【成長日記8カ月】人見知りも大爆笑も。感情が豊かに<小泉恭平くん第11回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
8カ月を迎えた小泉恭平(きょうへい)くんは、ビニールプールでの水遊びに初挑戦。ママがすぐそばで見守っていると、プールのお水を手でちゃぷちゃぷするなど、楽しく遊ぶことができたそうです。
小泉恭平くん&しずかさん&勇人さん
結婚4年目で恭平くんが誕生。パパは公務員、育休を取得していたママは今年4月に会社員に復職。キャンプ、ゴルフ、散歩が夫婦共通の趣味です。
歯が2本増えて、顔立ちが「子どもっぽくなった」と感じるように
下の歯2本に加えて、上の歯が生えてきました。歯が生えそろっていくのに合わせて、だんだんと顔だちが“赤ちゃん”から“子ども”らしくなってきたと感じ、うれしい反面少し寂しさも…。
先日、1カ月半ぶりにじいじに会ったら大泣き。人見知りが始まったのかもしれません。一方で、私やパパが何をしても笑い転げる時間もあり、感情の幅が広がっているようです。
最近ハマっているおもちゃは…
対象月齢は8カ月ごろからの『いたずら1歳やりたい放題』というおもちゃを購入。扉の開け閉めをしたり、マヨネーズのボトル風のおもちゃを押してみたり、ずっと遊んでいます。
片手を挙げてごあいさつができるように
私の友だちが遊びに来たときに、片手を挙げたポーズであいさつをしていて、「そんなことができるようになったの?」とびっくり。両手をたたく動作など、大人の動きを観察してまねっこができるようになってきました。
安全対策にベビーゲートを導入
家の中での行動範囲が広がってきたので、室内の安全対策を見直し中。キッチンの出入り口にベビーゲートを取りつけました。
身長、体重とも増えは少しゆるやかに
小泉恭平くんの発育曲線
小泉恭平くん8カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]人見知りは成長段階でみられる必要な反応です
赤ちゃんが立ったり歩いたりすると、成長の喜びと同時に「もう赤ちゃんではなくなってしまった」という寂しさを感じるママ・パパは少なくありません。恭平くんは運動発達も早めなので、ママがそんな気持ちになってしまうのもわかります。
人見知りも成長とともにみられる必要な反応です。記憶力がさらに発達してくると、久しぶりに会っても泣かなくなります。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“室内遊び・声かけの気がかり”について教えて!
【Q】絵本は同じものを繰り返し読んでもいい?
絵本を並べて見せ、選んだものを読み聞かせしています。でも、選ぶのはいつも同じ絵本です。同じ絵本を繰り返し読んでもいいですか?たまには親が選ぶなどして、いろいろな絵本を読み聞かせしたほうがいいのでしょうか?また、今後、親が絵本を購入するときに選ぶポイントがあれば知りたいです。
【A】1冊を繰り返し読むことは言葉の理解につながります
たいていの赤ちゃんには、おもちゃでも絵本でも「これがお気に入り」というものがあり、大人からすると「飽きないのかな」と不思議に思うほど繰り返し遊んだり読んだりするものです。自分で選ぶということは、よほどのお気に入りなのでしょう。同じ絵本を繰り返し読み聞かせることは、言葉を覚えることにつながります。次のお気に入りが現れるまでは、何度でも読んであげてください。
なお、0~1才ごろの赤ちゃんには、絵や色がはっきりしていて、内容や言葉がシンプルな絵本がおすすめです。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/古川はる香、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年6月現在のものです。