SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. どうしても寝落ちできない夜、寝かしつけ中のうっかり寝を防ぐ方法は?専門家と先輩ママに聞く!

どうしても寝落ちできない夜、寝かしつけ中のうっかり寝を防ぐ方法は?専門家と先輩ママに聞く!

更新

朝ベッドで毛布に覆われた女性
ninelutsk/gettyimages

子どもを寝かしつけながら自分も一緒に寝てしまった経験、ありませんか?
寝落ちしても大丈夫な日はいいのですが、起きてやり残した家事をしよう、録画していたドラマを見よう…等、考えていたときは朝起きてビックリなんてことも。寝落ちしない工夫を「たまひよ」アプリユーザーに聞くとともに、乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママ(和氣春花)さんにアドバイスいただきました。

「寝落ちしないなんてむり!」

最初に「たまひよ」アプリユーザーに聞いた、寝落ちしないための、みんなの工夫からご紹介します。

「むり」(うさぎ)

「仕方ないから寝る」(さわお)

「眠い時は寝る方を優先します。そこで頑張って起きていても、次の日もたないから」(りさこ)

こんな声もありましたが、何人かは寝落ちしないためのテクを教えてくれました。

「工夫というか、パパに『もし寝てたら○時に起こしてね』と声をかけてます」(ふうまま)

「体を完全に布団に入れない! 入れると寝てしまう」(あとあ)

「アラームをかけるか、朝起きて仕事や家事をする」(うさうさ)

「バイブのみでアラームかける」(ベビまる)

「スマホのアラームだと子どもが起きてしまうので、スマートウォッチのアラームをセットして、眠ってしまっても振動で起きるようにしている」(ほのほの)

「深呼吸する。ミント系の軟膏を額に塗る。そしてまた深呼吸。目がめっちゃ覚める」(かえる)

「スマホをいじる」(ひろまる)

アラームをかけるなどの工夫はありますが、なかなか決定打はなさそうです。自身も2児のママである乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママさんは、どうしているのでしょうか。聞いてみました。

布団に横にならずに寝かす工夫を試してみて

「『寝落ちしないのは無理』というご意見、ごもっともです。お布団って横になると吸い込まれますよね。暗いお部屋で、スマホの操作もできないような環境ならなおのこと。
暗くなると人間は眠くなるホルモンが分泌されるようにできているので、眠ってしまうことはしごく当然なことなのです。ましてやママやパパ、とっても疲れていますものね。毎日の育児、本当にお疲れ様です。

そんな中で(できれば休んでいただきたいですが…そうはいかない方々のために!)、寝落ちしないためにできる工夫をお伝えします。

もっとも有効なのは『横にならないこと』です。
お布団に横になると、どうしても眠たくなってしまいます。だからといって、『おやすみ〜、バイバイ〜』と部屋から出ていくことは難しいでしょう。
そこで妥協点として、そばにはついているけれど、一緒に横にならずに座って寝かしつけをする方法を試してみていただきたいです。

座った状態でお子さんの背中やおなかをトントンしたり、声をかけるだけで寝る練習をしてみましょう。
最初はお子さんが体の上に乗ってきたり、『一緒にゴロンして!』と懇願してきたりして難しい部分もあるかもしれませんが、練習次第でそれを当たり前として受け入れることができるようになるものです。

では、どう練習していくのか。
まずはママ(パパ)は本来はどうしたいのか、ということを丁寧にお子さんに説明します。
『この後にやらなくてはいけないことがあって、まだ一緒に寝られない』などと説明をしたうえで、『でも寝付くまで一緒にということだったら、お部屋にいるよ。ただ布団に横になると寝てしまうので、横にはなれないの』とありのままを伝えてみましょう。

一方的にこちらの要望を押し付けるのではなく、お子さんの要求にも理解を示したうえで、できること・できないことを整理してお話をするとお子さんも受け入れやすくなります。
お子さん自身が納得して受け入れられれば、寝付いた後に『あれ? ママ(パパ)がいない!』と泣いて起きてくることも防ぐことができます。

横にならずに待っている間、ストレッチなどをするのも良いですね。時間が有効に使えると、寝かしつけのイライラを軽減できるかもしれません。
できるだけ会話は少なめにして(話にのってしまうと楽しくて寝なくなってしまいますから)、“電気を消したら寝るモード”という習慣をつくっていきましょう。

ママやパパの時間のために寝落ちしない方法をお伝えしましたが、眠くなるのは体が疲れているサイン。無理をせず、休める時に休んでくださいね」(ねんねママ(和氣春花)さん)

確かに、横にならなければ寝落ちする可能性は格段に減りそうですね。ぜひ参考にしてください。
(取材・文/メディア・ビュー 橋本真理子)

ねんねママ(和氣春花)さん

PROFILE
乳幼児睡眠コンサルタント。株式会社mominess代表。慶應義塾大学卒業。自身が夜泣きに悩んだ経験から国内外の乳幼児睡眠に関する資格を取得。0〜3歳モンテッソーリ教師資格保持。YouTube「寝かしつけ専門学校ねんねママチャンネル」やInstagramなどで発信を続け、2022年現在、SNSの総フォロワーは10万人超。運営する「寝かしつけ強化クラス」では月間200問以上の睡眠に関する質問回答を行っている。著書に『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』(青春出版社)がある。

ねんねママWEB

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年6の情報で、現在と異なる場合があります。

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング
関連記事
赤ちゃん・育児の人気テーマ
新着記事
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。