乳児痙攣!喘息!に続く第三の病!!【御手洗直子のコマダム日記 #152】
一大センセーションを巻き起こした「婚活コミック」著者、御手洗直子さんが結婚して2児の姉妹の母に。あいかわらずのつっこみどころ満載の日々、渾身のひとコママンガ&エッセイでお送りします。
「つっこみが止まらないコマダム日記」#152
今回は子どもの持病にまつわるお話です。
一難去ってまた一難
むすめ(長女)はわりと病気をすることもなくスクスクと育ったのだが、2号(二女)はいくつかの病気を通ってきた。まず生後11ヶ月で発症し救急搬送されて入院した乳児痙攣である。2号の場合、熱性痙攣ではなく最終的に診断された病名は『良性乳児痙攣』であった。こちらは痙攣止めの薬を一年間飲み続け1歳の終わりに卒業した。
さて乳児痙攣卒業の診断を受けたその日、小児喘息(ついでに肺炎)と診断され入院した。そんなことってある?!乳児痙攣の定期検診の際、なんか風邪っぽいのでついでに見てくださいとお願いしたら血中酸素濃度が91でなんだかんだされてレントゲンまで撮られて肺が白かったのである。ちなみに2号は元気であった。病室で踊りながら歌っていたのでこの病態でこんなに元気な子は見たことがないです。と先生に言われるくらいには元気であった。素人の私が見破るのは無理では…?いつから肺炎だったのだろうか…。
そのまま入院して以後5年間ひたすら毎日喘息の薬の服用と吸入である。くそめんどくせえ~~~~;;;くはあるが、おかげさまでちょくちょく発作はあったものの、最近ではその頻度も減りここ一年ではほぼ発作が起こることも無くなった。いや~~、そろそろ喘息の薬ともお別れかね~~~と言いつつ、現在小1になろうという3月にまだ喘息の薬とはお別れできてはいないのだが、ここへ来て新たなる病敵に遭遇したのである。
それは就寝中の出来事であった。
もともと寝相が悪いなァと思ってはいたのだが、なんか、尋常ではないのである。ほぼ『暴れている』という状態に近い。四つん這いになったり、そのまま丸まったり伸びたり縮んだりしている。どっか痛いのかな…?とよくよく様子を見ていると、息をしていない。そして息ができない苦しさで暴れているのである。その後『ーーーーーッ!ハァッハァッハァッ!』という感じで今海の底から上がってきました。みたいな呼吸の仕方をしているのである。やばい。
新たなる持病の襲来2号6歳の夏であった。(つづく)
御手洗直子
Profile pixivで大人気。累計閲覧数1100万を誇る爆笑コミックエッセイスト。なんでそんなにネタ満載人生を・・・という謎の人。既刊に「31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる」「31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる」(共に新書館)、「腐女子になると、人生こうなる!~底~」(一迅社)、「つっこみが止まらない育児日記」「さらにつっこみが止まらない育児日記」(ベネッセコーポレーション)など。たまひよのサイトで、数話限定公開中。
御手洗直子twitter:@mitarainaoko