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保活の気がかり「4・5月生まれは、絶対に0才児クラスに入れるべき?」【専門家に聞く】 

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「保育園に入るための活動=保活」は、一般的に年度途中の入園は難しく、1才児クラスよりも0才児クラスのほうが入りやすいもの。
「生まれ月が遅かったら、1才を過ぎてから入園させたかった。でも『4月生まれなんだから、当然、4月に0才児クラスに入園させるよね』という周囲のプレッシャーにモヤモヤ…」という声が。年度始め生まれには年度始め生まれの保活の気がかりがあるようです。「年度始め生まれは、絶対に0才代で入園させるべき?」という疑問を、保活のノウハウをメソッド化した著書もある、保活のエキスパートの山下真実さんに聞きました。

0才児クラスに申し込むほうが、入園難易度が低めなのは事実

一般的に年度途中の入園は難しく、1才児クラスより0才児クラスのほうが入りやすいもの。0才児クラスの4月入園に申し込めるのなら、そのほうが希望園に入れる可能性が高まります。

来春4月に入園するときに、4月・5月生まれ(年度始め生まれ)は10カ月~1才に。育休が原則1才の誕生日の前日までということを考えると、とくに早すぎる月齢での入園(復職)ではないでしょう。

ただし、0才代の入園に納得できるかどうかは、各家庭の考えによります。夫婦でしっかり話し合いましょう。

0才児クラスに申し込むかどうか、夫婦で話し合って考えて

子どもの入園時期は、ママの復職のタイミングに大きくかかわります。

キャリアアップのために復職時期の調整が必要なのかそうでないのか、できるだけ長く育休をとることを望むのかなど、お互いの状況や考えを夫婦で話し合って。2人目を希望するなら、それも視野に入れて考えましょう。

また、いつごろ復職予定かヒアリングされてから産休に入ることが多いですが、育休中にママも職場も事情が変わってしまうことが。復職時期については、再度、職場としっかり相談しましょう。

復職時期に悩んだら「いかに子どもを大切にしながら仕事をするか」を軸に考えて

0才児クラスの4月入園に比較的申し込みやすい年度始め生まれですが、「0才代で入園させるのはかわいそう?」と悩む人もいるでしょう。

「『復職時期を考えるときに、子どもと一緒にいることと、子どもと離れて仕事することのどっちを優先する?』となりがち。でもこの考え方はおすすめできません」(山下さん)

親にとって子どもが大事なのは明らかなので、この2択で考えると、保育園に預けて働くことにネガティブになりがちだからだそう。

「『子ども』と『仕事』の2択ではなく、『いかに子どもを大切にしながら仕事をするか』を軸に『いつ、何をするのがベストか』を考えるといいでしょう。
また、「保育園は育児の頼れる伴走者。『預けるなんてかわいそう?』と悩むことはありません」(山下さん)

0才児クラスに入るために手を尽くすのか、それとも翌年の1才児クラスを本命にするのか、「子どもを大切にしながら仕事をする」ためにどちらがベストか、夫婦で相談するのがいいようです。

「年度始め生まれなんだから、0才児クラスに申し込むべき」という周囲のプレッシャーにモヤモヤしてしまう人も。0才児クラスの4月入園に申し込む方が保活を有利に進められるのは事実ですが、それはママ・パパが0才代の入園に納得できることが前提。0才児クラスでも1才児クラスでもどちらに申し込むときも、「子どもを大切にしながら仕事をする」ために何がベストか、周囲からの圧力は気にせず、夫婦でしっかり話し合って決めることがポイントです。

監修/山下真実さん イラスト/くぼあやこ 取材・文/ひよこクラブ編集部

『中期のひよこクラブ』2023年夏号では、「年度始め生まれの保活」についてポイントを詳しく紹介。年度始め生まれのおすすめの戦略を紹介しています。

参考/『中期のひよこクラブ』2023年夏号「早生まれ&年度始め生まれの保活 今やること・知っておくべきこと」より。

●記事の内容は2023年7月の情報で、現在と異なる場合があります。

「ここるく」HP

「はじめの親子教室」HP

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