものお留守番、何才から?注意しておきたいポイントは?
夏休みなど長期休暇の際に頭を悩ますのが子どものお留守番。特に、コロナの影響で学童もお休み、習い事もお休みのところもあり、お留守番をさせられないとママの外出も制限されてしまいます。とはいっても、働くママはもちろん、どうしてもお留守番させなければならないこともあるでしょう。
子どものお留守番は何才から? 注意すべき点は?
口コミサイト『ウィメンズパーク』で、お留守番事情をリサーチしてみました。
小3くらいからなら心配ない?
「うちの子がお留守番を開始したのは、小5で短時間からです。1日中ずっと1人のお留守番はさせたことはまだないです」
「小3くらいなら週5のお留守番をしている子も多いですよね」
「高学年だったら、心配ないと思います」
「小4と小1で、私のパートが半日なので、週5日半日はお留守番です。上の子が習い事に行く間は下の子が1人の時間もあります」
小3くらいから高学年ならお留守番させているママが多いようですが、2013年にベネッセ教育研究所が年少〜小学生の子どもを持つ保護者約1400名を対象に行った調査結果によると、初めてお留守番をさせた年齢でもっとも多いのは小学校1年生で21.9%。
ただ、
「うちは小1から留守番させてますが、子どもの自立度によってできる年齢が違ってきますよね」
「私は週5の9時から14時半までのパートです。息子は2時間くらいが限度です。留守番できるかどうかはその子によると思います」
「小2から留守番させてきたので、留守番できるのはできるのですが、子どもはやはりちょっと寂しいんだと思います。会社が休みのときは喜んでたので。できるのとさせるのは違うんですよね」
留守番できるかできないかは、子ども次第。実年齢ではなく子どもの成長度合いで判断するのがよいようです。
夏期講習などで1人時間を短く
「小3です。夏休みは職場が近場だから昼休憩で一時帰宅しています。実質6時間くらいの留守番です」
「お留守番というより、夏休みのときは都合が合う友だちと遊びまわっていたので、1人の留守番は2時間程度」
「小1です。夏休み限定のワークショップや習い事に入れて時間を潰させています」
「小3です。塾の夏期講習で8時から14時まで潰れました。あとは帰宅してオヤツ食べてダラダラタイムでなんとかなってます」
留守番に慣れるまでは短時間から始めて、徐々に延ばしていく方法がベストだというママたちも。とはいっても仕事などの都合もあるので、出費にはなりますが、夏期講習や習い事などを利用するのもひとつの方法ですね。
おさえておきたいお留守番の注意点
「お昼は用意して、電子レンジの使い方を教えておく。火は使わないように厳重注意」
「高学年になるとお昼代を渡して買わせているご家庭もあるけれど、お金を持たせるのは心配なのと、お昼代をアイスやお菓子にしちゃう子もいたみたいなので、昼食は必ず作って出ます」
「ピンポンがなっても絶対に出ないこと。鍵は必ず閉めること」
「ライターや貴重品などいたずらされたくない物はしまっておきます。留守番をさせておいていたずらされて後で叱るのもお互いつらいので」
「緊急の連絡先を壁に貼っています」
基本的に、小学校にあがったらお留守番をする子が増えてくるようです。もしお留守番するならば、親との連絡方法や火の元や防犯等の安全面の約束事、そして、自宅での過ごし方、友達と遊ぶのはどうするかなど、決め事や準備をしっかり話し合うことを忘れずに。
(文・井上裕紀子)