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もう年末の大掃除はしない?! キレイを保つ秘訣を掃除のプロが教える「毎日のちょこっと小掃除」

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陽気な女性は、ラグスプレーボトル洗剤を保持して家の掃除を行います
fizkes/gettyimages

今回のテーマは、掃除を少しでもラクにするアイデアについてです。年末の大掃除をした方も多いと思います。せっかくキレイにしたのだから、長持ちさせたいですよね。そこで、口コミサイト「ウィメンズパーク」からママたちの声を紹介するとともに、家事代行マッチングサービス「タスカジ」でハウスキーパーをしている、お掃除のプロ・くくるさんにアドバイスをいただきました。

見えるところとお助けグッズ使いがポイント?

――まずは、ママたちの声を紹介します。

■ 掃除といえば“見えるとこだけ掃除”です
「私は来客時に、30分あれば『一見、キレイな部屋』を完成できます。
普段からキレイにしているわけではなく、『一見キレイ』なので、『押し入れの中までキレイ』というわけではありません。時間から判断して見えるとこだけ、上手に終わらせるのが得意なんです。
おそらく私の家に来る方々は、いつ来てもキレイなおうち~~~と思っているはずです(笑)」

■ 気になったらササっとできるようダスキンモップ
「掃除はとりあえず目に付くところだけ。ダスキンモップを置いているので、居間以外はモップで済ませる事が多いし、居間のゴミが気になった時はコロコロクリーナーでゴミを取る程度でも十分」

■ 吸引力よりも楽さを選んび、マキタでちょこちょこ掃除
「マキタの掃除機、便利です。軽いし、小回りがきくので階段でもどこでもすいすい掃除できるのに感激。さらにサイクロンパーツをつけたことで取れたゴミが見えて、ちょこちょこと掃除するようになりました。掃除嫌いなのですが、あれだけ一度にほこりが取れると『1日サボると、これだけ蓄積するのか』と思い、恐ろしくなってしまうのがいいのかもしれません」

■ キッチンマットを替えたら「ついで掃除」ができて◎
「最近、キッチンマットを拭けるタイプにしました。すると、クッション性はあるし、思ったより足元が冷えないし、毎日拭くことも苦じゃなくなり(毎日拭いても野菜カスやら髪の毛やら、たくさん落ちている)、良かったなぁと思っています」

■ シュッとして拭けばピカピカ。ウタマロクリーナー
「ウタマロクリーナー。万能すぎて手放せません。バスルームとシンク下と掃除用具一式の所に1本ずつスタンバイ。お風呂、キッチン、床、玄関、どこでもシュッとして拭けばピカピカ。敏感肌の私でも大丈夫」

タスカジさんがラクになるポイントをアドバイス!

みなさん、マイ・ラクテクがあるようですね。
「汚れが定着して、すぐに落とせなくなると、返って掃除は面倒になるものです。そのため、汚れてすぐに落とすのが一番効果的です」と言うのは、家事代行マッチングサービス「タスカジ」でハウスキーパーをしている、お掃除のプロ・くくるさん。
でも分かってはいても、その“すぐに何かをする”のも面倒ですよね。何か、簡単に対処できる方法はあるのでしょうか。

「掃除は腰が重くなりがちですが、放置して汚れがこびりつくと、洗剤に頼らなくてはならなくなり、落とすのに時間がかかって、さらに面倒なものになってしまいます。汚れてすぐのタイミングで対処するのが汚れ落としには一番効果的。だから、『○○したついで』にするようにすると、余分な動きも少なくおすすめです。

いくつか、場所ごとにご紹介しましょう。

■キッチンのコンロ周り

油汚れは、温かいうちに対処するとするっと落ちます。
料理をした後、水で濡らしたクロスやキッチン用シートで一拭きするだけで、力も時間もかからず綺麗になります。ぱっと見では綺麗でも油は飛んでいるので、料理後にはさっと一拭きするだけで綺麗な状態が長持ちします。

また、日々の拭き掃除ができず、汚れが残っている時も、パスタやうどんを茹でる時に掃除をするのも手です。高い温度と湿度の蒸気のおかげで油汚れが緩むので、そのスキに水拭きしましょう。

■キッチン排水口の掃除

週に1回、泡タイプの塩素系漂白剤を排水口周りにかけておくと、ヌメリが取れて綺麗がキープできます。

■キッチンの三角コーナーや排水口

三角コーナーや排水口のフタは、一層のこと取り除いてしまうこともおすすめ。三角コーナーの代わりに、生ゴミは100円ショップでも購入可能な自立式の水切りポリ袋を使えば、三角コーナーの掃除もしなくて良くなり、手間も減って衛生的です。
また、排水口はふたを取ってしまうことでゴミ受けに入った生ゴミが直接見えるので、小まめに捨てる習慣がつきます。

■浴室

湿度の高い浴室は、ちょっと油断するとカビが生えてしまいます。カビが生えてしまうと塩素系のカビ取り剤を使わないと除去できず、掃除もさらに大変に。
カビが繁殖する原因は、湿度、温度、栄養(石鹸カス、皮脂など)です。入浴後に残った石鹸カスはお湯で流して、原因となる3つをなくす習慣にすると、浴室掃除がラクになります。
また、天井の掃除はフロアワイパーにマイクロファイバークロスをつけて、お風呂用洗剤をワンプッシュし、端から天井を拭くと楽チンです。

浴室をキレイに維持するコツ

 ①入浴の最後に、50℃くらいの熱めのお湯を浴室全体にかけ、この時に
 石鹸カスも落とす。熱めのお湯をかけることで、カビ菌の繁殖を抑えます。

 ②スクイジーで水気を切る(もしくはタオルで拭く)。

 ③換気扇・窓を開けるなど、しっかり換気をし、水気を残さないようにする。
 これだけで、カビの繁殖がグッと抑えられます。

 ※熱めのお湯を使用する際は、ヤケドをしないようにご注意ください。

■洗面台

朝または夜の洗顔後、タオルを洗濯カゴに入れる前に、そのタオルで洗面所の鏡や蛇口、洗面台をサッと一拭きすると、汚れのこびりつきを防げます。

ちょっとの習慣で、あの頑固な汚れ落としをせずにすむのはありがたいですね。
(取材/文・橋本真理子)

※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

くくる

PROFILE
関西エリアで活動し、掃除から料理までマルチに活躍。大手家事代行会社で研修担当の経験がある家事のベテラン。主婦経験も長い。効率よくピカピカにする熟練の掃除テクニックと心あたたまる家庭料理で依頼者からの信頼も厚い。タスカジハウスキーパー向け講座の講師としても活躍している。

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