年長さんが学ぶって楽しい!と思える環境づくりを始めよう
![勉強する親と娘](https://img.benesse-cms.jp/tamahiyo/item/image/normal/636d5d51-9307-40dc-bc4e-b8b3f391bf41.jpg?w=699&h=466&resize_type=cover&resize_mode=force)
小学校入学まであと1年。入学までにいろいろと準備を進めておきたいと考えているママやパパも多いでしょう。
学びたいこともたくさんあれば、習慣づけたいこともたくさん。
そんな中でぜひ年長さんに身につけてもらいたいのが「自分から学ぶ姿勢」。この学ぶ姿勢が、小学校に入学してからはとても大切なものになるのです。
どうして大切? 「自分から学ぶ力」
やらされるではなく、自分からやっていく力。すぐに答えを求めるのではなく、自分で考えて調べ、答えを見つける力。そういった「自分から学ぶ力」を身につけると、小学校に入学してからも自信を持って、意欲的に勉強に取り組むことができます。
そして、この「自分から学ぶ力」は家庭でこそ伸ばしやすい力です。おうちでなら、自分で決めたことを自分のペースで取り組むことができます。
少しの時間でも、毎日自分から机に向かう習慣作りをしていきましょう。
どうやって「自分から学ぶ力」を伸ばす?
自分から学び、伸ばしたい力はたくさんありますが、その中でも小学校入学までに伸ばしたい力は5つ。それも、家庭での学習方法を工夫するだけで、自分から学ぶ、自分から学習に取り組む習慣がつけられるようになります。
1. 国語・算数の基礎を自分から楽しく学ぶ
読み書きや計算は小学校入学時から重要な学習のひとつになります。
でも、ただ単調に読み書きや計算を繰り返すだけでは、なかなか楽しいとは思ってもらえません。「やりたい」「おもしろい」と思ってもらえるような教材選びをすることが大事になってきます。また手を動かして学ぶワークだと、学びも自然と深まります。
2. 自分で調べる習慣をつけよう
「これはどういうことだろう?」と疑問を持ったときに自分で調べることができるのは、とても大きな力になります。
時間をかけて自分で調べたり、答えにたどり着くことができると達成感と自信につながります。調べるときにも、わかりやすく、楽しく調べられるアイテムがあると良いでしょう。
3. 時間を意識して自分から行動できるように
小学校に入学してからは時間がとても重要なキーワードになってきます。
時計が読めるだけではなく、時間を意識して、行動する力を身につけなければなりません。そのためには、時計を読めるようになったうえで「歯みがきをする時間だ」「そろそろお風呂の時間」など時間に合わせて行動ができるように生活に取り入れていくようにすると良いでしょう。
4. 疑問に思ったことは確かめよう!
年長さんには不思議に思ったり、興味があることがたくさん。「どうしてこうなるんだろう?」と疑問に思ったことは、自分の手で試したり、実験をして確かめることが大事です。
そうやって得た知識は定着しますし、新しい発見ができたことは子どもにとっても刺激になります。
5. 自分からすすんで机に向かうには?
「自分で学ぶ力」をつけるのに一番重要だと言っても過言ではないのが、自分から机に向かう習慣づくりです。まずは少しずつでもいいので、「机に向かうことが楽しい」と思ってもらえるようになることが大事です。
やる気がでるような環境づくりや、学習がしやすいように整理整頓することを学ぶようにしましょう。
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まずはなにから取り組んだらいいか分からないという人も、ぜひじゃんぷ4月開講号で「自分で学ぶ力」を身に着けるスタートを切ってみてくださいね。
取材・文/ふくだりょうこ
取材協力/こどもちゃれんじ