もう面倒じゃない!「シチューの残りで」「フライパン1つで」子どもが大好きグラタンの作り方
子どもの大好きなメニューの1つがグラタン。けれど、決め手のソースは小麦粉がダマになったりして失敗することも。そこで口コミサイト「ウィメンズパーク」のママたちのグラタンレシピを紹介するとともに、料理研究家のほりえさちこさんに失敗しないグラタンの作り方を教えてもらいました。
我が家の鉄板グラタンレシピ
――まずはママたちのグラタンレシピを紹介します。
■フライパン1つでできるなんちゃってグラタン
「なんちゃってグラタンです。素を使わず、固形コンソメを使います。具を切って炒めて、小麦粉を入れて牛乳で溶いて、マカロニをそのままいれて煮込んで、途中でコンソメを投入、チーズとパン粉をのせてフライパンごとそのままオーブンに入れます。あればミートソースも少しのせると美味しいです。グラタンがあれば、あとはサラダでいいのでラクです」
■よく作るのは鮭とほうれん草のグラタン
「鮭を一口大に切って、フライパンで両面焼いて取り出してバターで玉ねぎと小麦粉炒めて牛乳で伸ばしてコンソメで味付けて(生クリームは使いません)ホワイトソースもどきにして焼いた鮭と、茹でたほうれん草と絡めて耐熱皿へそのまま耐熱皿は冷蔵庫でも冷凍庫でも入れて、食べたい時に上にチーズとパン粉のせてレンジでチンしてオーブントースターで焼きます」
■レンチンでホワイトソース作り
「ホワイトソースをフライパンで作ると時々失敗するので、ホワイトソースは、耐熱ガラスのボウルにバター・小麦粉・牛乳を入れて電子レンジでチンです」
■シチューのあまりをグラタンに
「グラタンもどきを時々作ります。それはシチューが余った時。シチューを多めに作った時。マカロニを茹でてお皿に並べ、シチューを入れてマカロニとかき混ぜ、チーズを乗せてオーブンのグラタンをポチッと。でできあがりです」
■市販のソースを使って失敗なし!
「グラタンの素というのか、市販のものを使ってならちょいちょい作ります(笑)。私のレシピではないですが、作り方のとおりに作る分には簡単だから。手抜きしたい時の夕飯にしています」
失敗しない!簡単 グラタンレシピ
料理研究家のほりえさちこさんに、簡単なグラタンレシピと、失敗しないためのコツについて教えていただきました。
「はじめにフライパンにバターを熱し、鶏肉(ベーコン、ウインナーでも)や、玉ねぎを炒めます。玉ねぎがしんなりしてきたら、小麦粉を具にまんべんなくまぶします。牛乳を加えてへらで混ぜ合わせます。
小麦粉を具にまぶすことで、ダマにならずなめらかなソースが作れますよ」
(ほりえさちこさん)
鶏肉のグラタン
(材料)
マカロニ … 60g
鶏もも肉 …大1枚
塩 …小さじ1/2
こしょう …適量
玉ねぎ …1個
オリーブ油 …大さじ1(バター20gでも)
小麦粉 …大さじ3
水 …1/2カップ
牛乳 …2カップ
コンソメ …小さじ1
冷凍いんげん…60g
ミニトマト …8個
ピザ用チーズ…100g
お好みで粉チーズ 適量
(作り方)
1.鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、塩、こしょうをもみ込む。玉ねぎは薄切りする。
2.フライパンにオリーブ油を熱し、鶏肉を皮目から中火で焼く。
3.肉の色が変わってきたら、鶏肉をフライパンの端に寄せ、玉ねぎを入れ炒
める。
4.玉ねぎがしんなりしたら、小麦粉を加えて全体に馴染ませ、牛乳、コンソメ、いんげんを入れて煮る。
5.4~5分煮たら塩、こしょうで味をととのえる。
6.グラタン皿(2~3個分)にバター(分量外)を薄くぬり、ゆでたマカロニ、4を等分にしてグラタン皿に入れ、ピザ用チーズをのせる。
7.最後に、ミニトマトをのせて、お好みで粉チーズをふりトースターで数分焼き、チーズに焼き色がついたら取り出すして出来上がり。
手間がかかるイメージがあるグラタンですが、ほりえさちこさんのレシピなら、ダマにならすに、うまくいきそうですね。
(文/酒井範子)
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
ほりえさちこさん
PROFILE
料理研究家、栄養士、食育アドバイザーの資格を生かし、離乳食からおべんとうづくりまで幅広いレシピを紹介。著書は(主婦の友社)『おいしさ満点!中高生の基本のお弁当』(成美堂出版)『大人かわいい飾り切り』『3品15分 超時短 糖質オフ1か月晩ごはん献立』(主婦と生活社)、新刊『おべんとうの教科書』(学研プラス)など多数。
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