2歳・3歳の力を伸ばす「教えない知育」とは? 自主性を尊重する関わり方のポイント3つ
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さまざまな場面で自己主張が強くなってくる2歳・3歳の子どもたち。
知育を進めるにあたっても、おうちの方と子どものペースが合わずに悩むことも多いのではないでしょうか。
そんなときは、ママやパパがつきっきりにならない「教えない知育」を実践することで、子どもの自主性を尊重しながら力を伸ばす方法に切り替えてみませんか。
「自分で」やりたい2歳・3歳だからこそ、「教えない知育」が効果的
知育と聞くと、いわゆる「お勉強」をイメージするおうちの方が多いかもしれませんが、2歳・3歳の子どもは遊びの中での実体験を通じて、知識を増やしていきます。
そのため、2歳・3歳の知育では、子ども自身の「自分でやりたい!」「もっと知りたい!」という気持ちを上手に後押しして、自分から遊びに取り組める環境を整えることが重要です。
「自分でやりたい!」という主張が強くなるこの時期は、知育においても子どもの自主性を尊重する必要があります。何に、どのタイミングで興味を持つかは、子ども一人ひとり違います。
子どもがひとりでも学びを深められる環境を用意したうえで、何にどう取り組むかは子ども本人に任せる「教えない知育」で子どもの力を伸ばしていきましょう。
2歳・3歳の力を伸ばす「教えない知育」で大切なポイントは?
「教えない知育」を実践するにあたっては、次のようなポイントを押さえておくと、2歳・3歳の力を伸ばしやすくなります。知育玩具や教材を選ぶ際は、これらのポイントを意識してみるとよいでしょう。
●「知りたい」気持ちを盛り上げる
お気に入りの知育玩具や教材が見つかっても、いつも同じ問いかけに答えるだけだと、子どもにとっては知っている知識の確認作業になってしまい、なかなか「知りたい」という意欲がかき立てられません。
2歳・3歳の子どもが知っている身近な題材を扱いながらも、1回目、2回目と取り組むごとに知識をより深めていけるものを選ぶと「もっと知りたい!」という気持ちが盛り上がり、より多くの知識を得られるようになります。
また、言葉、ひらがな、数、英語、生活習慣、知育など、扱うテーマが多岐にわたっていることも、「知りたい」という意欲を継続的に引き出すうえでは重要です。
●「自分でやりたい」を最大化する
「教えない知育」に適した知育玩具や教材を選ぶにあたっては、子どもがひとりで操作してどんどん先へ進めるかをチェックしておきましょう。
タッチペンなどは感覚的な操作ができるものを選ぶと、子どもが興味の赴くままに取り組むことができ、「自分でやりたい!」という思いを満たすことができます。
また、2歳・3歳の子はいつも同じ反応が返ってくるだけだとすぐに飽きてしまうので、「自分でやりたい!」を最大化するには、タッチする場所ごとに異なる種類の音声が流れるなど、子どもの興味を引きつける仕掛けのあるものを選ぶことが大切です。
●遊びを自然と学びへつなげる
2歳・3歳の子どもたちは、五感を使って遊ぶ経験を通じて、さまざまな知識を身につけていきます。
遊び方がワンパターンに限定されずに、切り口を変えながら多様な遊び方ができる知育教材を選ぶと、子ども本人は新しい体験に夢中になって遊んでいるつもりでも、いつの間にか学びを深めていくことができます。
ワークやドリル教材での「お勉強」からスタートするのではなく、まずは音声や映像なども活用しながら、子どもが遊び感覚で取り組める知育玩具や教材を選び、遊びの中での実体験を伴った学びへとつなげていきましょう。
2歳・3歳の今だからこそ効果的な「教えない知育」にチャレンジしてみたいけれど、具体的に何からどう始めればよいのかわからない…と悩んでしまうママ・パパは<こどもちゃれんじ ぽけっと>を試してみるのもおすすめです。
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「教えない知育」は子ども自身に委ねる部分が大きいため、おうちの方としては不安を感じることもあるかもしれません。そんなときは、「子どもは今、さまざまな知識のほかに『自分から主体的に学ぶ』という姿勢そのものを身につけているんだ」と考えてみましょう。
「教えない知育」によって育まれる主体的に学ぶ姿勢は、お子さんの一生の財産になるはずです。
取材・文/安永美穂 取材協力/こどもちゃれんじ
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