保育園選びのポイントは?“立地重視”の場合、チェックすべき5つのポイント【専門家】
2023年4月の保育園入園の申し込み時期が近づいてきました。そろそろ保育園のリサーチや見学を始めているママ・パパもいるのではないでしょうか? たくさんある保育園の中から、わが家の希望に合った園を選ぶのは大変! そこで、何をポイントに保育園選びをすればいいのか、保活のエキスパート・山下真実さんにアドバイスをもらいました。
まずは、保育園選びで何を重視したいかを確認
「通園&通勤しやすい園がいちばん!」「保育スタッフや園児の雰囲気を重視したい」「習い事などの有料カリキュラムが豊富な園がいい」「使用済み紙おむつの持ち帰りがないなど、サービスが充実している所を選びたい」など、家庭によって保育園を選ぶときの重視ポイントはさまざまでしょう。まず、保育園選びで大事だと思うポイントをママ・パパで話し合ったりしながら整理をすることが大切です。
保育園の立地を重視するファミリーはここをチェック!
保育園選びで重視したいことが整理できたら、近隣にある園の中から、その重視点に合った園を探していきます。今回は、「自宅からの距離が近いほうがいい」「送り迎えや通勤に便利な園がいい」など、保育園の立地をいちばん重視したいというママ・パパがチェックをしたほうがいい5項目をまとめました。
【1】自宅から保育園に通いやすいか
自宅から保育園まで、実際に登園するときと同じ手段(抱っこひも、ベビーカー、自転車、自家用車など)を使って赤ちゃんと行ってみましょう。坂があって意外に時間がかかるなど、発見があるかもしれません。
【2】最寄り駅から保育園に行きやすいか
保育園から最寄り駅や勤務先が離れていると、通勤やお迎えに時間がかかってしまいます。園から最寄り駅や勤務先へのルートもシミュレーションしてみましょう。
【3】ベビーカー置き場、自転車置き場などはあるか
保育園にベビーカーを置いたまま出勤できるか、自転車を利用する場合は保育園や最寄り駅に自転車置き場があるかも重要です。自家用車での登退園を考えている場合は、駐車場があるかどうかもチェックしましょう。
【4】天候が悪いときも通いやすいか
ベビーカーや自転車で通勤や送迎をする場合はとくに、雨天など天候不良のときはどうするかも考えて園を選ぶといいでしょう。
【5】園のまわりの交通状況は安全か
忘れてならないのが、園のまわりの交通状況。子どもと一緒に歩いても危なくないか、通園やお散歩のときの道路事情もチェックして。園の前や周囲の交通量、歩道はあるかどうかなども確認しておきたいところです。
取材・文/ひよこクラブ編集部
ママ・パパが保育園選びで何をいちばん大事に考えているかを、整理してから保活をすることで、効率的に保育園の絞り込みができそうです。子育てで忙しい中での保活は大変ですが、保育園に入ってから後悔しないためにも、しっかりと園選びをしたいものです。
『後期のひよこクラブ』2022年秋号には、保活のスケジュールや、保活激戦区で入園するための戦略、わが家に合った保育園を選ぶためのチェックポイントなどを解説した「2023年4月 1才児クラスに入るための保活最前線」特集があります。
参考/『後期のひよこクラブ』2022年秋号「2023年4月 1才児クラスに入るための保活最前線」
●掲載している情報は2022年8月現在のものです。