長期休み、3食作るのがしんどい! わが家の最強で最高のずぼら飯はこれ。料理家おすすめは『ホットプレート活用術』
「たまひよ」アプリユーザーに「連休や長期休みで家族が揃うのは嬉しいけれど、面倒なのが3食のごはん作り。あなたの最強で最高においしい手抜き料理&アイデアがあったら教えてください」と、アンケート調査。ダントツで多かったのは、季節的なこともあり鍋。そしてたくさんの美味しいずぼら飯レシピが寄せられました。料理家で食育アドバイザーのほりえさちこさんに聞きました。
時短料理で野菜もたっぷりとれる「鍋」は最強!
「鍋でしょう!野菜を切って、豆腐入れて、お肉入れて10分で完成!」(山わさび)
「鍋です。翌日そのスープでラーメンとか、1回で2食分の食事を作ります」(ふぅたろうママ)
「この時期は鍋ですね。朝は具だくさんスープ、昼は煮込みラーメン、夜は残ったスープを味変して違う鍋にします」(えぴ)
「鍋→翌朝は雑炊→昼はチーズ乗せてリゾット。3回いけます」(ちゃあり)
まだまだあるよ、家族が喜ぶ美味しいずぼら飯
「鶏手羽に塩コショウしてグリルで焼くだけ。見た目は作った感あるし、ボリュームあるし、美味しいし、家族からも大好評です」(いちご大好き)
「手巻き寿司です。具材はウィンナーをゆがいて、ツナ缶にマヨネーズをあえて、あとは納豆でOK。子どもも喜ぶし見栄えも良いので楽しい食卓になります」(ぱぐぱぐ)
「ひき肉、玉ねぎを炒めてすき焼きのたれで味付け。最後に目玉焼きを乗せれば、なんちゃってガパオライスです」(みい)
「火を使わないチンするオムライスが我が家の定番です。
電子レンジ対応のカップにごはん、ケチャップ、シーチキンをいれて混ぜ混ぜ。その上に溶き卵、溶けるチーズを乗せてレンジでチンすれば完成です」(ぴちゃん)
「夫にお願いして時々、チャーシューを大量に作ってもらい冷凍しています。チャーシュー炒飯、チャーシューのせラーメン、チャーシューサンドなどアレンジは自由自在!」(ぱる)
「我が家は鶏チャーシューを大量に作り置きしています。鍋に調味料と水を入れて沸騰したら鶏むね肉をいれて、少し煮たら放っておくだけ。ついでに煮卵もたくさん作ります。
鶏チャーシュー丼、鶏チャーシューのサンドイッチなどなど、色んなものに使えて便利です」(貝)
「巻かないロールキャベツを圧力鍋で作ります。キャベツとお肉を交互に重ねるだけですが、味は一丁前にロールキャベツです(笑)」(アイス好き)
そして「義実家で御馳走になる」「Uber EATS」「外食」という人もチラホラ。とはいえ長期休みの三食づくりはマンネリになりがち。
料理研究家のほりえさちこさんに、長期休みのごはんづくりアイデアを伺いました。
「休みが続く日はホットプレートを活用しましょう」と、専門家
「休みが続く日はホットプレートが便利です。
我が家は長期休みになると、テーブルにホットプレートを出しっぱなしです。
朝は目玉焼き、ウィンナー、パンを焼いて、昼は焼きそば、夜はお好み焼き、なんてことも。
蒸ししゃぶしゃぶ、酒蒸し、ビビンバ、オムライスなども作れます。
下準備さえすれば、あとは座って調理できるのも嬉しいポイント。
ママ友家族が遊びに来た際の、おもてなし料理としても大活躍です」(ほりえさちこさん)
おすすめホットプレート活用レシピを紹介します。とっても簡単だけど味は本格派。料理が苦手なママパパにおすすめです。
焼肉チャーハン
(材料)4人分
卵 4個
サラダ油 大さじ1
牛肉薄切り 300g
A(鶏がらスープの素 醤油 各小さじ2、 酒 大さじ1、おろしにんにく 小さじ1)
ごはん 800g
コーン 大さじ6
焼肉のたれ 大さじ6
バター 10g
万能ねぎの小口切り 適量
(作り方)
1.ホットプレートを200度にして人数分の目玉焼きを焼いていったん取り出す。
2.牛肉にAをもみこむ。
3.ホットプレートは200度にし、油大さじ1を熱し2を入れてさっと炒め、8割がた火が通ってきたらごはんを中央にいれコーン、バターをちらして蓋をして火を通す。
4.肉に火が通ったら、焼肉のたれを加え、全体を混ぜ合わせ水分がとんだらあらびき胡椒をふる。万能ねぎの小口切りをちらし目玉焼きをのせる。
サムギョプサル風 焼肉
(材料)2~3人分
豚バラブロック 400~500g
A(味噌 大さじ1、コチュジャン 大さじ2、はちみつ 小さじ1、白すりごま ごま油 各大さじ1/2)
サンチュやえごまの葉 適量
長ネギ 適量
キムチ 150g
エリンギ 1パック
ピーマン 3~4個
(作り方)
1.ねぎは白髪ねぎにし皿に盛り、サンチュまたはグリーンリーフも皿に盛る。
2.豚バラブロックは7~8mm厚に切り、塩、胡椒をまぶし、お好みでエリンギ、ピーマンなど食べやすい大きさに切る。
3.ホットプレートを熱し、肉、野菜、キムチを焼く。
4.火が通ったらサンチュにのせて、Aのたれを添えていただく。
蒸ししゃぶ
(材料)2~3人分
豚肉しゃぶしゃぶ用 300g
もやし 1袋
キャベツ 2~3枚
ピーマン 3個
しめじ 1パック
えのきだけ 1/2パック
海苔 適量
青じそ 6枚
梅肉 適量
ピザチーズ 80g
ミニトマト 4~5個
ポン酢 適量
(作り方)
1.ホットプレートの天板にもやし、ざく切りしたキャベツ、細切りしたピーマン、子房にしたしめじ、手でさいたえのきだけをたっぷり敷き詰める。
2.1の上、全面に豚肉をのせ、水大さじ2を加えて蓋をして蒸す。(200度)
3.野菜のかさが減り肉に火が通ったら、半分にちぎった海苔をしき青じそを並べて梅肉をのせ、残り半分にはピザチーズをのせて半分に切ったミニトマトを並べる。
4.再び蓋をして蒸し焼き(200度)する。火が通ったらポン酢でいただく。
ごはんピザ
(材料)3~4人分
ごはん 400g
A(卵2個、醤油小さじ2、ピザ用チーズ50g)
バター 10g
ケチャップ 適量
お好みで柚子胡椒 適量
★(ベーコン1~2枚、トマト小1個、コーン大さじ3)
☆(ウインナー2~3本、ピーマン1個)
ピザ用チーズ 100g
(作り方)
1.ベーコンは2cm幅に切り、ピーマンとウインナー、トマトは輪切りする。
2.ごはんにAを混ぜる。
3.ホットプレートを中で加熱し、バターをぬったら2を広げて平らにする。
4.3の半分にケチャップ、残り半分にお好みで柚子胡椒をぬり、ケチャップの上に★をのせ、柚子胡椒の上に☆をのせる。
5.全体にチーズをのせて蓋をし強で4~5分蒸し焼きする。(チーズはごはんからはみ出るように)
ホットプレートの活用はホットケーキや焼肉だけではありません。年末年始にも活躍しそうですね。
文/和兎 尊美
ほりえさちこ
料理研究家、栄養士、食育アドバイザーの資格を生かし、離乳食からおべんとうづくりまで幅広いレシピを紹介。SNSでは日々作っている料理や息子(高校生)のお弁当やおやつなどを紹介しています。著書は『おべんとうの教科書』(主婦の友社)『大人かわいい飾り切り』(主婦の友社)『3品15分 超時短 糖質オフ1か月晩ごはん献立』(主婦と生活社)など多数あります。最新刊『おいしい副菜』(池田書店)が好評発売中。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。