【成長日記11カ月】やりとり遊びを楽しめるように<樫本絆那ちゃん第14回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
ベビーベッドの柵越しからママ・パパの様子をうかがう絆那(はんな)ちゃん。ママ・パパが「いた~!」など大げさに反応すると喜びます。
樫本絆那ちゃん&彩さん&真徳さん
ママはメーカー勤務で、育児休業中です。建設会社勤務のパパは絆那ちゃんが生まれてから、赤ちゃんと触れ合う時間が癒やしになっているそう。
大人のまねをするのに夢中です
私のすることをよく見ていて、ヘアゴムやヘアピンを前髪につけようとするのがマイブームです。つけようとしてなかなかつけられず、けなげに頑張っている姿をそばで見ていると、かわいくてつい笑ってしまいます。「ちょうだい」「どうぞ」などのやりとり遊びもできるようになりました。先日私と遊んでいたら、ふと思い立ったようにパパのところにはいはいし、どうしたのかな?と見ていたらパパにも「どうぞ」して感動!
また、ずりばいからはいはいに移行しました。急いでいる様子のとき高ばいの姿勢もするのですが、実際は、はいはいより高ばいのほうがずっと遅いのになぜ?と不思議(笑)。気持ちがあせるとその姿勢になるみたいです。
前歯で一口大をかみ取れるように
おやつの卵焼きをパクッ。以前は口の中に入れすぎてオエッとなっていたけれど、今は慣れて一口分の適量をつかんだ様子。前歯で少しずつかみ取りながら上手に食べています。
片手をはなして振り向くのもお手のもの!
壁や窓でもつかまり立ちできるまでに上達しました。名前を呼んだり、「こっち向いて~」と声をかけたりすると、ふらつくことなく振り向きます。
おもちゃを両手で打ち鳴らすのが好き
木のおもちゃをカチカチさせてご機嫌! 音が鳴るのが楽しいようで、カップのおもちゃでも同じようにカチカチ。
身長、体重とも順調に伸びています
樫本絆那ちゃんの発育曲線
樫本絆那ちゃん11カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]大人のすることをよく見て、まねをする時期です
大人が使う道具の使い方を理解し、まねできるようになる時期です。大人のすることをよく見ているので、ママ・パパはまねされて困ることは赤ちゃんの前でしないように気をつけて。1才になるころには伝い歩きが進化し、壁などに片手で触りながら前向きに歩けるようになるでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“暑い日のお世話・体調管理の気がかり”について教えて!
【Q】冷たい飲み物はいつから与えてOK?
暑さ対策でつい冷たいものを飲ませたくなりますが、おなかを壊さないかも心配で、常温の湯冷ましを飲ませています。
【A】0~2才ごろの子には冷たい飲み物は避け、常温を基本に
0~2才ごろの子に飲ませるものは常温が基本。冷たい飲み物はおなかへの刺激が強く、下痢を起こしやすいためです。1才から牛乳も飲めるようになりますが、室温に放置するといたみやすいので注意してください。冷蔵庫から出したら人肌くらいに加熱してすぐに飲ませましょう。
また、麦茶も室温のまま放置するのはよくありません。とくに赤ちゃんが一度口をつけたものは雑菌が繁殖しやすいので要注意。マグなどに麦茶を入れるときは飲みきれる量だけにすることを心がけ、こまめに洗浄することも忘れずに。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/永井篤美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年8月現在のものです。